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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2022年4月16日 (土)

七百十五

#715「描き切られた戦い」

  宜安 

 李牧は全軍出陣を命じた。兵が周囲の軍も全て出陣しましたと報告する。伝令兵に敵とは宜司平野でぶつかりますから予定通りに包囲陣の配置に向かわせるようにと指示する。

 馬風慈が父・南慈に前衛を承ったので先に行くと話し、ご武運をと祈る。しっかり戦えと父も息子の武運を祈る。李牧が功を焦らずいつも通りに戦いなさいと言葉をかけた。
 風慈は雁門を離れて11年、ずっと李牧様の下で戦う日を待ち望んできましたと話す。骨珉伯とのはお声が掛かった日は震えて泣いていましたと打ち明ける。

 骨が言うなと言っただろうがと風慈に怒った。風慈は良いではありませんか、本当のことですよと笑って返す。本当に待っていた、再び李牧様と共に死線をくぐる戦いの日が来ることをと話を結ぶ。
 ちなみにと風慈は最初にお供を許されたカイネ達は皆に妬まれている、雁門に帰った時はイジメられると思っておいた方がいいと意地悪をする。カイネが驚いた。

 宜安将軍・袁環がそういう話ならこの宜安の軍も同じ気持ちだと話を重ねる。

袁「趙北部の戦いの基本は対匈奴との戦い、その戦いの最前線の要が“雁門”、つまりはその雁門の司令官であられた李牧様は当時の北部全体の総司令官でもあられた。

 李牧様が北部の“主”として治められていた時代が最も匈奴からの被害を抑え北部が栄えた時、そしてあの大匈奴軍との激突で圧勝して北に平和をもたらしてくださった。

 直ぐに厳しい口外禁止令が出たためこのことを隣人とも話すことはしませんでしたが皆が心に刻んだのです。李牧様こそ我ら北の最高の統治者であられると。」  複雑な表情を浮かべるカイネ。

 袁は“宜安”も“番吾”も他の大小の城も北部は皆、李牧様と共にある日を待っていたと言うと、喊声を上げて拳を天に突き上げる。

 すると北部軍の兵が一斉に喚呼を挙げた! 驚いたカイネ。馬親子は喜び笑った。楽彰も素晴らしいですねと一言。舜水樹はだから言ったであろが、李牧様は“王”になれる御方だと言う。 配下の諸将も引き締まる。

 袁は敵はさぞかし困惑するでしょう、この北部軍の士気の充実に兵力の差にと言う。願わくばこの北部軍の力に圧倒され侵略者共は一人残らず恐怖と後悔にまみれて死を迎えんことをと静かに殺気を高める。

 李牧がそうなります、いえ、そうしますと結んだ。

    

秦軍十四万 VS.趙軍三十一万

 😱😱😱愕然の秦軍諸将。摩論、黒桜、リン玉、璧。

飛信隊も李信、河了貂、羌瘣が汗をかく。那貴は舌打ちする。

楽華軍も陸仙、愛閃に余裕は無い。蒙恬は・・・、

 はめられた 俺達は誘い込まれた

 この後戻り出来ぬ地でこの兵力の差で開戦となるように 誘い込まれた これは全て綿密に設計されたものだ

 我々秦軍が宜安攻略に出ることが分かっていて準備された・・・・・・ 閼与を出て北上を開始した時・・・・・・ではない もっと前からこれは練られていた

 太原を出た二十万が狼孟軍につぶされたのもよく考えると不自然なことだった こちらの本営は狼孟が脅威と思っていなかったのだ

 なのに狼孟軍は太原から出た二十万の秦軍を打ち破った 狼孟も軍増強が施されていたのだ それも相当前から強力に つまりそれも宜安攻めに秦北東部軍が太原に集結して東進してくるというものを見越してのこと・・・・・・

 そ・・・そんなことが出来るのか 人に そんな“読み”が・・・

 ・・・しかもその二十万の軍を全て追い返すのでは無く五万だけは通過させ その五万と合流して我々は宜安攻略を諦めずに踏み切った

 そうなるように・・・踏み切るように意図的に五万だけ通過したとするなら 本当に我々は相手の思い描いた通りに・・・

 そんなことが出来る人間は唯一人 これは全て・・・・・・李牧が思い描いた通りのものだ だとしたらこの地での戦いも描き切られている

 恐怖が迫った蒙恬は騎馬を前にと指示を出す。 

 半年以上前に宜安一帯を刺殺して決めていました、ここで開戦して秦軍を葬ると呟いた李牧は、始めなさいと命を下す。 一斉に襲いかかる趙兵。

       

 どっどう戦うと尾平が動揺する。右翼の飛信隊に正面と右方から敵襲が来ると本陣に伝わる。貂は右は飛麃にと指示を出す。後ろからも来ると言われたので、後ろは楚水に任せる。
 前衛の璧軍では璧将軍は自身もそうだったのだが、狼狽えるなと前置きしてから兎に角横陣を崩すなと命じる。崩すと一気に飲み込まれると。
 桓騎軍本陣では摩論が思考停止中だった。中央本陣からみた趙軍の動きは・・・、 

 一斉攻撃だっ 蒙恬は盛んに思案を巡らせる・・・。

 ここは用意された“狩り場”だ 滞って戦ってはダメだ なんとか脱出を 部下から早く後ろへと声が出る。後方へ脱出路を探りながら戦おうと言う間に、早くも左方が敵と接触した。
 敵軍の足が早くて交戦に入ってしまう。陣内にと蒙恬に再度声が出た。 左方がえぐられそうになり、左に厚みを作れと本陣から指示が出る。
 そして、正面から敵が来る。正面の敵も相当分厚いと見える。蒙恬が前を固めろ、横陣が決壊したら一瞬で終わるぞと怒鳴る。

ダメだ 目前の敵に集中しなければすぐにやられる だが先も考えなければ間違いなくこの秦軍はここで ”全滅”する

 飛信隊でも右の飛麃がやられている、前方歩兵も苦戦中だった。数だけじゃ無い、この敵は強いと本陣も分かる。貂も思案中・・・

なんとかしないとやられる 突破口をどうにかして・・・いやっ相手は間違いなく李牧だ 李牧が準備をしていて・・・俺達秦軍は罠にはまったんだ いっ今はもう詰んだ状況を考えないと・・・ 李牧相手だからそのくらいの圧倒的不利に陥っていると・・・・・・

 でっでも・・・ 李牧の詰んだ盤面から逃れることなんて 出来るのか・・・

 前衛の璧軍ではもう正面中央が持たなかった。璧は中央に予備隊をと指示を出すが、間に合わない。 そして、横陣が崩れてしまう。 璧様退避をと部下が声を出す。

  

             

K001_25 秦軍の知者が惑うばかり。。。 

  ここからどう展開していくのか。。

 

 

  

 

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