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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2021年6月 5日 (土)

六百八十一

#681「強靱な力」

影丘の戦い九日目

 飛信隊田有は李信に歩兵の第一陣があの崖に到達したぞと言う。同じく田永も歩兵の第二陣も間を突っ走って向かっていると言う。二将の言葉に李信将軍がよしと声に力が入る。

騎馬隊が暴れ回って敵の注意を引く。とにかく一人でも多くの歩兵を崖に近づけるんだと将軍は皆に告げる。応じる騎兵達。

 

頼んだぞ歩兵団!おまえら 干斗たちが凄い形相で崖を登っている。平も、崇源も、尾平も。

 

 飛信隊本陣 
 物見が歩兵の第一陣が崖に到着したと軍師に報告する。見えていると貂。別の物見はその分隊長らがムリして包囲されていると具申。仕方ないと作戦から貂は言う。

 そこに番陽副長が来て、もう歩兵が下に届いたのかと言う。貂は王賁は大丈夫ときく。番陽は静かに寝られておると答える。

 それにしても早かったなと番陽。八日間も玉鳳と戦った敵だから、当然疲弊して軍の動きは鈍い、そして飛信隊は今日が初日だからと答える。そうだったなと納得する番陽もだがと、難しいのはここからだと言う。

 敵本陣 
 岳白様と物見が右の急斜地を敵歩兵が登ってこようとしているそうですと報告する。狩り場の罠のある緩斜地をよけてあの急斜地から来るのかと参謀の将は考え始める。
 偶然では無い、先に戦っていた玉鳳の入れ知恵かと推測する。だが参謀はフッと笑うと残念だがその奇策もまた死を早めるだけだと焦らない。

 

 登る歩兵団たちはそれぞれ傾斜の緩斜面、急斜面に気づいて行く。皆は緩い右から登るようになる。

 そしてというか、やはりというか・・・、尾平が崖のつかみ損ねて落ちた。死んだかと思った尾平は昴、慶の手で辛うじてすくわれる。重さにキツい昴がいいから早く自分で崖を掴んでと尾平に言う。
 別の歩兵が気をつけてなら登れないことはない、なんだかんだともう半分くらい来てる。このまま行けば皆 上までと言う・・・。

 💥尾平と喋っていた歩兵は言い終わる前に額に岩がめり込んだ。 

 

 ☄🌠🔮無数の岩が彼らの頭上に降ってきた!!!

 まずい、逃げられずに岩をくらった。指にくらう兵、そして、くらった兵が続々と崖から落されていく。

 敵の攻撃を受けてしまう。壁にひっついて顔を出すなと指示がでる。登りやすいから敵からも丸見えになった、険しい地点に動け、出っ張りの下に隠れろと指示も出る。

「いわゆる“落石の計”というやつだ」 上に狩り場が無い分登らすわけにはいかぬと参謀の策であった。

 奴ら俺らがある程度登ってくるのを待ってやがったんだと干斗は気づいた。 この高さから落ちたら・・・無事ではすまねェと言う。事実崖下で血肉の塊が増え始める。
 崇源歩兵隊長が左だと皆に命じた。傾斜がさらにきつくなるがその分上からは狙われにくくなっていると。尾平がウソだろあそこを登るのかと難色を示す。慶もきついっていうか逆に反り返っているぞとビビる。

歩兵の苦戦が本陣から見える。

 石を落されている、半分近く落されているのではと声がくる。番陽も歯をかみしめる。敵もそれなりに準備があった・・・やはり無理なのかとぼやく。だが貂は大丈夫だと吼える。飛信隊はそんなやわじゃないと断言する。

 

 左に移動した歩兵団だったが、でもこれどうやって登ればと難儀する。 そこにフッフーンと鼻歌が下から聞こえてくる。

 羌礼だった。彼女をみた慶や昴は羌瘣隊の歩兵も下に着いたと知る。

 第一陣に追いついたぞと羌礼はこのくらいの崖でヒィヒィ言いよって修行が足りんのぉと言うなり、ワシの勇姿を見ておれと更に登る。 干斗は羌礼に余計なことすんじゃねぇ、お前の出番はまだ後だと呼び止める。

 でも羌礼はうるさいとさっさと登る。崖登りは識と二人でよく修練したのだと言うと・・・識を思い出して涙が出てしまう。

と同時に掴んだ岩が剥がれた!

やばと羌礼が落下した!! 崇源が礼が落ちたぞと声を出す。下から見ていた昴が手を伸ばし・・・、

 現地点から引きずり落ちるも踏みとどまり、礼を片手で支えて救った。しくじったすまんと謝る礼。きにしないで大丈夫と逆に言葉をかける昴。➡ (*≧︶≦))( ̄▽ ̄* )ゞ最初は首に剣を突き立てるほどの険悪だったお二人なのに。


 手が震えているのをみた礼が気恥ずかしくなり、次はちゃんとやるとまた登り出す。干斗が待てっつってんだ羌礼をまた止める。

 お前のその力は上を制圧するときにとっとけって言ってんだ。剣を使わねぇ時は俺達に任せときゃいいんだバカヤロォと。干斗は彼なりに先を考えるようになっていた。
 羌礼はだけどお前達にここは登れんだろと返す。側で聞いていた昴は登れるよ、っていうか登るんだと答える。何ともいえない顔の羌礼。っスと応じる干斗。➡O(∩_∩)O昴くんも歴戦の強者ですもんね。あの蕞の戦を経ているんだもんな。成長したなすばる。

 

 趙兵は崖を見下ろしていた趙兵が秦兵の姿が見えなくなったので舌打ちする。

 さらに急斜面の方に隠れたと分かるも、あっちはもう絶壁かそれ以上だと知っている。故に石を補充しておく趙兵たちは緩斜面のこちら側に出てくると読んで備える。

本陣の参謀も死角に隠れたと分かった。だが生憎そこから上には人は登れないとそれほどの急勾配なのを知っている。

 

 飛信隊本陣でも番陽がいくらなんでもあそこは無理だと言う。しかし、貂はムリじゃないと言い張る。

 バカなあれをどうやってと問い返す番陽に貂は簡単だと即答する。 簡単と言い切る貂に呆れた玉鳳の兵はお前はさっきから何を言っているんだと問う。

 貂は飛信隊は騎馬隊の力は玉鳳や楽華に負けているかもしれない。でも歩兵の力はこっちが上だと言う。驚く玉鳳たち。

 

貂「騎兵はどうしても早くから馬と接する士族の方に一日の長がある。でも歩兵はまずは身体の強さだ。

日々重いものを持ったり運んだりしている百姓の身体は元々強いし、今の歩兵の主力はさらにそこをふるいにかけて過酷な選抜試験を抜けた者ばかりでできている。

それが練兵と実戦を繰り返して更に強くなった。

そして二年前副歩兵長松左を失いその意思は確実に今の者達に受け継がれ、彼らはそこから更に自発的に自分の身体をいじめ抜いて鍛えて努力に努力を重ねて揺らがぬ強靱な力を身につけたんだ➡😑戦は犠牲の道ですとオカマの大将軍様が教えてくださいましたな。。。

戦術が絡むなら他隊の歩兵も割って入るだろうが、ただ険しい地を行くだけなら登るだけなら、彼らは自力で絶対にやってのける」

李信将軍が見ている先に・・・、

干斗が、角兄弟が、新兵達が
崇源が、沛狼が、古参達が

参謀が、岳白公がふと見やると・・・、本陣から見ていた番陽も玉鳳兵も驚き始め・・・、悲愴な顔の貂が見ている彼方は・・・、

飛信隊の歩兵をなめるんじゃない!! ほーと羌礼も感嘆の声を出す程に・・・、干斗たち歩兵団の一人が遂に崖の上に手をかけるのだった。

 

 

 

K001_25 🥰松左亡き後の新生歩兵団の力を見せてくれました!!

 軍隊の主力は歩兵ですからな。現在でも土地の統治支配には空海からでは能わない。人が人と付き合うには同じ土俵ならぬ同じ地面を踏みしめた者どうしでやらなければならんのです。。

 それにしても随分と羌礼も飛信隊になじんできたキャラになったなぁ。。見ていて面白みが増した。

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