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秦戦紀

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     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2021年10月23日 (土)

六百九十六

#696「解放の噂」

📖📲ヤングジャンプ 2021 No.47

 咸陽   驚きと喜びの声が宮廷中に響き渡る。。。

か・・・勝った!? 桓騎が・・・・・・勝ったのか!?
 流石に大王様を始め左右丞相ら皆も驚きの顔で捷報をきく。 伝者は鳥の知らせで敵将扈輒の首を討ち取り桓騎軍が勝利したと聴政殿に伝える。

扈輒の首を!? 
 群臣は昼間の報告では・・・全滅の危機に瀕していると聞いた。 ある文官は一体何が起こったのだと言えば、別の文官がごっ誤報ではあるまいなぁと問い返す。
 伝者たちはしかと我々も確認をしたところ誤報ではありませんと断言する。

 か・・・勝った・・・勝ったぞ・・・、でかしたぞ桓騎将軍と皆が喝采を上げた。

大敗の流れだからどう援軍を送るか連日思案していたものを、
いやよくやった しかも扈輒を討ったと・・・・・・
これで武城・平陽の前に立ちはだかる難敵がいなくなったぞ!

 一人が桓騎将軍め六将になった途端本当に好き勝手に無謀な戦争を始めよって一時はどうなるかと思ったが・・・と言えば、別にしかし結果強引な戦いで勝利した、これは早くも六将復活の成果が出たともいえるぞとの意見も出る。
 その意見に周りがそうだと応じる。

 だが本当に一体どうやって勝ったのだ桓騎将軍は、九日間劣勢であったのに何が起こったのだと数人の文官は疑問を口に上げる。

 

 肆氏がここから分かる変化としては“飛信隊”が参戦したことであろうと意見を出す。昌文君が反応する。その声にた・・・・・・たしかにその通りだと応じる者もいた。 とすると飛信隊のおかげで勝利したと・・・言う者もいた。大王は黙して聞いている。

 飛信隊が勝利をもたらしたのかまでは分からぬがそのきっかけになったのは間違いあるまいと昌平君が言う。昌文君も肯く。

 いずれにせよ戦の詳細はこれから舞い込んでくるであろう、打撃を受けた桓騎軍の立て直しも図らねばならぬと昌文君はその後について述べる。

 だがと昌文君はまずは何よりと玉座の方に振り向いて大王に拝礼する。

 これは本当に大きな勝利ですと大王様に言上する。これで次は武城・平陽攻めに入れます、そしてその二城を抜けば・・・その先はいよいよ趙王都“邯鄲”と力説する。邯鄲の言葉に群臣たちも身構える。

 大王はああそうだなと相づちをうつ。本当によくやってくれた六大将軍桓騎・・・・・・と結ぶ。

 

扈輒討ち死にによる趙軍大敗の一報は秦王都“咸陽”以上に趙王都“邯鄲”をどよめかせていたのは言うまでも無い

 邯鄲 

なっ・・・何じゃとォ!? 扈輒将軍が死んだ!?

桓騎ではなくて・・・!?なぜだっなぜそうなる

 趙臣たちは大いに動揺する。扈輒軍はどうしたと問われるが、大半が降伏した模様ですと知らされ更に動揺する。

 郭開様これは・・・と臣下の一人が問う。その郭開は椅子に腰を落す。次々に臣下からこれからの処置を問われるが郭開は考え込んでしまう。

 

趙の前線にいた王翦軍も驚きの反応になった。蒙恬がふと見ると王翦は桓騎軍の方に振り向く。

 

両国内を揺るがす正に起死回生の大逆転劇であったが 

この話は まだここでは 終わらないのである――

 

 摩論は本当にやるんですかと問う。桓騎は無言の圧力をかけている。

 

飛信隊本陣
 
 📲桓騎軍から伝者・馬印がまた来た。

 お頭から、六大将軍桓騎様から命令だと。李信が何だまたハゲ伝令か、さっき行ったばっかでまた来たのかとぼやく。うるさい馬印だと言い返す。

 飛信隊は今すぐ逃げた趙軍を平陽城まで追ってこちらに戻らぬよう見張れと伝える。貂はここで目を光らせてればいいってと反問する。
 それでは足らんそうで、軍で動いて奴らに反抗の気を起させないことが上策だと摩論さんの言葉を伝える。

 それは分かるが今すぐなのと戸惑う貂に、馬印は六大将軍の命令は絶対だ、よいな伝えたぞと言い捨てて去って行った。

 どうするよと尾平は李信にきく。李信はどうするもこうするも行かなきゃいけねぇんだろと舌打ちする。

 六将六将言いやがってとぼやくも、怪我人はここに置いて動ける奴だけで行くぞと決めた。田永もなんて一使いが荒いんだと言って舌打ちする。
 ふと羌瘣は私もここに残っていいかなと貂にきく。貂は何で、それは羌瘣隊も来てくれないと困るよとやんわり断る。

 そっかそうだよなと曖昧に返事をする羌瘣。貂が歯切れの悪さに疑問を持つ。

 行くぞ羌瘣と李信は声をかける。羌瘣の変化に気づいて、どっかケガでもしてんのかと聞く。羌瘣はいやそうじゃないけど・・・
ただ何か・・・・・・と説明できぬ感覚が言葉を濁す。

 

飛信隊は桓騎の命令通り敗走した扈輒軍の残党を追った。つまりは桓騎軍とはさらに離れたことになる

 

 集められた多数の投降兵。そこから桓騎兵が何人かが立たされて別の場所へ連れて行かれた。

 まだ残っている投降兵が一人の桓騎兵にあの連中はどこにと問う。その桓騎兵は俺らも聞かされてねーが噂じゃー少しずつ解放しているらしいぞと答える。

 その言葉は他の投降兵たちも聞こえ、も・・・もう俺達は解放してもらえるのかと聞き返す。桓騎兵は知らねーけどそういう噂だと言う。投降兵は王翦軍に投降しておいて本当に良かったと幾人かが言い合う。

 王翦軍の言葉が聞こえた桓騎兵はこいつらはまだ俺達を王翦軍だと思ってんのか馬鹿だなと思う。

 つーかそれにしてもお頭は何でこんなに早く投降兵を解放するのかと疑問を持つ。こいつら逃したら数日のうちにまた軍に入って俺らを殺しに来るんじゃねーのかと思う。

 

 連れて行かれた投降兵たちは何回か桓騎兵引き継がれて歩かされる。

 結構歩く、娘の顔、息子の顔と諸々の思いがある。中には弟を殺された、解放されたら直ぐに軍に戻って最前線に入って桓騎兵を殺しまくってやると憎悪を抱く。
 隣の同僚が気持ちは分かるが今はその憎悪を隠しておけと宥める。

 🚩旗と丘が見えた場所で桓騎兵は連れてきた投降兵達を休憩させて座らせる。引き継ぎの兵が現われる。彼らは少し間を開けて跪けと言う。そして、水をやるから下を向けと言う。

 投降兵達をもっと下を向かせると・・・即座に首を刎ねる。訳も知らずなままの顔で投降兵は死んだ。

 首を刎ねた桓騎兵は俺らの受け持ちは半分くらいいったかなときく。別の桓騎兵は半分の半分もいってねーよと毒ついた。

 このようにして桓騎兵は投降兵たちを騙して首を刎ねていった。そして大分減った折を見て残りの投降兵は待たせたその場で斬り殺した。知らされていない別の桓騎兵の目の前で。

 

その惨劇は 広域に点在した全ての捕虜収容地で 一斉に繰り広げられた 

正に“大量虐殺”である  

 

 首を集めてもやすぞと兵。何で首だけと別の兵はきく。体ごとは大変だろーがと答えると、ああーとその兵は納得した。

 

 桓騎軍本陣にリン玉は全部終わったみてぇだぞと伝えに来た。両手で顔を覆う摩論は全部の言葉にビクッとするが、そうですか、分かりましたと答える。

 

戦死者と処刑者その数の振り分けは不明だが・・・・・・この年の戦いのことは「史記」にも記されている

十三年、桓騎攻趙平陽。殺趙将扈輒、斬首十万
(始皇十三年に桓騎が平陽の地を攻めた。趙将扈輒を討ち取り首十万を斬った)
「史記」秦始皇本紀より――

 

 

 

K001_25 描きました斬首十万。

   この事件をどう処理するのだろうか咸陽と趙の前線の兵たちは。。。

 

 

 

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