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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2021年5月15日 (土)

六百七十七

#677「飛信隊の行方」

祝!連載十五年。表紙画はまたお頭

桓騎軍左翼「影丘」

 玉鳳軍は大苦戦。次々と討たれる味方。王賁は槍をしごくが右方からの矢の雨を浴びる。自分は槍で払うも愛馬までかばえなかった。矢を受けた乗馬ごと地に倒れた王賁に敵の手が迫るのを番陽が目にする。

 

戦況報告に向かう伝者が道中に相前後して行き交う。趙に戻る伝者の顔には笑顔が浮かぶ。

 

趙国王都邯鄲

 王宮に報せが届くと群臣一堂が笑顔で喊声を上げた。宰相郭開も拳を握り締め、勝利を実感する。

青歌城

 戦線を地図で俯瞰する李牧たちに伝者が笑顔で報告する。取り巻き達は喜び、カイネも目に喜色が浮かぶ。ただ李牧のみ喜びは無く、顔は厳しい。

 

一方の秦軍では


 飛信隊宿営地 

 軍議では李信将軍がまだ俺達に指令は来ねぇのかよと焦っていた。軍師貂が王翦将軍からは昨日来てまだ待機の指示だと言う。呼ばねぇん なら桓騎の方に行かせろよと愚痴った。

 尾平百将が苦戦してるんだろ桓騎軍と言うと、将軍は苦戦どころじゃねーと言い返す。開戦以来毎日情報部隊から報告が来てるけど初日から劣勢の内容が続いていると説明する。
 初日からと聞いた尾平の顔が引きつる。初日から続いているってたしかもうあそこは開戦してからと絶句する。李信将軍がもう八日経っていると苦渋の顔になる。 そ・・・それでずっと劣勢って桓騎軍はと尾平百将は最悪の予想が浮かんだ。

 

そう――桓騎軍対扈輒軍の 戦いは すでに八日目に 突入し 伝わるの は桓騎軍苦戦 の報 ばかり であった


 王翦軍本営本陣 

 東の戦場より報告が来た。 桓騎軍はいよいよ中央軍まで敵に分断されつつあるとのことですと。

 倉央は何のつもりだ桓騎は?本当に正面から扈輒とぶつかりそのまま敗れているぞと言う。 野盗の考えることは分からんが、とりあえず退がった後でおいしい所を狙っているというお前の読みは外れたと横の仲間に話す。

 田里弥は暫し考えるも理解に苦しむと返す。まともにやるなら始めから 負け戦だと結論づける。


 その時、蒙恬が王翦将軍と口を開き、飛信隊を動かすことを進言する。

 桓騎将軍の戦場の近くで一番力を持ったまま留まっているのが飛信隊です。彼らを今すぐ桓騎軍の援軍に向かわせるべきと。

 おやおや蒙家の坊ちゃんがこの田里弥をさしおいて王翦様に進言ときたかと田里弥が言っているぞと倉央が揶揄する。 田里弥が直ぐに倉央 を咎める。
 からかわれた蒙恬は俺は幕僚に呼ばれた将軍の一人だから進言は普通のことだと返す。

 それに王翦は飛信隊は動かさぬと答える。主の声に倉・田は何かあると気づく。蒙恬がなぜですかと問う。

王翦は桓騎から楽華はやるから飛信隊は中間地に留めておけと使いが来たからと理由を告げる。その意味に皆が瞠目する。

桓騎・・・将軍が飛信隊を中間地に止めておけと驚く蒙恬は今一度問う。肯定する王翦は、ああ・・・つまり飛信隊は

  

桓騎が「使う」

 ちょうどその頃、飛信隊宿営地に桓騎将軍からの伝令がやってきた。そして、伝令は、六大将軍桓騎から飛信隊信に命令する。今すぐ全軍で援軍に来い!今すぐだ!!と。

 李信将軍に崇源、貂、渕、沛狼、楚水、那貴達も揃っている。

 李信将軍が久しぶりだなぁ伝令オッサンと挨拶、続いてそれで戦局は一体どうなっていると問う。伝令はよくはない、詳しくは進みながら話すと悲愴感を漂わせる。とにかく今すぐ軍を動かせ飛信隊信と告げる。

 戦モードに変わる李信将軍。 尾平百将はトラウマを思い出したか結局はやっぱり桓騎軍の戦いになるとぼやく。 喉を鳴らした田永はこうなったらしゃーねーだろと切り替えた。 田有も待たせやがってと士気を上げる。 李信将軍は騎兵総長・楚水に準備を問う。楚水はいつでもと答える。

出るぞ飛信隊と李信将軍が飛信隊全隊に命じる。

 飛信隊 羌瘣隊合わせて計一万五千 桓騎軍対扈輒軍の戦場に向けて 出陣

    

 飛信隊が桓騎軍の 援軍 に向かったことは王翦軍本陣 にも伝わった

 飛信隊は全軍で東に向かいました。軍として全力で走って行った様子です。それだけでも桓騎軍の危機が窺えるかと。

 伝令の知らせに倉央がやっとか、どうせ使うならもっと早い方がよかったんじゃないかと疑問視する。田里弥が八万対二十四万の戦いだぞ、今から一万五千 が行って戦局が覆るとでも思っているのかと理解に苦しむ。

 蒙恬は飛信隊は数字以上の力を持っている。立て直しのきっかけには十分成り得るはずと弁護する。それに倉央はだといいがなーとそれにも疑問符を着ける。

 王翦が蒙恬を呼ぶ。 お前は此度の桓騎は何を考えていると思うと問う。王翦の問いに蒙恬は・・・、

 桓騎は・・・綿密な策略家というわけではなく感覚的に戦う男だが実はあまり無意味なことはしないと答える。だからつまり何かなと倉央が催促する。蒙恬はつまり桓騎は普通に扈輒の首を取るつもりだと思うと。
 蒙恬の読みに瞠目する田・王。なるほどねーそれはかなり見物と倉央は蒙恬の読みに興味を増す。

     

 蒙恬は伝令に・・・桓騎軍には先に玉鳳が入っていた筈、玉鳳の状況は分かるかと問う。伝令は玉鳳軍は桓騎軍の左翼に入りましたが今は・・・左翼が最も劣勢で玉鳳含めて壊滅状態にあると聞いていますと答える。

 驚いた蒙恬は王翦将軍に振り返る。黙したまま王翦将軍。

 倉央はどうした、もちろん把握していたぞ我々はと揺れる蒙恬に説明する。笑いつつ倉央はよもや若だから戦をおっぽり出して呼び戻せとか言うのではなかろうなーと言う。
 田里弥ではそんなことをすればそれこそ若を"子供扱い”することだと蒙恬を咎める。

 そんなことは分かってる、分かっているが・・・王賁は咸陽で子供が生まれたばかりで・・・しかもまだその子の顔すら見てないと憤る叫ぶ蒙恬。

 亜光は黙るが田里弥はよくあることだと言う。倉央もさっきからどうしろと言っているのだお前はと五月蠅そうに聞く。

 蒙恬は心配してやれと言っているんだ、家族だろと吼える。睨みつける王翦将軍。気迫に押されたか皆黙り込む諸将。 そこに副将愛閃が楽華の方に敵が動いてきました、お戻りくださいと報せが来る。蒙恬はその場を去る。

 戻って馬を走らせる蒙恬。苛立ちを感じたか愛閃がどうかされましたかと問いかける。何でもないと答える蒙恬。

死ぬなよ王賁
信も武運を
そしてもし出来るなら
王賁を援けろ信

 

 孤立無援の左翼へ派兵された飛信隊。「壊滅状態」と報告された影丘に到着した李信たちがみたものは・・・
影丘の実態とは・・・!?

 

K001_25 不敵なお頭の頭脳が描く戦とは何か❗❗

 ここまで押し込まれても勝てるのか。。。。。

扈輒戦はどこまで引っ張るかな。

 

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