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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2022年3月26日 (土)

七百十三

#713「決戦前夜」

 璧「敵の弓に備えよ。射程に入り次第こちらからも撃ち始めろ。」 璧将軍の命令を受け、璧軍に弓隊前進備えよおと号令が伝わる。それを羌礼は何じゃあの城はと口にする。
 璧軍盾兵が構えながら並んで城に近づく。その間にもナジャラ族が魔除けの祭りを行う。だが向こうの射程に入っているのにまだ撃ってこなかった。璧も兵達も訝しむ。
 十分引き込んで矢の雨を降らせるのかと誰かが言う。幕僚は向こうに何か策があるのではと具申する。だが壁は構わんと吼える。それならそれでももうこちらの射程に入ったから前進止めて全弓兵撃つ・・・と言ったその時、異変が起きる。

 🔛🔓城門が開こうとする。

じっ城門が開いたっ!?  打って出る気だっと貂が叫ぶ。信はへ!?と、摩論はあららと声を出す。

 璧は、いかん騎馬がくるぞっ弓隊を下げろっと璧将軍が大声を挙げる。弓隊が戸惑い、慌てて下がる。騎馬隊が出始め弓隊を援護に前に出ていく。が、扉が開くのが早い。
 間に合わないと壁は悲鳴を上げる。城門が完全に上がるとそこには・・・、

 老人が三人立っていた。

璧「へ!?」
貂「えっ!?」
老人「降伏します。どうかお赦しを。」 えっ!?と璧将軍は驚き過ぎて声がでる。飛信隊でも昴や皆も訳が分からない。白旗が掲げられている。 
 礼は、わからんのか?あの城は最初から空っぽじゃと言い切った。

 呆然とする璧。後ろから勝った、勝ったぞォーと喊声が上がった。す・・・スゲぇこれがナジャら族の魔除けの力と李信が驚く。さすがにそうじゃないとは思うけどと貂が突っ込む。

赤麗城に残っていた老人達は事の顛末を話した 

  • 城内にいるのは寝たきり老人と病人数十人です。
  • この城は見逃してもらえないと思い・・・動ける者達は皆城を捨てて逃げました。

どうかお助けをと老人は璧に言う。


老人達は殺されなかったが桓騎兵は直ぐに城内に雪崩れ込み略奪を行った。住居には多くの財が残ったままで桓騎兵を大いに喜ばせた


 持ちきれねぇから荷台探してこい。この区画はカショ一家のもんだ他へ行けと桓騎兵同士で争う者もいた。

 愛閃は味方じゃなかったら全員ぶっ殺すのになー桓騎兵とぼやく。あー見苦しいと不満顔であった。それはともかく我々も蒙恬様の寝室、清潔な部屋を探してきますと動く。
 蒙恬がそれよりまず城内を調べさせろと命じる。桓騎兵は当てにならん、楽華全兵士を使って徹底的にと。

 飛信隊に楽華が城内の調査を始めたと知らされる。貂が早いと言う。飛信隊が入った区画はこっちでやると蒙恬に伝えてと伝者に言う。広いから分業した方が良いと。
 蒙恬の奴も怪しんでいるのかと酒を飲む李信。酒を飲む羌瘣もうまくいきすぎだと同意。

 ちょっと気持ち悪いくらい上手くいっている。赤麗はさすがに何か仕掛けがあるのかも知れないと貂は疑う。でも何かあるにしてもやっぱり趙は血を流してでも赤麗を守るべきだった。死傷者なしで赤麗まで取れるのは幸運以外の何物でもない。秦軍はもうこれ以上にない形で宜安攻めに臨めるとやる気が上がる。


楽華と飛信隊が探ったが城内に怪しい所は見つからなかった

桓騎連合軍十四万は城外にあふれながらここ赤麗にて夜を迎えた

これがいよいよ宜安攻略戦の前夜である


 秦国王都咸陽 

 桓騎軍は赤麗を取った報がきた。明日にでも宜安に攻めるとは何という早さだと群臣一堂で思う。おめでとうございますと大王に祝賀を述べるが・・・、大王は昌平君にどう思うかと問う。

 昌平君はここまで抵抗がないのは流石に予想外でした。赤麗は無血開城であったと。元々戦地になると思っていなかった北部の民が桓騎軍の悪評も相まって恐れおののき戦意を失ったか、もしくは“宜安”に力を溜め込んでいるのかと二択を提言する。

 その言葉に皆の顔が一変する。大王は俺はずっとその“後者”を最も恐れていると言う。昌平君は大丈夫です、現場の将兵達は皆そのことを頭に入れて宜安攻めに臨むはずですと言う。

大王そうだな・・・・・・(大王の声)

 

 赤麗城の望楼で桓騎が酒を飲んでいる。誰かが登ってくると砂鬼は腰の剣を構える。登ってきた人は・・・

 久しぶりだな那貴と桓騎は言う。どーもと那貴は返す。桓騎の側に砂鬼がいたのに気づく。桓騎は何か用かときくと、那貴もええちょっと話がと切り出す。

 燕国 対趙国境付近 介黄 

 オルドがおおしっかり盛り上がってきたのーと言う。後ろから山民族がのぞき込む。

 城の者達はなぜ最北の地より戻られたのですかとオルドにきく。オルドは秦趙の大一番が近いと聞いて飛んできたわと答える。

わっ笑っている場合ではありません。
あの秦がこんな北部に現われ且つもう宜安にまで 
秦が趙北部を攻略すれば今度はいよいよ我ら燕が秦軍と激突することになります!

 オルドはそれはそれで面白いではないかと、ユキイ、ヲメウに促す。なっ何が最高かと一人がユキイに憤る。ヲメウが叫んでいるのでうるさいと怒鳴る文官もいる。
 一人はふっふざけている場合ではありませんといきり立つ。他の者も燕王からも行き違いでオルド様を呼び戻す使いが走ったはずですと言えば、別の文官も王都“薊”が大騒ぎになっている筈ですと言う。

 そんな文官たちにオルドは慌てすぎだ、お前達は甘く見過ぎてオルと宥める。“宜安”と“番吾”これが趙北部の要で有り仮に王都邯鄲が落ちた先の次の遷都先であろうが、そんな大切な城“宜安”をそう易々と渡すと思うか、あの李牧がと話す。

 李牧の名に慌てた官吏達はようやく鎮まる。彼らの一人が邯鄲にいる李牧がどうやってと言い出す。その言葉から考え始めた皆はひょっとしてと予想し始めると、オルドが当然李牧は宜安に入っておるわと答える。

しかしそんな報告は入っていない
趙北部に我らの間者が散っているのに。
李牧が宜安に入城したという話は・・・
北部にすら来たという情報すらない。
現に趙北部は秦軍の急襲に何も出来ぬままに・・・
秦軍はもう赤麗に・・・

 だから恐ろしいのあの男はとオルド。徹底した情報封鎖いや情報操作術と言ってよい、確か前にも似たようなことがあったであろうがとオルドは語る。
  皆が分からない。オルドは十一年前、大匈奴を討った強軍の存在を李牧はそっくりそのまま隠して一気に南下させて馬陽にて戦っていた秦の傑物王騎を葬った。あの時も北の情報封鎖から始まっていると。 オルドの解説に皆が李牧の脅威を感じ始め戦慄し出す。

ち・・・ちょっとお待ちを・・・そ・・・それでは
こ・・・・・・今回も李牧は謀をしかけていると。

 文官の問いにオルドは間違いなかろうと答える。

オルド「あの王騎ですら抗えなかった李牧の策、見物よ、今度は一体誰がその“餌食”になるのかのぉ」 オルドは笑う。

 

 

 

             

K001_25 戦うのは戦場だけではない。 

  喉元にいるということは顎の近くにまで来ていると言うことでもあるのよね。。

 

 

  

 

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