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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2021年5月15日 (土)

六百七十八

#678「影丘」

 

進軍中に桓騎軍伝令オッサンから戦況を聞く李信たち。

飛信隊が急ぎ桓騎軍の戦場に向かう道中で信達はこの八日間の戦局を聞いた

 戦場は かなり広域に展開しているとオッサンは説明し始める。

  1. 開戦当初は右翼2万中央軍4万左翼2万で始まった。
  2. 右翼は雷土さん、中央軍は黒桜さんリン玉さんが率いている。右翼は寄せ集めと玉鳳だ。戦場は広くて左翼と中央軍は山二つ分離れるほどだ。
  3. とにかく各所で敗戦が続いている、昨日は中央軍まで敵に分断され本陣が危うかったと話す。

 驚く信。恐らくお頭は今黒桜軍の方に入っている筈だと伝オッサンは言う。李信は筈って・・・てめぇの大将の居所もわかんねぇのかとなじる。

 伝オッサンはそのくらい負けているのだと答える。李信は玉鳳が入っている左翼はどうだときく。

 伝オッサンは左翼は・・・やられすぎてどうなっているのか分からんと答える。軍としてかたまりが無くなり散らされて・・・どのくらい生き残っているのかもつかめぬ程だ・・・と。
 そんな馬鹿な、あの玉鳳が・・・王賁がそんなにやられるのかと李信は衝撃を受ける。同じく驚いた貂は場所が悪いからだ、影丘は攻めちゃダメだって言ったろと信に話す。
 伝オッサンは扈輒軍が到着したことでさらに戦況が悪化したと言う。流石に李信が王賁は生きてんだろうなと問いかけるが、分からんと返される。

 貂がそれでうちはどこにと問うと、伝オッサンはその左翼に入ってもらうと返答する。

 

 予想されていたとはいえその厳しさに渕、田永の顔が歪むが、李信将軍は望むところだと闘志を見せる。 そこでと伝オッサンが摩論さんからお前、飛信隊信に伝言を頼まれていると切り出す。李信は伝言は何だと問う。すると・・・

 伝オッサンが髭を撫でながら笑顔を作り、大紳士摩論ですと挨拶してきた。李信は大いに怒り、てめぇふざけるなぶっ殺すぞと怒鳴る。 す、すまんと流石に伝オッサンは謝ると、まず絶対にやれと言われたのだと弁解した。呆れた貂。改めて伝オッサンが言い直す。

桓騎軍参謀摩論より飛信隊信に告げる。 聞いた通り戦況は著しく厳しい。この戦局を覆すことができるのは恐らく飛信隊だけだ。なぜなら敵は“影丘”が絶対に抜かれないと信じているからだ。

 実際こちらの左翼はほぼ死んでいる。聞く娘軍師が言っている意味は分かるけれどと難色を示す。続けて伝オッサンは、

余計な言い訳はいらぬ。必ず影丘を抜いて扈輒本陣をおびやかせ! 以上!と結ぶ。 伝オッサンは俺は本陣を探してお前らが参戦したことを伝えると飛信隊から離れる。

 命令を聞いた李信将軍は舌打ちすると、ああ任せとけって桓騎と摩論に伝えとけハゲ伝令とぞんざいに言う。伝オッサンは俺は摩論一家の馬印だと名乗り返す。

 

戦場から離れた山中
そこに桓騎の本陣があった。

 🎪簡単な天幕の下に摩論がやってきた。 リン玉軍とは完全に分断されました。敵はまず数が少ないリン玉さんの方を殲滅に出ています。こっち側の黒桜さんも陣に攻め込まれ軽く負傷したと報告する。

 桓騎が雷土はときく。雷土さんは奮戦してますが、右翼ももうボロボロですと伝える。劣勢に少しも揺れぬ桓騎は後ろの侍女達からの酒の飲んで一息つく。
 気にもとめぬ桓騎はーで、他にはときく。摩論は一拍間を置いていい知らせが一つ、飛信隊が左翼に入った。私の予想より半日早く到着しましたと。

 摩論はもう戦も終盤に差し掛かっているとは思いますが、もし今からこの戦況を打破する道があるとするならそこを切り開けるのは今まで敵から見えていた無かった飛信隊だけと殆ど諦観気味に言う。桓騎は何か思うかのような顔でフッと笑う。

 

進む飛信隊。槍を突き立てる趙兵が彼方の兵団に気づく。

到着した飛信隊。彼らが眼下に見たものは・・・

影丘

丘に囲まれた広大な盆地には身を隠す地はない。その盆地の中に戦争は無く、倒れた秦兵に趙兵が槍を突き立てる光景が大半を占めていた。

 後処理か、戦いが終わっているじゃねえかと騎兵達が顔を歪ませる。田永もあの玉鳳が全滅したのか、そんな馬鹿なと呻く。田有も苦虫をかみつぶしたような顔になる。 李信将軍も兵達と同様の心地の李信将軍だったが遠望し続けると何かに気づく。

 趙軍でも新手の兵に気づいた。

 趙軍右翼大将にして扈輒軍の岳白公は新手の敵影の報告を受けた。岳白公はおやおや、また死体が増えて後処理が大変ですねと恐ろしいことを言う。
 側近の鍔兜の側近があれはそこそこ多いと前方陣形を組めと命じる。 続いて、まだ這いずりまわっている奴らがチラホラいるからさっさと殲滅しろと命令する。

 命令を受けて崖から続々と趙兵が降りて軍を作り出す。 対する崖にいる飛信隊の面々からもそれが見える。相当の兵数だと分かり、軍師の河了貂に声がかかる。 
 河了貂の目でも相当な兵力の差と地の利の険しさを見て取る。将軍にやっぱりここはと言いかける前に、信は待てと制止する。 そして、玉鳳は全滅してねぇと言う。皆は将軍の一声に驚いた。

信の言う通り、玉鳳はまだ死んでいなかった。

 趙軍の崖下で玉鳳の一隊が円陣を作っていた。そこで番陽は王賁の名を必死に呼んでいた。

 目を開けてください王賁様と番陽が泣きながら呼ぶ。兵が副長もはやと涙ながらに言うも、番陽は尚も諦めなかった。王賁様は生きて帰らねばならんのだと。
 咸陽にお子が・・・お子が待っているのですぞぉと涙と一緒にどもりながらも呼びかける。その間にも趙兵の攻撃は止まず、遂にはもう円陣がもたなくなっていた。趙兵はさっさと死ねと叫ぶ。 疲労した玉鳳の一兵が彼方の崖に兵団を見つけ、援軍だと叫ぶ。西の崖上に援軍が来てるぞと叫び、玉鳳達の声が喜色に変わる。

 その西の崖上にいる飛信隊。 李信将軍の一声で皆が眼下の絶望的な戦場にも、よく見れば所々に固まって戦うかたまりがあることが分かる。
 それでもかなり向こう側に点在している、包囲されて脱出できなくなったか。でももう虫の息、手前に趙軍があると障害の分厚さに悲観的になる。

 だがそれでも李信将軍は探している。目を背けずに戦場を俯瞰している。そして遂に・・・、

 

 左奥に王賁がいる! 李信が戦機を捕らえると直ぐに崖を駆け下りた。将軍単騎で動いたので軍師が慌てて、待ってと声をかける。こちらはまだ半分も到着していないと言うのだが、信は向こうも隊形が整っていないとそのまま馬を走らせるのだった。

 

 

K001_25 🥰西楚覇王に敗れた秦将曰く、今週YJの表紙画は私のパパママでーす(本気)。

 うしつぎ曰く、本宮ひろしさん画の貴方の顔は酷かったね。王賁重傷癖がついてきたのかね?璧将軍の不死身の称号を授かるかもしれない。

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