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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2019年3月30日 (土)

五百八十七

#「祈るのみ」

 王賁を抱えて退却する関常隊と玉鳳隊。それに対して尭雲率いる雷雲・十槍が王賁の息の根を止めようと追撃する。 雷雲・十槍の追撃は執拗で確実に玉鳳の者が討ち取られていく。 それを防がんと松琢が守りつつ戦っていた。 
   
このままでは逃げ切れない。命を捨てて殿をせねばならない。腹を据える松琢。そこへ宮康が駆け付け、自ら殿を買ってでる。 ボロボロの関常も松琢も驚く。 宮康は松琢に行け兄弟と逃げるように言う。 
        
巨漢の猛者に十槍が群がり槍を突きまくる。それでも宮康は倒れずに雷雲・十槍を相手に戦う。 松琢が宮康の名を叫ぶ。 宮康は昔から二人で熱くなりすぎずにしぶとく生き残るつもりだったが、そうもいかなくなったと言う。 話している最中にも槍を貫かれていく宮康。
          
だが、いい。王賁様は命をかけて守るに足るお方だと宮康は貫いている槍をつかんだまま敵を叩き潰した。 あとは頼んだぞ兄弟と宮康は笑って殿に残る。 宮康に群がり槍が突きまくられていくのを松琢は泣きながら退却していった。 
     
 飛信隊の戦場では信が隣の戦場に何かを感じる。傍らの楚水に向こうの戦場がザワついていないかと問う。楚水は隣の亜光軍のことですかと問い返す。信もよくわからないのでもしくは玉鳳のところかなと答える。 少し不安を持った信はちゃんと勢い止めずに戦っているんだろうなと王賁に心中で問う。こっちは尭雲軍相手に攻勢かけてると。
               
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピクだ…駄目でした。宮康戦死! 十槍はでかぶつ(宮康)のせいで王賁の首を取り損ねたと舌打ちする。 それでも尭雲様の豪刀を受けたので死んだと確信していた。
 部下達が玉鳳の中に入りすぎたので敵が集まらないうちに戻りましょうと尭雲に言う。それ以上に王賁に受けた傷の手当てが心配だった。 未だに血が吹き出ている尭雲の腕に十槍達は引き換えに尭雲様の利き腕を持って行った王賁に歯がみする。
       
そして、敵たる玉鳳にも雷雲は半数近く、十槍も四槍を失わせる強さをかみしめていた。腹いせに一人がそこのでかぶつの首を仲間の何珉の仇で取ろうかと言った。尭雲は置いて行けと答え、自分の軍に戻る。 それに気づいた趙峩龍も番陽たちの足止めを止めて本陣に戻っていった。

 

 
尭雲が仕事をして持ち場へ帰る姿を確認して趙峩龍も分断戦術を止めて本陣に下がった。 ここでようやく番陽達は壊滅した玉鳳の本陣に戻って王賁が討たれたことを知る。
 
💦😞番陽は肩を落として泣く。王賁は宿営地の天幕でかろうじて息はあった。まだ戦っているために玉鳳全体の指揮を皆は番陽にお願いする。 しかし、たまらずに番陽は関常を責める。それに玉鳳たちは酷だと関常達も必死で戦ったからこそ王賁様はまだ何とか息があると庇う。 
        
 当の関常は馬に乗せられてどこかに向かう。どこへ行くと番陽が怒鳴るが、関常は少し待ってくれとか細く答える。 行く先は宮康の骸だった。済まなかったなと眠る宮康に詫びた関常だったが、その場で倒れてしまった。重傷で天幕に連れて行かれる。 

 

【十三日目の右翼戦況】
    • 玉鳳隊:王賁不在で亜光軍の斜め後ろまで下がる。
    • 亜光軍:玉鳳後退の理由から右に兵を厚くして趙峩龍の横撃に構える形を取ったが、前面が薄くなったところを馬南慈軍に攻め込まれる。
    • 飛信隊:尭雲不在の尭雲軍に押し込む。右の馬南慈軍が注意を払う。
    • 趙峩龍:この形のまま早めに引き上げの号令を下した。 
理由一、尭雲の深手。 飛信隊に悟らせぬ為。
理由二、王賁を討ったこと。 戦場全体に伝えて秦軍の士気を下げる時間を設ける為。前日の隊の覚醒の芯が砕けたことを全兵士に知らしめることで玉鳳を終わらせ、秦右翼の片輪を外した。 
             
 明日一日での勝利を確信した趙峩龍は宿営地に下がる。
          
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 信、羌瘣、河了貂が玉鳳の宿営地にやってきた。宿営地では王賁の身を案じて現場は悲愴感に満ちていた。 信が天幕を目にとめてそこに行こうとすると、松琢が止める。
 今手当中でみんなが静かに見守っている。せっかく来てくれたがあんたもここで待ってくれと言う。 信は爺は静かどころか騒ぎまくっているぞと答えて、危ねーのかと逆に問い返す。 松琢は見たとおりだ、後はもう覚悟を決めて祈るだけだと答える。
      
 それを聞いて信は天幕に行こうとする。松琢が咎めるが、信は肩を叩いて大丈夫だと答える。
    
 天幕で泣きわめく番陽に信が番陽爺と一声かける。番陽はまさかの訪問に涙顔をかくせない。信は涙でぐしょ濡れの番陽にしっかりしろ、あいつは大丈夫だと励ます。
  
 信にまさかの慰めの言葉を受けた番陽はなぜそんなことがわかると弱々しく答える。もう何度もさっきから賁様の心の臓は止まりかけて…いるのだぞと気がめげていた。
   
 信はそれでも大丈夫だと答える。あいつは死なねぇ、死んでたまるかと。諦めるなと励まされ番陽は涙をあふれさせる。信の言葉を聞いて玉鳳の者達もそうだ、王賁様が死んでたまるかと心を励ます。
  
 信は連れてきた羌瘣に薬を出してもらって助けてもらうと言う。流石に羌瘣も言い過ぎと思い、何でもできるわけじゃないぞと言う。それでも信はこいつらの反応からしてお前が頼りだと羌瘣を天幕に入れる。
 仕方ないと大きくため息をつく羌瘣だが信にお前は入らないのかと問う。信は入らない。死にかけのあいつを見たくないし、あいつも見られたくないだろう。俺は見舞うために来たんじゃ無いのだと。
       
俺は明日どうやって趙左翼に勝つか玉鳳と話し合いに来たんだ。 信の言葉に仰天する玉鳳。松琢は右翼には飛信隊がまだ残っていると関常隊長の言葉を思い出す。深刻さを隠せない河了貂。
 番陽はお前はこの状況下でまだ勝とうとするのかとどもる。信は当たり前だ、俺たちは勝つために戦っているんだと告げる。お前はどこまで馬鹿なと弱々しく番陽は言う。うるせぇと言う信。再度、ため息を長くつく羌瘣。

 

 
十三日目夜━━((゜Д゜Uu))朱海平原決着まであと二日。
 

 

(゚▽゚*) 遂に信が大将になるのか。。

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