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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2019年4月15日 (月)

五百九十四

#594「楔」

土雀隊長・徐林、飛信隊・信に討ち取られる。 💧頭蓋を横に切られた弟に兄は号泣する。

兄・徐肖は全"土雀”共よ集えと叫んだ! 他の将兵共もこの地に集い弟・徐林の仇を討って弔えと。飛信隊信、飛信隊そのものを細切れにしろおと。滂沱の涙での絶叫はたちまち飛信隊の包囲を更に厳重にしてしまった。

 信たちの被害は続出してしまう。 我呂が一旦外に出ないとやられると信に言う。信もそれはわかっているのだが、敵精鋭達は容赦なく隊長信を攻め立てる。その信の動きが鈍かった。我呂はさっきの相手に深手を負わされたと気づく。助けようにも手一杯だった。

 趙峩龍達からも凄い囲いだと感じていた。徐肖の勝手で布陣が変化してしまったのだが、峩龍は構わないと黙認する。🆔📖独断専行は戦場の臨機応変。それは階級の高さで認められる。流石に峩龍さん分かってます! 厳重なる包囲に飛信隊の輪が小さくなり、部下達は崩せぬと勝利を確信する。趙峩龍は隊長信共々全員討ち取れる、飛信隊をここで終わらすと決める。

 反対の秦右翼本陣からも敵の後軍が一部隊を崩して趙峩龍本陣辺りに密集しているのが分かる。明らかに隊長達を包囲している密集陣形・・・。娘軍師たちも悲愴感が広がっていく。
 干斗ら新兵達にも周りの敵の騎兵隊がほとんど奥に行ったのを見て、隊長たちが包囲されているんじゃあと不安がる。どちらの気がゆるんだのか担がれていた松左が倒れる。側にいた新兵が干斗に落とすなと怒る。地に倒れて動かない松左を干斗や他の新兵達が待ってくださいと必死でつなごうとする。

 包囲陣が飛信隊を削り取っていく。次々と倒され、🎠去亥も馬上から突き落とされた。地に落ちた去亥に敵騎兵数騎から止めの槍が下りようとしていた。

 が、間一髪で羌瘣の助けが間に合う! ひどい包囲だ、なんとか入ってきたがここからの脱出は相当難しいぞと言う。続けて羌瘣隊、那貴一家【隊】が割って入ってきた。那貴の部下は来たくなかったと小さな小言。その二人の目が一変する。

 信が深手を負っていた。信はたいした傷じゃ無いと言うが、二人にはそうは見えなかった。那貴はまずい、当てが外れたと思う。

外から見たら分かる。この異常な包囲を脱するには信と羌瘣の力が必要だ。だから羌瘣も無茶をして入ってきた。なのに肝心の信が深手を負ってたらここは・・・・・・。 

 那貴の不安に羌瘣も同じくしていた。信に襲いかかる敵を一閃した後、羌瘣は恐るべき決断をする。

「"目的”を変える。私が限界まで力を使えば脱出は出来るだろうがそれではその先がつながらない。だから脱出はしない。」 羌瘣の言葉に那貴も信も驚く。続けて・・・、

「この包囲を作っているのは趙峩龍の精鋭兵ばかり、いわば敵の主力部隊が結集している。 だ か ら、斬って斬って斬りまくって趙峩龍軍の主力をここに消す! 羌瘣の作戦が聞こえた信、楚水、我呂ら。我呂はぶっとんだ作戦に、何言ってんだ今はこっちが全滅の憂き目なんだぞと叫ぶ。羌瘣はどっちが先に尽きるかだと巫舞の呼吸を始める。

「私が"楔”を打ち続ける。皆はそこを狙って敵を倒せ。いいな!」

 趙峩龍達は戦いの輪の攻防が激しくなるのを見ていた。足掻き、火が消える直前だなと余裕で眺めている。が、次の瞬間、消し飛んだ。

                 

何っ!? 飛麃、田有、田永らが土雀を蹴散らし始める。我呂が急いで次に行けと叫ぶ。早く行かないとあいつがと言うまもなく、敵が迫る。それを信が斬り剥がす。行くぞと叫ぶ信だが、何やってんだマジでと自分にもあいつにもと忸怩たる思いがこみ上げる。こんな戦い方・・・、お前は・・・ 

 蚩尤無双!!! 羌瘣っ  趙峩龍の精鋭達に頭上から下りては斬り進んでいく。あやかしかと驚く土雀たちだがそれでも数騎がかりで仕留めようとする。馬の背で呼吸を整える羌瘣を狙うが逆に斬られていく。 本当に化け物なのかと言うものも出てくる。中から報告にあった女副長羌瘣だ、呼吸術に限界があるから一時止まる所を刺しまくれと叫ぶ。まもなく信が切り倒した。

 信がもういい羌瘣、十分だからもう戻れと叫ぶ。だが羌瘣は次の場所に行ってしまう。尚も叫ぶ信を我呂が今はあいつの戦術に従えと言う。手負い精鋭隊共をあいつが乱してそこを俺たちが討つ作戦、しっかりと応えてやんねぇと・・・、あいつの命がけの立ち回りが報われねえと。歯ぎしりして信は攻撃を再開する。隊長の周りに我呂、田有まで加わり飛信隊の攻撃が加速する。

 飛信隊!!  何が起こってる。輪が・・・逆に・・・広がっている!? 趙峩龍側近達の余裕が細くなり出す。必勝の包囲戦術が溶け始めるのを見た峩龍は飛信隊の底力に歯ぎしりする。

 
 その立役者の羌瘣は無理がきはじめていた。弟の仇をとれえと涙で絶叫していた徐肖の顔は兵の顔に戻っていた。弾頭役の羌瘣に狙いをつけて殺すと部下達に言うのだった。

       

 

_photo  さあ、今度は信の覚醒のターンかな! 

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