深読み過剰から歴史を語る
「コードギアス反逆のルルーシュR2」のロリ三大天を見て綴る。
幼い君主の親政、託弧の依命を果たす将相の困難とは…。
緊急告知:この記事をコードギアス反逆のルルーシュR2 TURN-12感想雑記にします★
「コードギアス反逆のルルーシュR2」第12話でロリ三大天の中華の少女がめでたく政治の実権を取り戻した。 天子の少女は長きに渡り大宦官達に政治の実権を握られていたのだったが、外の新興勢力を使って、内憂と外患を取り除くことに成功した。 かくて少女ながら天運と英邁さを示す天子が文武兼備の摂政の輔佐の下で治世を始めるのだった。
とまあ、これはあにめですが相当に歴史にもそういう例はある。幼少君主の即位に摂政の補佐ある例としては以下のような感じですね。
中国史からは周・成王、秦・昭王、秦・嬴政、漢・昭帝、三国の蜀・後主ときて中世は殆ど無かったような気がする。中世は幼い君主に取って代わる簒奪者がオンパレードだった。で、近代ならやっとこ清・順治帝、康煕帝でしょうかね。 日本史ならば室町に足利義満、徳川に家綱、家重とか該当しそうな。。。 フランス史ならば何と言ってもルイ十四世でしょうね。 ※他に該当者いたら教えてください。。
「コードギアス反逆のルルーシュR2」のロリ三大天。彼女達は少女ですが政治に深く関わり動乱期を生きている。
そのうちの日本人の皇神楽耶は、黒の騎士団の合衆国総帥ゼロの内儀として重きをなし、
中国人の天子は「コードギアス反逆のルルーシュR2」第12話で黒の騎士団の力を上手く使い内憂外患を駆除して実権を取り戻した。
そして、最後のひとりたるブリタニア人のナナリー皇女、エリア11総督が未だに総督親政などもっての他とばかりに不遇である
。(作品第12話現在)
★★歴史を紐解けば、幼少から王なり皇帝として即位したが、良い将相を得て立派に英明な統治者として名を残すことはある。 以下、彼等の行動を紹介する。
一、輔佐たる将相が幼少の君主に有能な家来を推挙してくれてもいる。 幼少の君主は何れ大人になれば自分で政治を執らねばならない。そのために幼い頃から付き合う有能な家来達をつけてあげて治世に活かす。幕府でも次の将軍に子飼いの家来をつけるのは最もよい例だ。ただ、これが摂政の権限拡大になると酷い結末になるが。ルイ十四世のリシュリュー、蜀後主の諸葛亮にいい話がある。
二、部下は自分で選ぶ。 これは相当に有能でないとできない! 一のように与えられた部下も摂政の息がかかっており、自分に背く可能性もある。また、先代から従っている家臣たちは当代と次代の比較を止めることが無いので、自分の家来として使いこなすのは苦労がいる。そのため、自分で自ら家来を選んで後の治世に活かす。ただ、これは余程に慎重にやらないと旧来からの部下達から彼等を切り離すので要注意だ。 露ピョートル大帝はこれの成功者だったし、秦・嬴政は丞相・呂不韋から推挙の李斯を逆に自分の家来に鞍替えさせた。清・康熙帝は幼いながらも密かに勇士達を鍛えて、後に摂政役の先代大臣達を追放させている。
三、忠誠無比に期待する。天運に委ねるより他に無し。 摂政が忠誠無比で幼い主君から煙たがられようと、奸臣たちから誣告されようとも、ご主君のために忠節を尽くす。そういう摂政であることを祈るのみだ。
だが、これも摂政には相当にストレスだ。何といっても長期に政権を持つことは自己の勢力が増大するし、それを大人になった主君が不安にかられるのが当然だ。浮かれていれば主君から専横のそしりを受けて破滅される。大人になった主君からでも人臣極める位置にいるままで死ぬことは殆ど皆無だ。僥倖でこれにあやかれたのは自分が知る限りでは室町の細川頼之しかいない。 ⇒大河ドラマで足利義満をやっていないのは、スタッフの不勉強であるナァとTV局の不勉強を今も痛感している次第だ。。 許されるのは余程の非常時であることは諸葛亮で実証済みである。
で、ナナリー総督の場合はどうか?
皇帝がラウンズ三名と法務官兼行政官を配置している。幼少の総督自身で選べた家臣は一人もいない。気心を知っている者なラウンズ・セブンだが、自分の騎士とは到底いえない。ラウンズそのものが皇帝に忠誠を誓う騎士であるので、総督より皇帝の意向に従うのが当然だ。この点には不安がある。 秦・嬴政には昌文君、昌信君がいて自分の武力たる者達がいたが、ナナリーにはラウンズ三名が自分を至上とする武力か怪しい。⇒可能性は少女のラウンズがいそうだが…?
それならば部下を選べるのかといえば不可能に近い。なにせ眼が見えないので、探しようが無い。この点は自分に同情を寄せる人たちから集める類の待ちの姿勢しか取れないだろう。 小説ではラウンズ・セブンに騎士にと訴願しているが一か八かの賭けに近い。ラウンズ・セブンが総督のために家来でも推挙すればいいのだが、権限が認められそうであるにも拘らず、それすらしていない。(推挙した所で法務官が退けそうだが)。⇒この点では流石にスザクにむかつく!
!
ナナリー総督の親政には①時を待つ ②ラウンズセブンが自分を選ぶ ③環境が変わるの三通りしかないなぁ。。。
ある意味、秦・嬴政よりナナリー総督の方が険しい環境だ。
で、第12話のラブ・アタックですが…、他のブログ様の記事を読んで箇条書きに述べる。
一、貴方の活躍に凄く期待しています、コーネリア様!
二、ギアスの秘密で世界滅亡の危機に敵味方一致団結展開にしかならなさそうな不満足展開になるのか? 帝国解体、皇族粛清、シュナイゼル戦死までやって欲しいな。
三、③の環境が変わるにカレンの真実話がナナリー総督に影響があれば、この記事を書いた甲斐がありそうだ。
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コメント
カレンがナナリーにどこまで喋ってしまうかでナナリーの今後が決まりそうですね。
でもナナリーと嬴政はその治乱を治める意思と才能で大きく差が在りすぎるようなw
投稿: ちはや | 2008年6月29日 (日) 23時51分
>可能性は少女のラウンズがいそうだが…?
唐王朝初期の、羅士信や秦粛宝みたいな感
じですかね?
ただ、シャルルは為政者として、きちんと
功績を残しているから、厳しいかもしれませ
んね。
前述の2人は、嘗て隋末期の名将、張須蛇
が奮戦の末、討ち死にした後に、張須蛇に対
し何のねぎらいもせず、当時の皇帝煬帝が無
能で見限りましたが、ギアスではなさそうで
すね。
ルルーシュとの血縁関係がありそうな所を、
期待するしかありませんかな。
>この点では流石にスザクにむかつく!
推挙できる人材にあてが無いんじゃないで
しょうか?
ジノは名門ヴァイベルグ家の血筋ですが、
分家で過ごす事が多かったそうですから、そ
ちらをあたる事もできそうに無いですし。
スザクの交友関係もあまり広そうではない
ですしね。
投稿: CIC担当 | 2008年6月30日 (月) 21時10分
ちはや殿、コメント万歳であります!!
>カレンがナナリーにどこまで喋ってしまうかでナナリーの今後が決まりそうですね。
●己の出生の秘密を知った嬴政になってしまうかどうか、ナナリー豹変の鍵になりそうな気がします。
>ナナリーと嬴政はその治乱を治める意思と才能で大きく差が在りすぎるようなw
●かたや始皇帝ですからねぇ。唯、ユフィが国是を変えるとまで言い切ったような覚悟と想いがあるのであれば、ロリ三大天の活躍をもっと期待したいですね。
投稿: 五遷・主簿 | 2008年7月 2日 (水) 20時40分
CIC担当殿、コメント万歳です。
>ルルーシュとの血縁関係がありそうな所を、期待するしかありませんかな。
そうでしょうね。後はカレンからどれだけ真実を引き出せるかも今後のナナリーの位置が影響しそうですよ。
>推挙できる人材にあてが無いんじゃないで
しょうか?
あ、そう言われてみれば。。。
ナンバーズからの成り上がりですから、門地や縁故などないでしょうね。
でも、そんな人がナイトオブワンになるのは9月まで到底不可能でしょうね。余程、非情事態がない限り…。
投稿: 五遷・主簿 | 2008年7月 2日 (水) 20時45分
お久しぶりです。
仰る通り、嬴政よりナナリー総督の方が厳しい状況ですね。
なにせ、味方や使える人材が皆無です。
スザクは星刻の様な政治や戦略立案をする能力は無いですから・・・
しかも、彼女とスザクは目指すモノが違う気がします。
ナナリーがカレンを味方に付ければ好転しそうですね!
投稿: ムニ枕 | 2008年7月 3日 (木) 22時05分
盟主ムニ枕殿、コメント万歳であります!!
>しかも、彼女とスザクは目指すモノが違う気がします。
これは情報部も同意です。未だスザクの描写が皆無なので把握できないのですが、私が推測するとこうなります。
●ゼロ(ルルーシュ)は「新世界」
●ナナリーは現状を破壊せずに全ての人達が共栄を目指す、いわば「維新」
●スザクは特別待遇の隔離、その場所だけ穢されない、いわば「保護という名のモンロー主義」
>ナナリーがカレンを味方に付ければ好転しそうですね!
かなり難しいような気がする。ブリタニア軍に入るのとは到底思えないし、その脚本やったら嫁脚本でしょうね。。。
投稿: 五遷・主簿 | 2008年7月 5日 (土) 08時57分