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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2020年9月 6日 (日)

六百四十四

#644「桃泉殿」

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 牢に繋がれている李牧。

 郭開はようやく明日"雷還広場”にて李牧殿の処刑が執行されることが決まりましたと当人に告げる。王の裁断だと覆せないと最後に何か言っておくことはありますかと問う。
 李牧は混乱に乗じて秦軍は必ず半ば強引に攻め込んできますから、最終的に"番吾”で受け止めるべく防衛戦略をと言う。他にはと郭開が促すと、カイネ達に決して愚かな真似はしないようにと付け加える。→😫もう遅えええええええ!!🪒口髭が生えた

 牢を出た郭開。介添えの者は李牧の最後の言葉を防衛戦略は扈趙将軍にお伝えするとして、もう一つはやはり奴等の首領の舜水樹に伝えようと口にする。突然、郭開に顔面を裏拳で叩かれた。奴の遺言など誰にも伝えぬわ、阿呆がと憎悪の目で言った。

郭開は全てをねじ曲げる
そして趙王は最初から全てが歪んでいた

 

 趙国正殿で父・悼襄王に子・嘉が諫言する。

趙太子・嘉「父上、李牧だけは殺めては成りませぬ。これだけは子の分際で有りながら・・・これだけは何として諫めさせていただけねば成りませぬ。確かに李牧は鄴を奪われました。その責で軍総司令官剥奪もしくは宰相席退任これは妥当でしょう

 

_photo

キングダムスレでも趙王正しいと騒いだ奴がいたが。。。

王が王都邯鄲軍を秦軍の列尾侵攻前に送れば鄴は落ちなかったし・・・戦いが起こることすら無かった!! 王翦は勝つ戦しかしないので勝算無いと分かれば退却していたから。 

列尾陥落後でも王都邯鄲軍を鄴ないし他の支城に送れば防御面を厚くできるし、王翦の兵糧攻めでも鄴に難民が流れ込む隙を無くせた(籠もっている兵が多いので難民を他に回す手立てができた)。

つまり王翦の策の大前提とは李牧に話したように、王都邯鄲の兵が絶対に送ってこない(近場から大軍がこない)ことだったのだ。

しかし、処刑は成りませぬ。李牧はこの国の"門”です。この戦況の中、秦軍の刃を 李牧を失えばこの国は敵を防ぐ門を失うのと同じ、敵は素通りで国中を蹂躙いたしまする。どうかご再考を、さっさもなくばこの国は滅びまする。後世に汚名を残されませぬようにどうかご再考をっ父上!」 

 太子の涙をふるいし言葉を最後まで聞いた王はやがて・・・嘉よ、ちこう寄れと言葉をかける。

 嘉は言うとおりに王の近くに歩をすすめる。王は笑っていつのまにか大きゅうなったのうと言って我が子を抱きしめる。

 👂そして、耳を食いちぎる! 激痛で苦しむ太子、傅も大王に何を、こんなことをなさると憤る。悼襄王は王に向かって暴言を吐くからだ、失せねばもう一耳いくぞと言う。 激痛に血がしたたり落ちるも太子嘉はそれでも父にご再考をと尚も諫めの言葉をあげる。
 だが王は失せろと一蹴する。守役たちはこれ以上は身の危険を感じたのか手当をしましょうと太子を下がらせる。太子はまだだと抵抗するのが、必死の眼光を帯びたまま遂に正殿から下がった。 王は側にいる江姫に郭開を呼べと命じるが、その前に英書記官を呼べと命じる。

 鄴 

👊城内の軍に出陣命令が下る。太快隊、理土隊が揃い始める。

 李信が着いてからもう出陣とはどうなっていやがると苦言をはく。蒙恬は最前線に張っている王翦将軍から伝令で、邯鄲に動きがあるから総攻撃の準備をしろと。動きって何だと李信がきくと、明日、邯鄲で李牧が処刑されると答える。驚きつつも口惜しく思う李信。飛信隊の仲間達も主と同じく複雑な心持ちになる。

蒙恬「李牧が処刑されるとなれば邯鄲が揺らぐのは必至!趙将扈趙が守る防御線は固いがそこを突破すれば邯鄲はもろい。一気に趙を打ち倒す流れになる!妙な情に浸って流れに乗り遅れるなよ飛信隊!」 

 誰がと李信は言うが顔は言葉通りではない。李信は軍師に俺達も準備だというと、貂の顔が暗かった。 再度、貂と李信が声をかけると、娘軍師はとにかくまずは全兵を集めて、小隊ごとに点呼をさせると言う。李信は心中を察する。 貂はカイネに李牧が死んでも・・・後を追ってはいけないよと心中で語るのだった。

邯鄲城内の片隅

 李牧兵達が焦っていた。カイネはうずくまり何も語らない。

  • 👤地下牢探しは間に合わない。
  • 👤明日の刑場は雷還広場でそこを襲って李牧様を助けるしかない。
  • 👤それは向こう側も承知の筈だ。
  • 👤報告では既に広場を三十囲いできる程の兵が集まっているそうだ。
  • 👤まともに行ったら我らは広場に近づくことすら出来ぬぞ。
  • 👤人数を絞って市民に紛れて中に入るしかない←👤そんな兵力で李牧様を救えるものか
  • 👤外の馬南慈と傅抵の軍を呼ぶ←👤無理だ。そこも邯鄲軍が警戒しているし、そもそも軍が邯鄲に攻め込んではもう李牧様は・・・

 皆の意見が出る中、舜水樹が広場に李牧様が現れたときに救出する手しかないと言う。しかしと他の者が広場の周りの兵は我らの数の五十倍以上になると難色を示す。
 舜は李牧様が現れたら中から外へ合図を送れと皆に言う。続けて俺の部隊がその五十倍の敵めがけて突撃して雷還広場を目指すと。その混乱に乗じて市民の中に紛れこんだ小隊が李牧様を救出しろと舜は言う。
 だがそれでも広場内・・・特に李牧様の周りにも中隊規模の守りがいるはずだと注意する。 皆はつまりは・・・どちらも決死隊の覚悟であたるのだと分かり、やる気が出る。

 うずくまっていたカイネが舜水樹に私を中の小隊に入れてくれと立ち上がる。カイネは主を失う悲しみで涙で濡れていた。

カイネ「私が李牧様を救い出す。何があっても私が・・・手足を失っても・・・腸をひきずってでも・・・・・・全てをかけて私が李牧様を救い出す!」

 最も李牧様と長く戦ってきたカイネの気迫に皆が押し黙る。 元よりそのつもり、李牧様を頼むぞと舜はカイネに言う。その困難を思うのか舜の顔は厳しくなる。

 宮殿 

 明日の処刑の準備が整ったと郭開は報告を受ける。これで李牧一党を一掃できますなと言われて郭開も応ずる。大王様に報告しようとする郭開だが、部下は王はいつもの桃泉殿におられると答える。

 ♨桃泉殿では悼襄王が童達と風呂で遊興に浸っていた。

 王は俺に与えし宝はこの風呂場とお前達だけだと言う。あとはどいつもこいつもこの俺をと言うが、口惜しさに途中で言葉を切り酒を飲み干す。童が大王に今日は少々飲み過ぎではと心配するが、王はさっさとつげと酒を求める。

 尚も酒を飲み干す王だが咳が激しくなる。飲み過ぎたわと王は言い、童達もここしばらくはご体調が優れませんからもうお休みをと促す。風呂から上がる王はお前達も来いと誘う。 

 だが、王は胸が痛み出す。そして、倒れる。

💔胸、心臓が止まりそうなるのが分かり、王は苦しむ。たまらずに早く医師を呼べと童に言いつける。心配する様子の童達の前で、遂に王は喀血した。
 血塗れの手を見た王はこ・・・これは一体と突然の異常に狼狽える。側の酒壺が・・・。 更に喀血し、尻からも血が吹き出る。王は童達にはやく医師を呼べと促す。だが・・・、

 童達は動かなかった。それどころか笑みも浮かべる童さえいた。 き、貴様らもかと王は涙を浮かべ・・・遂に風呂場で事切れた。

紀元前236年 趙が鄴を失ったこの都市に悼襄王が死んだ 「史記趙世家」より

 王宮に立ちこめる死臭――。

 

 

 

K001_25 亡人は獨を好む❗❗

 李斯の先生の名言は21世紀でも通用するわ。

 

 

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