2022年12月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

分類毎に読む

無料ブログはココログ

秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

« 七百 | トップページ | 月計感 »

2021年11月27日 (土)

七百一

#701「大将軍の帰還」

📖📲ヤングジャンプ 2021 No.52

 

🚩

 趙国王都邯鄲 

有が、
秋――、
父上っ・・・  

 う、うちの子は無事でしょうかと母が問う。自分で名を探せと役人は応対する。あそこに秦軍に殺された兵達の名前がと向かう人。 役人がここは第二区から出陣した者達の名だと教え、一区の役所に行けと応対する。

 嘆き悲しむ趙人たち。昭が戦死したと泣き出す母。その母親に、違う戦死じゃない。皆投降したのに桓騎に虐殺されたのだと誰かが叫ぶ。
別の人もそうだ奴らは捕虜を皆殺しにした。万の人間が無抵抗のまま首を斬られ焼かれたそうだと言う。

そんな・・・
邦・・・

 哀しみと屈辱で憤る趙の人々は、“長平”だ・・・ と呟く。その言葉でその場の趙人たちの形相が一変する。

おのれ秦め 許さん許さんぞ
ああ次の戦には俺達も出陣する 秦兵は皆殺しにしてやる捕らえて八つ裂きにして殺してやる
秦兵は皆殺しだ。桓騎の生皮をはいでやるぞォ 

戦死者の掲示板の前で彼らは怨念を誓う。

 

 趙国王宮 

 趙国宰相郭開が息が荒い。群臣達も顔が汗でぬれていた。→🤣パクリの末路(大笑い)。。。

 扈輒軍を討ち秦軍はその勢いのままに平陽・武城に襲いかかるでしょうと臣が言う。別の臣がその二城が抜かれると秦軍はもうこのか・・・邯鄲までと狼狽する!! もう一人はたまらずに・・・どっどうされますか郭開様と宰相に問いかける。それは皆も同じ思いだった→😱😨王が玉座にいない(呆)。。。

 ひとり韓倉は慌てめさるな、扈輒は敗れど兵はまだこの王都圏には十二分におりますると兵力の点を上げる。城内の民を見ても桓騎の蛮行はこちらの士気に火を点けた。平陽・武城も同様に士気は上がっておる様子、そう易々と奴らは邯鄲には届きませぬと述べる。 

 むしろ今気がかりは一部の豪商達が財を持ってこの邯鄲から脱出しようとしている件だと彼は言う。それを真似て民に邯鄲脱出の選択肢を与えては秦軍が邯鄲に迫った時に人はいなくなる。
 豪商含め民が外へ出られぬように今すぐ全ての城門を閉ざすべきですと意見を出す。

 それに他の臣がちょっと待てと声を出す。その話、韓倉殿そなたも邯鄲から北へ逃げる準備をしていると他の者から聞いたぞと糾弾する。韓倉は当然だと答える。

 ここにいる私達は一般の民草とは違いまするぞ。無論ギリギリまで戦いまするがいざとなれば我らは大王を守り脱出せねばなりませぬ。
 国家の中枢にいる我々は生き延びねば為りませぬと。韓倉の言葉に群臣がその通りじゃと肯く。→😜😜絶対に大王守らないなこいつらは。。。

 それに郭開は馬鹿なことで喜ぶでは無いわと一喝する。その時は命あっても今の地位も権力も無く敗走の徒として生きるのだぞと皆を叱咤する。
 もっもちろんそのようなこと誰も望んでおりませぬと皆が我に返る。士気を高まっている兵で秦軍を返り討ちに致しましょうと追従する臣下達。その通りですと肯く韓倉。

 だが兵はいるが扈輒亡き今総大将を張れる将がこの邯鄲にいるのかと郭開は問う。一人は英傑“趙忽”将軍がおりますと言う。それに早い、もし趙忽を失わば本当に我々は・・・と万が一を危ぶむ。

 誰かがな・・・ならばやはり・・・と言えば、もう一人もここはもう・・・あの方しかと口に出す。無言な郭開だが鼻息が更に荒くなる。

 そこへ伝者が楚国から急報をもたらす。 楚・・・楚におられるあの御方からと。だ・・・誰だと中には口にする者もいるが郭開は分かる。

 

 廉頗大将軍は魏軍を蹴散らす。介子坊、姜燕も活躍する。率いる兵は強いがなびく軍旗は楚の文字に廉頗は鼻で笑う。

 楚国郢 

 れ、廉頗様大変ご無沙汰しております昔お世話になった袁静ですと旧知の使者は廉頗に挨拶する。廉頗も袁多の倅・袁静かと笑う。そちが邯鄲からの使者を務めるとはのうと機嫌も良い。→😅相変わらず人の名を覚える細やかさは足りない。。。

 袁静は本当に廉頗様にもう一度お会いできるとは・・・御健勝で何よりですと感激の涙を流しながら言う。 廉頗が汚いと思うも、喜びすぎて鼻が出ておるぞ袁多の倅の袁静よと機嫌良く返す。
 私は袁可の倅ですと答えても、介子坊様も姜燕様もご健勝で何よりですと二将軍にも丁重に挨拶をする。二人も彼のことを覚えていたのか挨拶に笑顔で応える。
 廉頗は健勝すぎて今朝も楚が苦戦している魏との前線に出向いて粉砕してやったわと介子坊にも話を振る。粉にしてやりましたと介。 さ・・・さすがでございますとその凄さを称える袁静。

廉頗は楚に亡命した後高齢になっても戦場に出ていたと史書に記されている

 

 袁静は平伏してさっそく本題ですが邯鄲に送って頂いた知らせは・・・本当なのでしょうかと切り出す。

 廉頗は、扈輒が討たれたのも捕虜が虐殺されたのも聞いた。秦軍がもう平陽にまで迫っているのも知っておる。傍から見ていて趙国の命はもはや風前の灯火よと語る。
 じゃからのォ袁静と廉頗は、この廉頗が趙に戻って桓騎ら青二才共を真っ二つにし趙を救ってやろうかと思ってのォと帰還の意志をはっきり伝える。二将軍もそのつもりだった。

 旧知の偉大なる大将軍が立ってくれると袁静は滂沱の涙と共にはいと返事する。すぐにその旨邯鄲に戻り報告させていただきますと感奮する袁静!!

 廉頗は笑うと、まー飯くらい食ってけと労う。ちなみにこれが儂のいつもの一食分じゃと目の前の豪壮な量の食卓を見せると、貴様も残すでないぞと言う。驚く袁静。

廉頗が趙へ戻る旨を使者へ伝えその際大食し健在ぶりを見せた逸話 そしてその顛末もまた史書に記されている

 

 

・・・・・・れ・・・廉頗・・・あの廉頗大将軍が・・・戻ってくる・・・!?  郭開は震え上がった。

す・・・すごい・・・あの廉頗大将軍が・・・元三大天廉頗様が・・・ご帰還される!
いいぞ!これで十分に立て直せるぞ。

 皆は盛り上がる。だが韓倉は本当にそうであろうかと水を差す。

 韓倉は廉頗将軍が趙を出た理由をお忘れかと問いかける。  先の王悼襄王の“性質”を諫めたため総大将を更迭され魏へ亡命した。そして今我らの王は先王と同じかそれ以上の性質をお持ちである。→😱😰裸でサディストですか。。。廉頗将軍が戻って今この朝廷を見て黙っていると思いますかと皆に再度問う。

 皆が一斉に黙る。郭開も黙っているわけがなかろうがと言う。

 かつて上卿であった藺相如でさえも気に喰わぬと殺す勢いで喧嘩を売ろうとした男だ。我らは一掃され下手をすれば問答無用に全員首をはねられるぞと郭開は脅す。
 皆が怯えるも韓倉だけは皆は大げさだが郭開は間違いなく無事で済まないと心中で見通す。困った皆は郭開に決断を求める。郭開は・・・、

 

『廉将軍 雖老尚善飯。然興臣坐、頃之三遺失矢。』
 
「史記」によると楚にて廉頗の健在ぶりを見た使者の話を郭開はねじまげ「廉頗は年老いても食は進むが座していたしばらくの間に三度も失禁した」と報告して趙王は廉頗はもう使いものにならぬと勘違いしたと伝わる

 

この郭開の捏造により廉頗は生涯趙に帰れなかったのである

 

 宰相から廉頗将軍のご帰還が認められないと告げられた袁静は絶句し、愕然とする。

 王はなぜそんな、そんなばかなと袁静は落胆するも、もう一度ご再考を進言をと食い下がる。 なっ納得できませぬと涙を流す袁静は命をかけて大王に進言いたします、どうか機会をお与えくださいと言う。

 郭開は袁静に私がもう一度王に進言する故お前は下がって待てと下がらせる。だが宰相は韓倉にあの男を始末せよと命じる。 宰相の命令に従う韓倉だが扈輒の後を誰にと問う。

 拳を固める郭開は腹ワタが煮えくり返る程口悔しいが・・・・・・呼び戻すしかあるまい、あの男を・・・・・・と屈辱の形相で答える。→😅📖『始皇』だと王が群臣の意見に押されてイヤイヤながら李牧を呼び戻してましたね。 

 ┌(。Д。)┐しっかし・・・『始皇』趙王よりも「キングダム」趙王が酷い酷いわ。。。

 

こうして“邯鄲”から“青歌”に早馬が走り ついに 二年ぶりに三大天李牧が復活を遂げた

扈輒軍は敗北したが李牧が出てきたことで平陽一帯の戦いは停滞する→😍カイネが新品の鎧とマントを纏っている。

 

そしてその翌年いよいよ

三大天李牧と六大将軍桓騎との正面からぶつかりあう生死をかけた大戦が幕を開けるのである

 

             

K001_25 オワコン勢揃い!! 

  それ国家の危急存亡は政治担当者次第とつくづく思い知らされますわ。。

 

 

  

 

« 七百 | トップページ | 月計感 »

キングダム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 七百 | トップページ | 月計感 »