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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2021年11月15日 (月)

六百九十九

#699「首級の数」

📖📲ヤングジャンプ 2021 No.50

 

🎤📰この記事のアンケートにご参加を(笑)

「侵略しかけてんのはお前だよな。つまり今この世で一番人を殺してんのはお前だぞ秦王よ。」

 断罪される桓騎は逆に嬴政に反論する。周りが固唾を呑む。

戦争をしかけてんのはお前だ、その死人の原因もお前にある。お前こそ一番の人殺しだ、そんな奴にお頭のことをとやかく・・・😛バカじゃねーのか?豹司牙よく刎ねずに済ませたな。 黒桜が野次りだすも、大王は黙れと一喝し黙らせる。

「子供じみた屁理屈に付き合うつもりはない。」 大王は余計な話には乗りはしなかった。

 お頭は屁理屈で片付けんなよ、お前が殺ったのは何十万どころじゃねェんだぞと言う。それに大王は今は捕虜の話だ、虐殺しろと命令した覚えは無いと返す。
 お頭はしてなくてもお前が起した戦争の結果の一部だとまた反論する。大王は、ああ、だからそれを断罪しにここへ来ているでは無いかと答える。
 責任は全部俺でお前は裁くだけかとお頭は愚痴る。大王は戦を始めた手前暴走したお前を裁くのも俺の責任だ、そしてもっと大きな責任は六国全て滅ぼしてからの話だと切り返す。

 お頭は不敵に笑い、正に血の王だ、お前に比べれば俺なんてかわいいもんだぜと揶揄する。大王は

「承知の上だ、血を多く流す故に兵士の死と民・捕虜の死は強く線引きをせねばならぬ。我々は現六将から“白起”を出すわけにはいかんのだ。」 大王ははっきり桓騎に告げる。

 白起。長平で捕虜四十万を生き埋めにしたかつての六将。 昭王期からの昌文君はもとより中華に知れ渡る秦の大将軍の名を出されて摩論が思案する。

「あの大虐殺が当時中華をどれ程震え上がらせたか趙にどれ程の怨念を生んだのかは幼少期の身をもって知るところだ。→😰リンチされて殺されかけましたからね

そんな状況を作っては国を滅ぼしても統治など出来るわけが無い。此度のお前の所業はあの長平を思い起こさせる程の悪業だ。」 筋を通す正論に桓騎軍幹部もぐうの音が出なくなる。

「戦乱の後、列国と一つになることが出来なければ今やっていることもこれまでやってきたことも全てが無に帰す。そんなこと絶対に・・・」 そこに桓騎はちょっと待てと大王の論を止める。昌文君がその反応に少し驚く。

 お前本気で言ってんのかと逆に問う。 「虐殺云々の前に他人の土地に侵略して殺して奪ってその上でその連中と一つになれると本気でそう思ってんのか?」

「そうだ」😆即答!!!(肆氏) 不意に桓騎は笑い出す。昌文君がそれを咎める。

 

 桓騎は黒桜に趙と仲良くやるっつー今の話をどう思うと振る。黒桜は綺麗事だと言う。昌文君がなんじゃとと怒鳴る。

捕まった雷土を生きながらバラバラにされた。先にやったのはあいつらだ、私らが趙に勝ったとしても趙の奴らと一緒になるなんてこっちから願い下げだ。趙の人間は皆殺しにしてやる。 怒る昌文君だが、幹部達は同情の視線を注ぐ。

 難しい道であることも重重承知だが、それでもいつかはと大王の言葉にお頭は難しいとかじゃないんだよと切り返す。

「国を一つにして戦を無くすと言いたいんだろうが、“人”はそうはならない。絶対に」 言い切る桓騎を昌文君がみる。

      

「お前は“人”に期待しすぎだ。秦王よ」

 極論を桓騎は大王にぶつける。真っ向から大王に反論するお頭に周りが唖然とする。 目を閉じる大王だが直ぐにああその通りだ、それのどこが悪いと動じない。

「俺は“期待”し“信じる”が故に苦難にして*最短の道*を強引に走り抜けようとしている戦国の王だ。」  周りからも大王自身の苛烈な覚悟、ハンパじゃないのが分かる。

「お前みたいに何もせずに“絶望”など・・・」 大王は喋るが桓騎の顔をみて言葉を止まる。気づく昌文君と黒桜。

 桓騎の顔になにかを見る大王。言葉が止まる大王にリン玉も気づく。違う様子に昌文君は大王様と声をかける。

 

“絶望”・・・・・・・・・・・・いや・・・

 

 こちらを覗く大王に何だよと桓騎が言う。

 潮時とみた桓騎は大王に結局俺をどうするのかと結論を急かす。

「首をはねたきゃ刎ねろよ。その時はお前もここで死んでその崇高な血の道もこれまでだ。今生きている人間にとってはその方がいいかもなー。」 とお頭が笑いを含めて茶化す。→😅死のうが生きようが関係ないって感じだな。。。 どこか醒めた目で桓騎をみる大王様は・・・。

「何も理由が無くば迷わず斬首にするつもりで来た。だが今回は摩論の説明に免じて赦すことにする。」 大王は豹司牙に剣を下ろせと命じる。
 お頭が摩論の説明じゃ十分じゃ無かったのかよと文句を言う。流石に摩論がお頭と咎める。赦す理由はもう一つあると大王は言う。

「扈輒軍撃破の功だ。よもや桓騎軍単軍にて趙軍総司令もろともその本軍を討てるとは思っていなかった。→🤔後付けなんだろうなぁ。。。 その成果のもたらすものは計り知れぬというのがこちらの軍総司令・昌平君の評価だ。それらを合わせ鑑みてお前を赦すことにする。」

 少々面白くない展開なのか少しお頭は渋面だった。失笑すると六将は剥奪しなくていいのかときく。→😁まるで駄々こねてるみたい。
大王は視線を桓騎に戻す。何なら返すぜ、あの金ピカの首飾りとお頭は言う。

「六国を滅ぼすには六将の力が不可欠だ。それは今も変わりない。あの首飾りはそのままお前に預けておく。 但し次にこの様な暴挙に出らば問答無用にその首をはねる故肝に銘じておけ!」 大王は桓騎を任は解かないがきちんと釘を刺していった。

それと次に大王様の前に足を上げれば即座に両足斬り落すからな!よいな桓騎! 傲慢無礼にさんざん怒りを募らせた昌文君も告げて退いた。

 かくて王軍は下がった。

 リン玉は大きく息を吐く。黒桜は冷や汗、摩論は助かったとへたった。桓騎は複雑な表情を浮かべる。

 

秦の軍律には元々戦場で取った首を褒賞に換える法があった

秦の年記に戦での敵の首級の数が残っているのはそのためと思われる


しかし――「史記秦始皇本紀」にてこの首の数は桓騎の十万斬首以降記されることはなくなった

 骸骨の小山の処刑場に大王は足を運ぶ。その場を目の当たりにした大王は地に座ると両手で頭を抱える。

 そこに、こんなところにいたのかと声をかけられた。

 王たる自分を政と名で呼ぶ男に大王は信と返す。 目を赤くした大王嬴政は李信と前線で再会した。

 

邯鄲まで届きそうな趙国戦線。咸陽から遠く離れたこの異国の地で、久々の再会。

 

 

             

K001_25 大王様の苦悩に李信が益々必要になっていくなぁ・・・王弟長安侯の言ったとおりになっていく。

   とりあえず論戦はお頭を六将から逃げさせなかった大王様の勝ちですわね。追記:それにしても原先生の構成演出の見事さは感嘆するばかり。。

 

 

  

 

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