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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2019年6月 9日 (日)

五百九十九

#599「右翼の風向き」

 信は遂に趙峩龍を討ち取る! 信は横に薙いだ時、後は尭雲にと趙峩龍のつぶやきを確かに聞く。趙初代三大天・藺相如の片腕だった将軍は身体が二つになって地上に落ちた。

 ✊よくぞその体でと田永が涙を浮かべ、楚水も信殿とまた強敵を倒した武勲を称える。奮戦した飛信隊全員が一斉に勝利の雄叫びを上げた。

 💦負けた我龍軍は切り離された主の骸にすがりつき号泣し出す者、馬上で涙を流す者が後を絶たない。遂に主を失った悲しみが爆発する。

 😠💥💢皆殺しにする!差し違えてでも皆殺しだぁと我龍兵の全てが信たちに向けて攻撃しようとする。当然、飛信隊でも去亥は身を構え、他の兵達も隊長を守れと素早く信の周りを固める。 怒りの峩龍兵の攻撃が信たちに向かってくる・・・、

 その後ろから那貴が襲撃をかけた! 後ろにいたので元気だからこっちがやると配下と共に那貴一家が峩龍兵と戦う。それにしてもうちらの“大将”は流石だなと戦いながら那貴は隊長信の力を称える。満身創痍の信は沛狼が肩を貸す。

🚩🆕✌秦右翼本陣[飛信隊本陣]に捷報が来た! 本陣の兵達は一斉に喜ぶ。

・・・・信っ・・・・ よく・・・本当に・・・・・・信・・・・・・ 軍師貂はその場にへたり込む。その本陣に偵騎が敵の小隊がこちらを狙ってそこまで迫っていると報せた。黄の守備隊が抜かれそうになっているとも。 喜んだら水を差された本陣に河了貂が動く。

 戦いは終わっていない、いやむしろここから本番だと言って軍師の仕事を始める。

 敵味方全兵士に急いで飛信隊信が趙峩龍を討ち取ったことを伝えて広めてと伝令を全て走らせる。これで全体の風向きが一気に変わると。🆔さっそくに蒙恬の秦左翼の立て直しの一手を学習したね。 
 直ぐに貂は騎乗し、俺たちは渕さんと合流して右の玉鳳の援軍に向かうと本陣の皆に命じる。幕僚がここはどうするのと問うと、不要だと答える。二手に分かれて左右の味方と協力してそれぞれの敵を挟撃に移る。今日の、この十四日目で右翼の線上の勝利を決定的なものにするぞと軍師が叫ぶ。幕僚達が元気よく応じる。

       

 🚩🔜先ず他戦場の飛信隊に報せが届いた。 中央部を支えた渕副長、松左の代行をしていた崇源歩兵長、そして・・・、新兵の干斗にも勝利の報せを聞いた。涙を浮かべる干斗は眠る松左にやった・・・やりましたと声をかけるのだった。

🚩🚩次に玉鳳隊(対尭雲軍)に届く。 番陽はま・・・、真かと大声で問いただす。兵は確かにと捷報を伝え、それは尭雲兵にも聞こえる。

 信・・・お前という奴は・・・いつもいつも今回は無理と思っても必ずと番陽が心中で信の武に唸る。当然ながら番陽も趙峩龍は討ち取った、飛信隊もこっちに来る、一気に押し返せと玉鳳隊に檄をとばす。捷報に元気が出た玉鳳隊が尭雲軍を押し返し始める。

❗❗❗とうとう馬南慈にも趙峩龍が既に討たれたとの凶報が入る。部下から更に飛信隊がこっちに雪崩れ込んでくるとの報告も聞く。

 馬南慈を揺さぶる亜花錦も捷報を聞き、上々と喜ぶ。部下もやった、本当にやりおったと望外の勝利に喜色を露わにする。亜花錦は直ぐにこちらの本隊で押し上げるように段茶大将代理に伝令を指示する。

この時、亜花錦と河了貂の考えは一致していた。趙左翼で健在の将・馬南慈を狙ったのだ。河了貂は飛信隊の主力の多くを信の元に走らせ、馬軍を橫撃する。 亜花錦がいち早く呼応し挟撃の形に動き、亜光軍の総攻撃が始まった。

そして段茶という男は追い風となると異様な力を見せる。 

今こそ王翦軍第一軍亜光軍の武を見せる刻だ、この勝利を王翦様と亜光様に捧げるのだぁ 段茶大将代理の檄で亜光兵が猛然と押し上げ始める。 亜花錦はつぶれ役に徹した。馬南慈にまとわりつき兵を失いながらも彼の動きを封じた。

 その間に飛信隊と亜光軍の強烈な挟撃をしかけて、馬南慈兵は次々と討たれていった。それは日没まで続き、馬南慈軍も半壊させる所まで戦果を出した。

 十四日目 苦境に次ぐ苦境を乗り越えた秦右翼は圧倒的戦力で臨んで来た趙左翼に実質に勝利をつかんだと言って良かった。


 その一報は李牧と王翦の耳に入る。趙本陣ではカイネがまさかの表情に、傅抵は険しさを増していた。秦本陣では倉央が不敵な笑いを浮かべていた。

兵站偽装作戦から始まった李牧王翦の二人の戦いがついにいよいよ・・・

だが最終決戦の日を迎える前、この十四日目の夜にもう一つ大きな出来事が起るのである。

[ 秦左翼 ]

 🌃🌑夜、蒙恬が陸仙の陣に行こうとする。副官の爺が田多が捕まえたウナギが焼けてますと言う。蒙恬は冷めないうちに戻ると答えて、馬を走らせる。蒙恬は友の信に本当によくやってくれた、本当にお前はと勝利を呼び込む友の武勲を心から喜んでいた。

 それを副官は十四日目にして今が一番喜んでおられると理解していた。馬の足音でわかると言い、楽華兵たちも流石と納得する。爺がたき火の前に腰を下ろす。

 しかし何とも・・・・・・六将といい秦は運がいいと仲間に語る。蒙恬、王賁、信と性格は違えど恐らく史に名を残す程の軍才が揃って同時代に出現していると英雄をあまた輩出する自国を称える。その中で筆頭は我らが蒙恬様だがなと爺が若を称えると、仲間もその通りだと応じる。

 田多が久々のウナギのいい臭いがすると食欲がかき立てられる。爺はコラ、蒙恬様が戻るまでと叱ったその時・・・何だ貴様はっの怒声が聞こえた! 次の瞬間、其者の首が斬られ・・・、矢継ぎ早に味方の首級や肉片が数多、爺の前の炎中に落ちる。

 異変に爺が立ち上がり、てっと声を挙げようと気配の方に振り向く。そこには大矛を持った異様な殺気をまとう男が立っていた。

 

 

 

_photo 戦局が一変する勝利と推参! 

 

 

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