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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2021年6月 5日 (土)

六百八十

#680「お頭の伝言」

 秦国王都咸陽 

 趙からの伝者から王宮は戦況を知る。

 未だに押されているのか桓騎軍はと大王が伝者に問う。伝者は既に平陽の地に入っているようですが城までに至っておらず、手前の平野と森林地で趙・扈輒軍とぶつかり劣勢のままと答える。
 昌文君はずっと劣勢のままではないか、あそこは始まってもう十日近くだと心配する。横の肆氏が九日目だと訂正する。
 昌平君は趙の心臓部に近づいているのだ、容易な戦などありはしないと叱咤する。それでも平陽を抜かねばその先にある王都邯鄲には届かぬと総司令。 大王は桓騎の劣勢を危惧する。
           

(始皇)十三年。桓騎攻趙平陽。 「史記」秦始皇本紀より

《 中央軍 》

 扈輒軍虎白公は余さず潰せと数が少ないリン玉軍を攻め潰そうとする。

趙中央軍虎白公は桓騎軍中央軍を分断しまずはリン玉の方を徹底的に潰しに行った 

 趙軍の奥からの新手が繰り出されリン玉は舌打ちする。もう一度乱戦を解いてさがるぞと自軍に命じた。

そのためリン玉軍は散り散りとなり隊の形すら成す難しい程追い詰められていた

 退がるリン玉軍の兵はもううちはダメっすね、ボコボコだと空元気をみせながら言う。ああとリン玉は肯く。だが、こっちが狙われている分黒桜の方にいるお頭は無事で・・・考える時間ができるとリン玉はお頭の期待をかけていた。
 隊長の話を聞いた部下は驚き、今からお頭から何か出ますかねと返す。 リン玉はそう願いたいなと返した。

兵達が喜ぶ。だったら俺達の醜態も無駄にならない、お頭なら何かひねり出してくれるかもしれないと希望を見いだすリン玉兵。部下の声を聞く長のリン玉はもしくは・・・最初から考えていたかと別の見方を語る。

 その時、リン玉を呼ぶ声がする。リン玉はその声に聞き覚えがあった。声の主・徐多にお前らも無事だったかと声をかける。リン玉兵がお前らだけか、他はやられたのかときく。 
 徐多はすんません、それが・・・と言葉を濁すと、黄骨さんらは一度この戦から下りるってと仲間の足取りを言う。後ろの仲間も他の者つれてとんずらしてしまいましたと謝る。

 黄骨一家が逃げたとリン玉兵が驚く。一度って何だ、次はねえぞと怒り出す。徐多はすみませんと謝る。リン玉がもういいから止めろと部下を制す。 リン玉はよく残ってくれたと徐多を労う。よかったらお前達はうちの一家に入れと義理固い彼らを自家に引き入れた。

「敵だけじゃなくこっちの問題も厄介だぜお頭 
 幹部ら俺達は揺らがねぇがもっと下の連中はただ甘い汁吸いに集まっているだけだ
 うちには軍みてぇな忠義や何やらはない
 船はでかくなったが沈みかけたその船を何とかしようって根性がねぇのが今のうちの最大の弱点だぞ」

 退く道中、リン玉は今の桓騎軍の弱さを憂いていた。

 

《 桓騎軍本陣 》

 摩論参謀にやってきた伝者がお頭はときく。摩論は後ろの天幕で寝ていますと答える。もう一人の伝者が黒桜さんの所に援軍が届いていない理由が分かったと告げる。
 援軍に行く筈だった土論一家がどこにもいない。 奴らは逃げた、幻砕一家が逆方向に走っているのを見た、そのことを黒桜さんが急いでお頭と摩論さんに伝えて来いと伝者達が悲報を続ける。

 早く手を打たないと桓騎軍はと伝者がいうと、摩論は手をかざして分かったもういいと止める。

 分かったからお前達は安心して持ち場に戻れと摩論が言う。言葉を告げられずに伝者たちは肯く。乱戦の音がちかくなってきたなと摩論はぼやく。そうですねと伝者は同意してから持ち場へ戻っていった。 よし、私も仲良しだけ連れて逃げようと摩論は投げる。

 途端にお頭は摩論と呼び出す。ビクッとした摩論を後ろから首に手を伸ばした桓騎は、ちょっと話があると言い出す。

 

《 桓騎軍右翼雷土軍 》

 乱戦中に雷土軍は奮戦する。趙兵から後ろから槍を刺される程に敵に迫られている。キリがねぇと苛立つ雷土。

 そこにオギコが目の前に現れて、ビックリする。なんでこんな所にいるときくと、オギコはお頭からの大事な伝令だと答える。 雷土はお前にそんな大事な事を言わない、嘘だと思ったが・・・。

 オギコの身体が傷でボロボロだった。。。 

 オギコは雷土さんの所に行くのが大変でケガしたり・・・、途中で敵に捕まるかもしれない・・・、でも敵に捕まっても絶対に喋らないし、死んでも伝言を雷土さんに伝えることが・・・、それができるのはオギコだけだってお頭に言われて、ちゃんと来たと言う。

 オギコの根性に雷土は驚くと、すまねぇと謝る。俺達は少しお前のことを勘違いしてたみてーだと上半身裸の男を見直すのだった。➡😭私も合従軍編以来初めて見直しましたよ。。。
 雷土はさっそく伝言の内容を聞こうとする。が、オギコが何だっけと言い出したので、オイとツッコむ。だが直ぐにオギコは思い出してくれたので、再度聞こうとする。

 伝言を聞いた雷土はマジでお頭はそう言ったのかと確認する。オギコはそうだよと答える。無茶しがちな雷土さんに特別教えるってオギコはお頭の言葉を伝える。 自分が思うに無茶し過ぎるなってことだと思うと。ああそうだなと返事する雷土。

 伝言を伝えオギコは去る。自分の隊よりお頭の方に戻ろうとするも、どこにいるんだっけと迷いだすオギコ。 いつものオギコの姿を見た雷土は少し笑った。

「ククク さすがお頭 そうこなくちゃよ」

 雷土がヤロォ共、乱戦を解いて後ろの森まで退がるぞ、少し立て直すと部下達に命じる。退がる雷土はやっぱりすげーな桓騎はと笑う。そこに部下から報告が来た。

 余魔一家が敵の・・・変な奴を捕まえたと。意味が分からぬ雷土が首をかしげる。 続ける伝者は敵の中で“若”って呼ばれてるガキでどうやらそいつは・・・、敵左翼の将・龍白公とかいう奴の倅らしいと。 ほ――?と言うなり雷土は馬脚を止める。

 

《 左翼軍 》

 李信将軍が先頭に立ち歩兵の道を作るために敵軍を蹴散らす。

一方その頃左翼の飛信隊は
激戦の末何とか歩兵団を
王賁が示した攻略地となる断崖の下までたどりつかせることに成功した

 崇源歩兵長が先頭で敵陣を抜けた。続いて尾平百将達も抜けてきた。

しかしそこで彼らは
崖の高さと傾斜の厳しさに絶句した

 さらに敵が構えていた。歩兵達がみんな怯んでいる時・・・、

崇源「どうした 行くぞ」 長自ら先頭を切った。皆、歩兵長と共に崖を登り始めるのだった。

 

K001_25 🥰松左亡き後の新生歩兵団の力を見せて欲しい。

 左翼の飛信隊も厳しいが、な~んとなく扈輒軍にほころびが少しずつでてきている。よりにもよって敵将の倅がつかまって、側で若とか叫んでいる光景は辛いねぇ。。。

 もしかしたらお頭は端っから左翼なんて眼中にないかもしれんなぁ。

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