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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2022年3月12日 (土)

七百十

#710「世界の違い」

📖📴ヤングジャンプ 2022 No.13

宜安を攻めるべく招集された秦北東部軍。

 

 北部・東部の全域から徴兵された軍。小さい城邑からも徴収されていた。草干の村からも徴兵されたのは旗が掲げられていたからだ。草干の兵がこんな数の人間を見たことがないからカチコチだと笑う兵がいた。笑うなと注意する兵も地方の極小都市からの兵だから大差無かった。

 北部からの兵達は今頃こんな大軍がこっち側で起こるとはと口々に言い合う。趙攻めにはもう北側の俺達の出番は無いと思ってたと。中には亜望のように戦も大きくて長くなりうちにはいつ帰れるかと不安がる兵もいる。

 そんな兵達の前に何をひるんだことを言っておるかと騎馬から声が掛かる。武功をあげる好機が巡ってきたと胸を踊らせぬか亜望と隊長はそう行った。兵達は朱角隊長と呼び合う。

 朱角は先ではあの王翦将軍と桓騎将軍が待っておられて俺達はそこに合流して共に戦うのだと兵に話して聞かせる。 六大将軍と共に戦うときいた兵達はもう勝ったも同然、楽勝だと不安が消える。

それなら武功だ
栄里の力を他に示すぞ
報奨金でうまいもんをたらふく食べるぞ
隊長はぜひ北の将軍に昇進を

 兵達が隊長の自分にまで励まそうと元気になった。朱角は笑ってそれはなかなか豪気なと視線をほかに移すと・・・、

 左の崖上から敵襲! 朱角は仰天するも営里兵に左に隊列を組むように命じる。

 秦北東部軍総大将・曹波広は声のする後方を振り向く。なにかの喊声か不明だったが直ぐに崖上の気配に気づき目つきが変わる。

 崖上の狼孟軍カン・サロはジ・アガ将軍が始めてしまったとの報告を受ける。まあいいと認め、奴にしては待った方だと答える。頭から後ろはジ・アガが喰い荒らすと。
 その言葉通りの活躍でジ・アガにより朱角隊長は討ち取られてしまう。頭は我らが頂くとしようかとカン・サロは戦闘準備に入った。 

  曹波広はこっちにも来るぞぉ、敵襲じゃあとこちらも兵達に戦闘準備を命じた。直ぐに左方崖上に敵影を発見した。

 北からということは"狼孟”だと見抜く。いつも閉じこもっている軍がこの二十万の我らに奇襲とは良い度胸だ、返り討ちにしてやるからさっさと下りてこいこの下郎共がぁと曹は吼える。

 動じていない、勇猛か阿呆かと部下は言う。カン・サロはどちらか試してみようとの声で一斉に襲いかかる。

  

 荘関_邯鄲と宜安の中間地 

  • 閼与から秦軍が北へ向かって出陣
  • その中に王翦軍はなし

 馬南慈が見立て通りにお見事とカイネも一緒に李牧を称える。閼与が頑張ってくれたと李牧。楽彰は李牧殿の予言通りに閼与で秦軍が半分になったと言う。 では次にと傅抵が言おうとすると・・・西の国境狼孟より急報が来た。

  • 秦・太原に北東部軍集結、その数およそ二十万
  • その軍に対して狼孟も出陣する

 二十万に傅抵も流石に驚いた。カイネも驚くが李牧様はそれくらい起こると予想範囲内だと言う。馬南慈は太原、狼孟が出陣するなら今頃は既にと。戦っていると李牧も分かる。
 馬南慈がさてさてこちらもうまく行きますかなと楽しげに言う。楽彰は難しくないと答える。

 李牧様のおかげで狼孟には十分に準備する期間があった、それに狼孟にはあの二人が入っていると。

 青歌一の剛将 ジ・アガ 三年前の燕オルド軍を返り討ちにした時に一人で百人以上を殺ったって男と傅抵は聞かされていた。だが本人とは顔を合わせていない。
 上和龍がジ・アガは大猿が人とまぐわって生まれた男と言う。カイネがビックリしたので楽彰からひどい嘘は止めなさいとたしなめられる。少し戻るが青歌一の剛将は私だとアピールする。

 ジ・アガも頼もしいが、やはり居て最も安心を得るのはカン・サロと楽彰は話す。

 カン・サロ 彼こそ我ら司馬尚側近衆の筆頭、つまりは主・司馬尚を覗けば青歌最強の武将だ

 

 カン・サロの軍に瞬く間に曹波広の周りが囲まれるほど蹴散らされた。どうなっている、なぜ狼孟軍がここまで強い・・・、なぜこれほどの兵がいるのだと曹はあり得ない事態に動転する。

 そこに馬を進めたカン・サロが、半年も前から準備をすればそれなりに兵は増強できる、迂闊だったな太原の将よと話してくる。増強と聞いた曹は貴様らも二十万規模の軍勢かと問う。

 苦笑してカン・サロは流石にそれはない、我らはせいぜい数万でこちらの数を多く感じるのは兵の質が違うからと答える。練度も違えば士気の高さも比にならぬと。
 曹に、お前達は広域から急遽徴兵された寄せ集め、前線の秦の攻勢とこの軍の多さに最初から勝った気で歩いていただろうと論じる。秦兵にはどうして攻められているのだと泣声も出る。

 冷や汗をかく曹にカン・サロはこちらは国の命運がこの奇襲に掛かっていると言い聞かせて半年間練兵して士気を上げて挑んでいる、始まる前から勝負はついていたのだと論破する。いや、始まっていたことにそちらが気づいていなかったと言うべきかなと補足するゆとりもみせる。

 カン・サロの話を聞いた曹波広は半年前に、半年前からここに奇襲をするつもりで準備をしていた、はっ半年前から・・・この秦北東部軍が起こってここを通ると読んでおったというのか貴様はァっと絶叫する。
 ああそうだとカン・サロは答えるも、と言っても読んでいたのは李牧殿だがなとネタを明かす。

三大天李牧・・・ そんなバカな・・・ね・・・狙われていた・・・!?
半年も前から 李牧はこの軍を狙っていたとでも言うのか――

本当にそうだとしたら世界が違いすぎる
見ている軍略の世界が・・・・・・

 半年の差が致命傷だと身を以て知ったであろう秦将よ、だからお前達は敗れるとカン・サロは話を続ける。

「"宜安”は李牧殿が作ったお前達を葬る闇の穴、侵攻しているつもりなのだろうが趙北部の戦いで秦将達は全員死ぬ」

 

 

 

             

K001_25 無限蟻地獄。 

  一つの守りを作るとそれに対する流れを読み始めやすくなるのか。。

 

 

  

 

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