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秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

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2022年7月25日 (月)

七百二十七

#727「桓騎の鉞」

 

何やっている つぶせっ 行かせるなっ 殺せぇ 趙兵の怒号と矛の嵐を桓騎軍が突き抜ける。 ゼノウ一家を先頭に倫玉一家らが突破を支える。行ける行けると摩論は希望を持つ。 しかし、お頭が何かに気づく。

「いいぞ先頭の怪物集団に徹底的に矢を集中しろ 皆殺しだ撃てェ」 ゼノウ一家に矢の雨が降り注ぐ。摩論ら幹部達は悲鳴も出ぬほどの顔になる。
 ゼノウ一家と倫玉が思わず叫ぶ程の集中射撃に桓騎軍が凍り付く。 矢の的となるゼノウ一家の姿を目にするお頭は直後、薄く笑う。

 👊🏻✊🏻矢傷にまったくゼノウ一家はひるまなかった。驚く幹部連。矢を射られたままゼノウたちは趙軍を蹴散らしていく。勢いが全く落ちないと摩論。つづけぇゼノウ一家に続けぇと檄を飛ばす倫玉。
 自分たちのために闘って死んでいくゼノウ一家、その姿を見るお頭は何故か怒りを溜めている。→📖😁山の民、王騎軍の奮戦が懐かしいですねぇ。、李牧ら本陣の面々が驚く前で・・・

桓騎――李牧の包囲を突破!

 あの包囲を本当に抜けたと摩論は大声を出すほど喜ぶ。その最大の功を為したゼノウ一家が抜けた途端に次々と馬上から崩れ落ちて死んでいった。
 こいつらとっくにもうと倫玉。桓騎軍からゼノウ一家死ぬなぁと悲鳴が出始める。ゼノウ一家の皆さんがと摩論もお頭に言う。そのお頭は何も答えず憮然とする。

 本陣の幕僚達が李牧総司令官に震える声で桓騎に逃げられた模様ですと報告する。李牧は舜水樹・虎白公軍に伝令をと言う。幕僚は今すぐ桓騎を討ち取るべく追撃をと伺うが、李牧の命令は違っていた。

李「二軍は包囲に取り残された桓騎軍の掃討戦に参加させ徹底的にこれを叩くように」 桓騎を逃してはと驚く幕僚達に李牧は説明する。

  • 桓騎軍にはゼノウ一家、蒙武軍に匹敵する殺傷力を持っている鉞があった。
  • 一つはそれを最後の最後まで温存していた桓騎の作戦勝ちだった。
  • 馬南慈軍が向かえば止められたかも知れないが被害も大きい(まだ馬南慈を失うわけにはいかない)。
  • 確かに桓騎はこの包囲戦から逃れはしましたが、桓騎軍はここで葬り去ります🤔🔖故さいとうたかお漫画「武田信玄」に軍を倒せば一人の大将など取るに足らないと名言あったなぁ。。。
  • 右へ抜けた飛信隊と楽華は多少残っていますが、左に抜けた桓騎達はもはや残党🖍️呼び名がきちんと変っている。。。
  • これが何を意味するかといえば、秦国が趙国の完全制覇を目論み、こちらの意表を突いたと錯覚した趙北部攻略という大戦略がほぼ無残に“失敗”したということです!
  • 今の包囲を抜けた桓騎も生きて秦国に戻ることはできません。軍による追撃は彼の首が挙がるまで続きますし、桓騎の行く手を阻む包囲線は何重にも置かれています
     李牧の戦略に喊声を上げる幕僚たち。桓騎たちの追撃に入った趙兵。
  • 脅威のゼノウ一家も今の突破で全滅に近いでしょう――
     ゼノウさんあんただけでも死なないでくれと桓騎兵が言うほどのゼノウ一家は数を減らしていた。
  • 桓騎を守れる力はもうありません。
  • 闇夜に乗じて逃げ切れると踏んでいるのだろうがそれは最低限の戦力があってこその話――
  • はっきり言ってもはや桓騎は今日死ぬか明日死ぬかの違いだけです
     

 李牧様のおっしゃる通りですと幕僚達は理解する。 そして、残された戦場では虎白公軍が暴れ回り残された桓騎兵が死にまくっていた。虎白公は松明も備えて一人も生かさないつもりだった。

 包囲戦の節目が済んだと納得した本陣の幕僚達。一人が懸念すべきは先程おっしゃっていた多少残っている飛信隊達ではと具申する。

 李牧は少し考えた後、多少戦力は残れども彼らも死に体だからここから出来ることはありませんと答える。これから重傷者も命を落し戦力をさらに縮小させてどこかの網にかかって終わるでしょうと予想を述べる。

    

 その飛信隊だが李信将軍と那貴軍の一部で偵察に出ていた。しかし、かなり遠くまで出てきたのに外側の包囲線があるのかと舌打ちする。那貴が一旦隊のところに戻ろうと進言、李信もそれを受ける。

 李牧の読んだ通り飛信隊楽華軍は重傷者で身動きできないでいた。兵の塩優の傷を手当てしようとするが傷が暗闇で見えない。火を付けようとしたが、同僚に敵に見つかるからと止められてしまった。→⚠️🩸🏴‍☠️死より負傷させることが軍では一番キツい。🚢⚓🚭海軍でも夜に航行している時にタバコ使う奴には叱り飛ばすのも当然。🤔教育でも体罰がどうこう言う前に何を大切にして×を出すのかを大人に先ず教えとけっての! 😎前線の空気を感じ取っておくのは指揮官の責務、偵察に将軍自身でも行くことに躊躇しない李信は偉いわ。

 夜の軍議で李信の報告から貂は地図上で自分達の位置を確認すると、李牧の軍が予想以上の広範囲になっているのが分かり舌打ちする。桓騎軍の動向については那貴の部下の報告待ちになった。

 楽華軍愛閃副長がくる。蒙恬は大丈夫で明日は少し動けると言う。李信はあんたも休め、楽華軍じゃ一番ボロボロだと言う。愛閃はお前らと大差が無いと返す。
 横に羌瘣がいるのに気づく愛閃。視線に気づいた羌瘣。羌礼が瘣姉に用があるならワシを通せよと牽制する。愛閃は昼間助けられたからと答える。

 岳雷を失った我呂に李信はお前も先に休んでろと言う。我呂は変な気を使うな、どのみち眠れやしないと返す。我呂の言葉に尾平らも気の毒に思う。 
 愛閃は軍師の貂にこれからどうするのか、話は決まったのかと問う。

 李信は進んでない、どこまでも趙軍がいると答える。ここにじっとしていても跡を付けられて趙軍が押し寄せると貂も言う。俺達はどこに向かって何をすればいいと尾平が苛立って言う。

 慶が声がでかいと注意したその時、一人の兵(尾平隊所属)がその場に割って入ってくる。突然だったので尾平が驚いた。兵はみなさんちょっと来てくれませんかと切り出す。
 どうしたと李信将軍が問うと、兵は平多達が森の奥で変な連中に遭遇したと報告する。敵かと尾平がきくと、敵じゃ無いんですが何か怪しいと答える。

 さらに自分らは桓騎軍だと言っているのだがそれも怪しいと兵は言う。桓騎軍!?に皆が一様に怪しく思う。 最後に兵はなにかどでかいものを運んでいると言い、皆は更に怪しさが増す。 兵はとにかく来てくださいと李信達に言う。

 李信ら全員でその兵の言う場所に駆け付ける。その場は何かもめていた。

 貂はうるさいよ、声で趙軍に見つかるよと注意した。飛信隊の兵がこの男が訳の分からんことをいうからと話すが、その男は訳の分からんこととは何だと怒る。
 声が大きいその男を咎めた貂だが、後ろにある物体に気づく。・・・・・・解体した・・・・・・井闌車

「違う! これは“六代紅春”だ!!」 氾善は自身の力作名を叫ぶ。
      

             

K001_25 戦略の見方をよく学べますなぁ。。。。 

  いやまさか氾善が再登場するとは・・・

 

 

  

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コメント

>趙北部攻略という大戦略がほぼ無残に“失敗”したということです!
 帰るまでが遠足という言葉がありますが、完全に秦軍を下してこそ、その事を、
 言えるのでは?李牧にしては、少々浮かれすぎの様に思えます。
 アツヨには、まだ復活していないが王翦軍がいます。
 勝ち目がある策を立案できれば、出てくるでしょう。
 桓騎軍を下し、王翦軍の本隊が本国へ撤退して、真に勝ったと言えるのでは?
 
>死より負傷させることが軍では一番キツい。
 アサルトライフルで使用されている小口径高速弾は、まさにそれが狙いです。
 多数の弾丸を持っていけるという利点も、ありますがね。
 
>李牧の軍が予想以上の広範囲になっているのが分かり舌打ちする。
 桓騎の夜の行動を、ある程度予測していたが故の多重包囲と見ていいでしょ
 うか?
 思ったより、用意周到なのは、さすがに李牧というところですね。
 ある程度、包囲している趙軍を撃破できたとしても、徹底した掃討戦で全滅も
 ありうる。
 が、王騎ら六将はこういう場面も、切り抜けてきたでしょう。
 大将軍になる為には、今回の危機乗り越えなくては。
 
>いやまさか氾善が再登場するとは・・・
 思わず、「えっ?」となりました。黒桜や厘玉といった、桓騎軍の中核の将だっ
 たら解りますが、まさか氾善とは?
 紅春を、何かに使うつもりでしょうか?
 もしそうだとしたら、高所から戦場を見渡すことができるメリットを何かに活かす
 と思いますが・・・。

CIC担当殿、お返事遅くなりました。
>桓騎軍を下し、王翦軍の本隊が本国へ撤退して、真に勝ったと言えるのでは?
        
 第一戦略は破綻させましたが、国防の脅威は今だ止まずということでしょう。 

 李牧の台詞を読むと思うのは、本当に戦の人であって政治の人では無い。秦王嬴政のように限りない持続する救世の意志を抱く人間ではない。
 以前に王翦を作ることが出来ない人間と放言していましたが、李牧もカリスマはあれども国を保守し続ける人(政治家)ではないなぁと思います。
      
>アサルトライフルで使用されている小口径高速弾は、まさにそれが狙いです。
        
 ほう!平気関係は無知同然な私です。成程なぁ、戦馴れてしている欧州人の考えそうな発想です。 
     
死体は何も言わず何も動けずの固体だから処置自由です。が、負傷兵は生きている。 負傷兵を増やさせることは抱える組織の自由を奪うこと(機動力を消耗させる)になるのでした。 
    
故に兵站とは兵士が生きる日々を守る重要な仕事なのに昭和日本軍人は軽視とは呆れるほか無しですね・・・。
      
>もしそうだとしたら、高所から戦場を見渡すことができるメリットを何かに活かすと思いますが・・・。
         
 魏の呉鳳明もやってましたね。確かにそのように使った方が壊れずに長く使えそうです。

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