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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2019年5月 1日 (水)

五百九十八

#598「紡ぐ者」

亜光軍 対 馬南慈軍(岳嬰残党軍含む) 兵の質が五分五分の戦いだが・・・。

 大矛一振りで亜光兵を切り飛ばす馬南慈に亜花錦の小隊が攻めかかる。馬南慈が亜花錦の一撃を退ける。味方の弁兄弟が討たれるも亜花錦たちは足を止めずに去って行く。ハエのようにまとわりついてくる亜花錦の小隊に趙兵が苛立っていた。 たまらずに部下が自分の隊が追いかけて亜花錦の首を落としてくると具申する。

 しかし、馬南慈は部下の言を狩り場に誘われるのがオチだと退ける。それよりもこの場の敵を少し葬れば我らの動きを止められない、大挙して苦戦している趙峩龍の元に向かおうとする。 馬南慈は儂が飛信隊信の首を天高く飛ばしてくれると狙いを定める。

 亜花錦配下の兵が馬南慈が挑発に乗らなくなったと気づく。そろそろ馬南慈本隊を抑えきれないと兵から声も出る。亜花錦はもう一度背から突撃をかけるため隊形を組ませる。再び突撃する亜花錦だが足を止める限界が近い事を察し、信に急ぐように祈る。

尭雲軍 対 玉鳳隊 

 かなり劣勢に追い込まれる玉鳳隊。そして、玉鳳隊の壁を突破する趙兵も出てきた。抜かれるのを見る番陽は総崩れにはなるなと玉鳳隊に命じる。少しでも刻を、一人でも多くの敵の足を止めよと。 そうすれば飛信隊信が必ず趙峩龍を討つと檄を飛ばす。番陽は急いでくれと悲愴の願いを念じる。

秦右翼本陣(飛信隊本陣)

 左から馬南慈軍が迫り、右から尭雲軍が少し入ってきた。更に敵の小隊が本陣を狙っていると急報も来た。貂は馬の用意を命じ、最悪の場合は本陣を捨てると告げて参謀達を驚かせる。 貂が信たちから報告はまだと問う。本陣の兵はまだだと答える。頑張れと貂は信に心中で祈る。

 趙峩龍と一騎打ちになった信。信たち以上に趙峩龍本陣の兵が驚き、急いで駆け付けようとする。羌瘣隊がそれを阻む。だが直後に羌瘣が血を吐く。田永が気づき、趙峩龍の兵も気づいた。 ジャマだ女と趙の騎兵が叫んで羌瘣を一刀で地に叩き伏せる。倒れた羌瘣に田永が声を上げ、我呂が馬から下りて助けに向かう。

 趙峩龍の矛が激しく信を叩きのめす!信は防戦一方の展開になっていた。やられっぱなしになっている信に田永が負けんなと絶叫のエールを送る。歯を食いしばり応えようとする信だが、趙峩龍の矛に信は反撃すら叶わなかった。 一方的な一騎打ちの展開に田永、楚水、我呂、田有は信じられなかった。田有がなんであんな強い、信が怪我しているからって趙峩龍は軍師みてぇな奴じゃないのかと声が漏れる。その声が聞こえたのか我龍が口に出す。

・・・・・・・・・弱いわけがなかろうが 思いを紡いでいくのが“人” ならば我が双肩には先に逝った八将と病という不運で黄金の時代を去った主・藺相如の思いが宿る・・・ 故に・・・

砕け散れ飛信隊信!!  思いを乗せた矛で趙峩龍が信を叩きのめす。強烈な一撃に吹っ飛ばされた信、その様を見て愕然とする田・楚・我・田。だが、信の手は尚も手綱を引く。 まだ・・・倒れぬ・・・と我龍は信の力を断ち切れない。

 だったらあいつも負けないと我呂に介抱される羌瘣が呟く。

あいつも全員の・・・思いを余さず紡いでいる・・・ 全ての 思いを・・・ 漂、尾到、松左、麃公、輪虎、万極、成蟜と信が戦い背負った漢たちの哀しみは・・・最も大きく王騎の姿に変わる。 信に宿る思いの大きさを、王騎の姿を趙峩龍は確かに見た。その王騎の姿を背負いし信の振るった王騎の矛は遂に趙峩龍の身体を深く切り裂く。 雲行きが怪しくなる天空を尭雲が険しい顔で凝視していた。

 ボロボロの信がたった一振りで趙峩龍を追い詰める。疲労で倒れる寸前な信は俺は負けねぇ、俺は中華統一をする秦王・嬴政の・・・・・・金剛の剣だと言う。中華統一の信の言葉で我龍は亡き主を思い出す。

 中華は一つになりたがっている。 信は俺はと自らを奮い立たせ始める。

 伝えておきたいことが二つ。 二つ目は・・・・・・ 我龍が思い出すのと信が叫ぶのと同時に二人は矛を振った。 思いを矛に乗せた勝負は・・・。

 天下の大将軍になると叫んだ男が、後はお前がと友(尭雲)に思いを託す男を横に薙いだのだった。

 

 

 

_photo 中華の行く末を見届けよ! 藺相如の二つ目はそういうことじゃないかな。

 

 

 

 

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