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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2022年3月13日 (日)

七百十一

#711「微妙な数」

📖📴ヤングジャンプ 2022 No.14

 カン・サロは秦将に一応投降を進めると告げる。秦の大将の誇りは見せてもらいたいものだがと前置きした上で・・・。

 

 対する秦将・曹波広は舐めるな、不意打ちしてきた卑怯者がと屈辱に震える。勝つのは秦だ、見ておれお前達の国は秦が滅ぼすぞと吼えて剣を振り上げてくる。
 しかし、カン・サロが一刀の下に斬って捨てた。前方部で大将を斬って済ませるカン・サロはジ・アガの方を気にする。

カン・サロ軍は秦将・曹波広を狙って急襲しこれを討った

一方 少し先行してジ・アガ軍は前方から四割程のところに突撃しその軍を粉砕
そして 向きを後軍の方へ変え爆走した

 秦の後軍は前方から人が舞い上がるほどの敵襲に、そして、曹波広様が討ち取られたとの急報で大いに混乱する。

 総大将が討たれる、伝令が必死に其れを伝えて絶命していた。後軍の部隊長・庄乱も部下の声に対処できず共に混乱の極みにあった。

敵の数が分からない。
大将を失ったから一度後退して立て直す。
前を見殺しにするのか、あの獣の如き敵を討って抜いて前を助けに行くべきだ。
あれを我らで討てるのか!?
それに前にはもう助ける味方はいないやも・・・。
それは行かねば分からぬわ。

奇襲を受け総大将・曹波広が討たれたという凶報は次々と後ろへ伝わった

 兵士達に恐怖が伝染する。前を助けに行くに決まっておろうと言う兵もいたが、自分達は五百人しかいないと及び腰の声も出る。それでも自分達が動けば他も動くと別の兵も出る。折衷案として副将に指示を仰ごうとするが、副将が既に死んでいた。

そうこうするうちに・・・彼らの横に敵影が現われた。 

 恐怖に駆られた兵士が逃げ始める。指揮官が勝手に退がるな、こっちにも十分に兵はいると怒鳴る。しかし、湾の隊が退いた。其れを見て土丹兵が続いて退がり、他の兵も退がる。
 金兵も退がる。勝手に退却する兵が増え始めるが、立て直すためにと制止出来なかった。

実はこの時崖上には数列の趙兵しかいなかった

しかし各城からの寄せ集めのこの北東部軍は一度混乱すると統制が利かず崖上の敵の数も確認せぬまま退却の大きな流れを生んでしまった

ジ・アガ将軍は敵を追い、後ろは全て後退していく。伝令の報告を聞いたカン・サロはあとはだなと仕上げに取りかかる。

 その秦北東部軍の先頭部隊は総大将の戦死、後軍の後退を知らされる。 総大将の仇討ち、後退、敵の規模が分からないので迂回して太原にといくつかの声が出る。

 部下達の声に隊長は狼狽えるな、ここにはまだ五万の軍がいるのだと一喝する。 風范将軍は、この作戦は我ら北東部軍が先で待つ王翦軍・桓騎軍と合流して趙北部を攻略するというもの、数は減れど作戦は生きていると説く。

 先では六大将軍のお二人が我らの到着を待っておられるのだから、前進して合流地に向かうと彼は決断する。残りの五万を率いて進む。勿論、背後の趙軍への警戒を怠らずに・・・。

この一戦に懸けていた狼孟軍の奇襲はすさまじく結果わずか半日で秦北東部軍の四万を葬った

中軍・後軍は我先に退がり出発地の太原まで後退した

そして残った前方の五万の軍は予定通り前進して桓騎軍との合流地へ向かったのである

 その秦軍の様子にカン・サロは含みある笑いをする。

 趙北西部_太原と宜安の中間地辺り 

 野営している飛信隊。昼飯に付き合う羌礼と昴。休んでいた李信将軍だが不意に気配を感じる。昼飯の肉をほおばる礼も同時に感じる。北東部軍がと思っていたら、伝令がやってきたのでその通りだった。

 二十万だから足が遅いと言う李信。伝令は何かよく分からないが来たのは"五万”だけですと報告し、李信は驚く。

 閼与で田里弥から狼孟軍の奇襲を受けた北東部軍の半分以上は太原に戻ったとの報告を王翦は受ける。全軍退却ではないのかと反問すると、田里弥は先頭の一部は桓騎軍との合流地に向かったと答える。
 数を問う。五万程との答えに王翦は考え込む。

 桓騎・璧・楽華に飛信隊の幹部で今後の作戦会議を開く。

 来てくれたのは有り難いが微妙な数と愛閃に蒙恬、貂も肯く。五万もかなり大きい数だけれど二十万の予定だったからと貂は戸惑う。
 璧も戦力が最初の半分なのにこれではと一抹の不安を抱く。 北東部軍をまとめてきた風范は面目在りませぬと謝る。

 彼に蒙恬はあなた方はよく来てくれたと逆に労う。→😅なぜ頬を染める愛閃・・・ 貂は残りの軍が立て直してやって来るのと問う。 

 風范は考えにくい、北部・東部の寄せ集めだから混乱すれば意見をまとめるのも士気を上げるのも容易ではないからすぐに出陣は無理だろうと言う。
 摩論は悠長なことを言っている場合ではない、十数万を待つ時間があれば王翦軍が復活するまで閼与にいましたと言う。肯く璧。

 貂はだとしたら再び二択という。

  1. この五万を急襲して今ここにいる連合軍で宜安攻略戦を始める
  2. 一度作戦を諦めて閼与まで撤退する

 摩論はよく喋る飛信隊軍師河了貂さんのご意見はと最初にたずねる。貂は分からないから蒙恬に聞きたいと言う。

 五万では宜安攻めを諦める数字でないが、攻略への確証を得る戦力にならないから判断が難しいと。摩論は博打に出るべきかと言うのですかと返されると、そこまでは言わないと貂は濁す。

 指名された蒙恬は

  • 宜安一帯の兵数は十万、この軍は合わせて十四万
  • 俺達が閼与を出て北上した時から趙に宜安攻めを読まれたとしても、そこから急いで兵を増強しても多くて一から二万。攻城戦になるとしても決して戦えない数字ではない。無謀だった鄴攻めに比べたらむしろ好条件。 
  • 閼与に戻れば立て直しに数ヶ月、その内に趙北部の守備を固められるよりか、今攻め込んだ方が宜安攻略は難しくないと思う。
  • 故に攻め込むに一票。→📝一票ってこの世界には。。。

 愛閃も同意する。貂も出陣に一票と言い、蒙恬の意見に肯く璧も賛成、風范たちも同意する。 

 ふと摩論は珍しく静かだと飛信隊信殿はいかにときく。まーどうせい行くに決まっているだろーがと大声でおっしゃるだろうけれどと言うのだが・・・。

 李信は分からねぇと言う。意外な答えに皆が信に目を向ける。貂が聞くが、分からないと再度言う。今度は摩論も分からない。 

 李信は分からねぇけど何か妙だ・・・何か閼与辺りから・・・都合がよくねェかと。→⚔️昔の王騎将軍を思い出す。馬陽で趙荘を攻めた後のあの時を・・・。

 それまで静かだった桓騎は何かを見るように李信に苦笑してブルってるんならお前は帰れ元下僕と言う。→🤔試したよなお頭は。 李信はビビってるとは言ってねえ、だがいつも以上に慎重に行かねぇと危ねぇ気がするって言ってんだと返す。貂は信の言葉に深刻さを感じ始める。

 あんたも何か感じねぇのか桓騎将軍と逆に李信が問う。摩論は信にさっきから何を言っていると笑い飛ばそうとするが・・・。

 桓騎は感じてるぜ、お前以上になとはっきり言う。摩論だけでなく皆も驚く。 だから飛び込むんだよ、そういう所にあるものこそ手に入れる価値があると桓騎。
 分かっていてやろうとする桓騎に李信は戦慄する。 

「いつものことだ、何も変わってねぇ。どんな仕込みをされてようがその上を行って最後は相手をぶっ殺して俺が勝つんだよ」 首に手を当ててそう桓騎は言う。さっさと出るぞ、ザコ助共と全軍に前進を命じる。

 荘関 

  • 狼孟軍、秦北東部軍撃破!半数以上が太原に戻りおよそ五万が東進!
  • 桓騎軍と合流し十四万となった連合軍が宜安に向かって動き出しました。

 急報を受けた馬南慈たちは出たかと喊声を上げる。李牧様とカイネの声に李牧は皆に我らも直ぐに出陣を命じる。 予定通り宜安で桓騎を討つと告げる。

 

 

 

             

K001_25 信が将軍としての嗅覚がさえてきたのが楽しい。王騎将軍に迫ってきたかな。 

  絶対勝利を信じて疑わない桓騎お頭。。

 

 

  

 

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