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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2019年3月26日 (火)

五百六十四

#564「落日」

 

 メラ族族長カタリ無念の戦死!!! 犬戎精鋭兵の肉の壁ごとブネンがカタリを刺し貫く。💦やめろぉぉぉと遠くから叫ぶのは妹キタリ。 その声は虚しく響き、ブネンは止めの一振りで自らは傷一つなく難敵を倒した。 愕然とするメラ族や壁たちだが、直ぐに壁がキタリに視線を移す。

 キタリがその場で泣き崩れた。そして、直ぐに兄を戦士としても扱わずに殺したブネンに妹キタリは涙も拭わずに憤怒の突撃をかけた。

驚いた壁が無茶だ、戻れとキタリに叫ぶ。壁はメラ族たちにキタリを助けに行けと言うのだが、メラ族たちが全く動かなかった。 

予想外だったのはキタリ同様に激昂するかと思われたメラ族の大半が肩を落として戦意を失ってしまったことだった。 

皆に愛されていた若き族長カタリの死に対しメラ族の中に‟報復の怒り”よりも‟失意”が勝ってしまったのだった。→😞呉慶さんのときもそうだったっけなぁ。

 戦意が全く消えたメラ族戦士達は戦うどころではなくなっていた。 

戦意を無くしたメラ族に犬戎の刃が容赦なく襲い掛かった。 壁が皆やられる、戦えとメラ族を鼓舞する。だが、メラ族は族長カタリは強くて優しい我らの太陽だった、我らは光を失ったと嘆く。

 しかし、壁は失っていないと叫ぶ。メラ族にはまだ…キタリ殿がいると!!! 

 キタリは精鋭を倒していくが多勢に無勢だった。矢を受け、犬戎の騎兵の矛に倒される。 気を失ったカタリに止めを刺そうとする犬戎兵たち。

 それを壁が何とか防ぐ。犬戎兵を退けつつ斥けつつカタリを馬に乗せる。

 壁はコーディンと叫んだ! 部下がどういう意味ですかときく。壁はメラ族の言葉で退却と言う意味だと答える。 今は我らが促さなければメラ族は動けぬ、我らがメラ族を連れてさがると決めた。

 ブネンの元にジリ様が今…亡くなられましたと報告が来る。ブネンはああ知っているよ、お前も死ぬかと平然と答える。青くなる部下にブネンはさっさとあれを追えと命じる。

 退却する壁たちとメラ族連合軍。途中で監軍兼通訳の山民兵ポナンと会う。 壁は途中ではぐれたから心配したと言う。ポナンは退却するのかと問うが、壁は立て直すのだと答える。 メラ族族長カタリが討たれたと伝える。

 だが端和様の作戦上、今日中にあの三兄弟を討たなければ兵糧の無い我らはと問い返される。 壁が分かっていると強く言う! だから立て直すと言っているのだと。

 しかし、ポナンも壁の部下もどうやってと聞くが。壁は分からんと断言する。犬戎弓騎兵が来たと知って、壁は頭を下げろと命じる。ひるむな、頭を下げて飛ばせと味方に告げる。

 とにかく今は一人でも多く助かるのが‟立て直し”の第一歩だ 壁はそれだけはゆるがせにしない。壁の馬上で気を失ったままなカタリが涙を浮かべて兄者と口にする。日が傾いてきたぞとポナンが壁に言う。 時間が迫る、族長を失ったことに壁はくそぉと何度も心中で叫んでいた。

壁軍・メラ族が背を討たれながら退却していた頃、実はそれらの軍以上に被害を出していた戦場が他に在った。

末弟トアク軍と戦っていたフィゴ軍であった。 フィゴ軍はこの半日だけでゆうに半数を失っている。 だがその代償によって相対する敵将トアクを追い詰めるところまで来た。 フィゴ王が待たせたのぉ末弟としゃべる。貴様の軍は想像していたより大分強かった、褒めて遣わすと言う。

 トアクは愚将がほざくなと返す。全ての箇所で無茶な戦いを強いて兵を殺しまくりおって、本陣まで来たことはほめてやるが貴様らは我らの倍以上の血を流したと。

 フィゴ王はトアクの言に対して、この程度の血など楊端和と戦っていた時と比べれば子供の遊びよと笑い飛ばす。奴らの軍と戦っている頃は何度このでかい金玉が縮こまったことかと部下のギチュに話す。ギチュは王の金玉の大小は分かりかねますが確かにと答える。 

 トアクに近づくフィゴ王はどうした、儂を殺す大好機だぞ、それとも金玉が縮こまって動けぬのかと挑発する。 罵られて襲い掛かるトアクはフィゴ王の肩に切っ先を叩きつける。  だが刃は食い込まず強靭な肉体の壁に阻まれた。 同時にフィゴ王が繰り出した大矛は敵将のどてっ腹を貫く。 弱いなとフィゴ王が一言で片づけた。

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