2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

分類毎に読む

無料ブログはココログ

秦戦紀

  • Sample01
     歴史大作漫画「キングダム」全感想記事を戦争毎にまとめた目次録。リンクを張る場合はコメント欄に一言あるように。
     ◆目次解説並後書 
     

« 故きを温ねて | トップページ | 神無月の前に »

2022年9月25日 (日)

七百三十三

#733「奪われた者」  追記:TVアニメ感想記事

少年の名は桓騎
まだ何者でも無い
何者も、そのかお素性を知らない。

 首領の案内で砂鬼一家の縄張りを桓騎少年は歩く。桓騎はガキばっかだなと言う。それになにかと砂鬼たちの子供が傷だらけなのに気づく。

 首領はここには大人はいない、わたしたちは売られて売られた先で傷つけられて、あげく山に捨てられたり逃げ出した者達の集まりだ。→😓信が漂に出会わず下僕の生活を飛び出していたら、ここに来ていた運命も。。。

 首領は桓騎にこの穴を使え、丁度先日一人分空いたところだと寝床を教える。仲間の少女がそこの子は丁度三日前に体中ブツブツできて死んだのと言う。
 別の女の子が変なコト言わなくていいのと風という子を叱る。桓騎は長居すると言った覚えは無いぞと首領に話す。仲間たちが少し驚く。

 首領は行く所がないとも言っていただろうと言う。ここが嫌になったらいつでも出て行けばいいと去就を制限しない。私達はいてくれると嬉しいがなと首領は付け加える。
 後ろにいる男の子が別に嬉しくなんてねーぞ、食い扶持一人分増えるし、ただでさえ飢えてんのにとぼやく。女の子と少女がその男の子、竹耳にいつも男手が足りないってぼやいているよと突っ込む。

 竹耳は困ってしまう。 舌打ちすると言ったかも知れねーが、こいつみてーなのとは違う、こいつは明らかに俺らとは違うだろーと桓騎をみて言う。竹耳の言葉に首領はだからいいんだろと決定にする。

 桓騎はどうでもいいが、ひとついいかという。こんな痩せた地でガキだけのお前達はどうやって食っていけると問う。女の子・琳が獣取ったり野菜とかと言う。
 その問いに首領がこの山々は野党の類いがひしめき合っていると話す。町と町をつなぐ山道がいくつもあるからな、そんな中で私たちは端っこにいると。
 お前らも野党団ってことか、ガキばっかのくせにと桓騎。首領は肯く。

 砂鬼首領と野党仕事に桓騎は参加する。山道を待ち伏せする桓騎はこんな山道通るのかとぼやく。首領は悪路だが次の町へは近い道だから通ると言う。

 桓騎は横にいる仲間に前から思っているが何でいつも覆面かぶっているのだと聞く。覆面の仲間は目をそらして答えない。

 竹耳は覆面の仲間、召は昔に顔を焼かれたんだと答える。召は親に売られてここら一帯の領主の下僕になった。そしたらそいつはド変態ヤローで自分の趣味で召の顔を焼いたり皮を剥いだりしたんだ。
 まーここにいるのは皆似たような境遇だけどなと竹耳が話す。やがて偵察から偲央に知らせが来た。

 💂🏻👤💂🏻一団が道を通って来た。何だやらねえのかと桓騎。バカ、あれは行商でもなければ旅人でもええと仲間が言う。首領が兵隊たちに守られている、私たちが適う相手じゃないという。

しかもあいつは

 召は車から顔を出している領主を見た途端、昔(顔を拷問器具でいじられてきた日々)を思い出した。そして、召が痙攣を起して倒れてしまう。
 ひょっとして今のが桓騎。首領が昔、召をやった領主だと答える。

 別の馬車が道を通る。🔪💰今度は剣で脅して金目のものを奪う。👨‍👧貴族の娘が怯えるが父が春世を名を呼んで宥めている。馬ももらえば高値で引き取れると桓騎。
 馬より別にこの子の母親の形見で高価なものだと首飾りを差し出す貴族。首領はこれ以上は取らない、峠は危ないから迂回して山を下りろと言って引き上げる。呆れる桓騎。

 縄張りに引き上げた桓騎は竹耳にいつもお前らはあんな感じなのかと問う。偲央が決めたこと、殺しは絶対にしない、必要以上は奪わないのだと答える竹耳。
 桓騎は必要以上?お前らガリガリじゃねーか全然足りていないぞと疑問は晴れずぶつける。

 何で女が頭張っていると桓騎は問う。偲央がこの集団を作ったから、奪われた者同士で助け合う仲間になろうってと竹耳。そんで自分らより小さい奴らを守っていこうってなと。
 走り回っている風を竹耳は今はああだが、ここに拾われた時は骨と皮だけでずっと寝たきりだったぜと偲央のやってきたことを桓騎に語る。 竹耳は桓騎のために刀を研いでくれた。

      

 そこに、村に買い出しに行った呂代達がぁと仲間が泣き叫んで来た。

 驚いて事件の場に駆け付けた偲央らは仲間が死んでいるのを見た。呂代が生き残っていたので傷を解放しながら仲間が事情を聞く。

 呂代は狼甫一家だと答える。あの親子から取ったものをせっかく干し肉と穀物に換えて来たのに全部取られた。あいつらつけてきたんだと一人が言う。集落がと偲央が叫ぶ。

 💥🏹集落に戻ると襲撃されていた。仲間が槍で突き殺され、子供が首まで刎ねられている。バカ笑いする一家の者達がいたので偲央が何をしているお前達と叫ぶ。

 偲央そんなところにいたのか、いないから他の者達にいろいろ聞いていたところだと悪びれもせず言う野盗たち。一体何のマネだ、お前達狼甫一家への上納は約束通り払っているのにそれなのにこんなマネをと怒る偲央。

 昨日“狩り”をしたらその親子は昨日お前達に狩られたって言うじゃねーか、でも馬も取っていねぇしこの首飾りも受け取らなかったと一家は手に首飾りを持ちながら話す。 首飾りをみた偲央と竹耳は驚く。
 だから、俺達はお前らがこっそり稼いで俺らに黙って溜め込んでいるんじゃねーかと調べにきた訳だと言う。偲央はそ、そんなことあるわけがないだろうと言い返す。

 んーそうだな、色々調べたら無かったわと集落の惨状の中で野盗は悪びれもせず答える。憤るも何も言えず耐える偲央たち。用が済んだら帰ったらどうだと涙を浮かべて言い返す偲央たち。
 そうするかと狼甫一家はとりあえず見つけた干し肉と穀物は全部もらっていくと笑いながら去る。それは次の春に蒔く種籾、それがなかったら私たちはと衣央が取り戻そうと動く。だが竹耳が止める。

 黙ってみていた桓騎は横の竹耳に声をかける。呼応する竹耳。それに気づいた偲央が桓騎の剣を止める。あいつらを殺せば大変なことになる。狼甫一家が押し寄せて半刻もせずに皆殺しかもっと酷い目に遭うのが落ちだと。

 いいのか仲間が何人か殺されているんだぞと桓騎。生き残っている方が多い、力のない私たちはこうして生きていく他ない、こうしないとあの子たちを守っていけないと偲央は答える。
 我慢してここまで皆で生きてきたんだ、奴らに剣を向けないでくれと偲央は桓騎に頼んだ。桓騎は剣の手を離す。

 狼甫一家は偲央の目にムカついたのを思い出してまた戻る。そして、偲央に俺らの前で脱げと言い出す。また嫌な思いを味わう砂鬼一家に狼甫一家は別に驚くことじゃねえだろ、前にも何回かあっただろーがと言う。

 一人がこの姉妹はよー売られた先で散々な目にあって、体中傷だらけで気持ち悪いから最近は手をつけていなかったが、身体も成長していることだしまーいーやと話す。

 野盗はさっさと来い、いつものあの部屋でやってやるよ、早くしねぇとここで全員の前でまわすぞてめぇと吼える。竹耳が苛立つ。それともお前らの若いガキに相手させるかと怒鳴る。

 震える子供達を見て、みんな騒がなくていいと偲央は言うとおりに一家の方にゆく。

 桓騎がオイと声を出す。偲央は大丈夫、いつも通りに少しの間我慢するだけだと言う。しかし、偲央の手が震えているのを桓騎は見逃さなかった。

 狼甫一家が偲央に今度は妹も入れるから気をつけろよと面白半分に言ってくる。本当に女の体つきになった、胸もあると楽しげに言う一家の奴ら。そいつらにおいと声が掛かる。

 桓騎は短剣を狼甫一家の者の目にたたき込んだ。

瞬きする間もなく狼甫一家に噛みついた桓騎。もう後戻りはできない・・・!!!

 

 

 

 

             

K001_25 底なんてないんだよ、痛みに。扈輒の前で言った桓騎の言葉の源泉。。。。 

  さて随分まっとうな・・・麃公大将軍風に言うなら戦国のどこでもそこら辺に散らばっている、踏まれた者の反逆物語なのだがさてさて

 

« 故きを温ねて | トップページ | 神無月の前に »

キングダム」カテゴリの記事

コメント

>信が漂に出会わず下僕の生活を飛び出していたら、ここに来ていた運命も。。。
 世の中の縮図ですね。
 今でも、弱い子供は、大人に食い物にされています。
 確認情報ではありませんが、東南アジアの人身売買組織では、体に欠損がある
 子供が普通より高く売れるので、腕や足を切断するらしいです。
 また、インドのスラムでは、同情を引いて金銭を得る為に、敢えて手足を斬った
 り、目をつぶしたりするそうです
 けど、誰もそうなりたいわけじゃない。
 今回では、領主に腕を斬られた子供が出ていましたが、その領主がちょっとその
 気になれば救われる子供が増えるのに、今日じゃである事を特権であるかのよう
 に、弱者を虐げる…。
 この、悲しい連鎖を止めようとは、強者は思わないのでしょうか…?

>底なんてないんだよ、痛みに。扈輒の前で言った桓騎の言葉の源泉。。。。
 戦う武人と、弱者を虐げ食い物にするクズ盗賊。
 武人は相手を負かせば、それで終わり。
 が、盗賊は、どこまでもどこまでも、相手を痛めつけ略奪する。
 自分より弱い人間に対しての、スタンスが全く違う。
 成程、桓騎が痛みに底なんてないというのも、解る気がします。
 桓騎に言わせれば、「戦ごときで痛みを解った気になるな。」と言いたくなるのかも
 しれませんね。
 どこまでもそこが続く、弱者をいたぶる行為。
 幼少のころから、見たくなくてもいやというほど見てきた桓騎。
 扈輒の話に「眠くなる。」といって、政に対しては「人に期待しすぎ。」という。
 今までに見てきたもの、体験してきたもの。
 それがあまりに違いすぎる。

 この出来事が、一時、皆と袂を分かつ切欠かもしれませんね。

CIC担当殿、コメント万歳です。
     
>確認情報ではありませんが、東南アジアの人身売買組織では、体に欠損がある子供が普通より高く売れるので、腕や足を切断するらしいです。
 また、インドのスラムでは、同情を引いて金銭を得る為に、敢えて手足を斬ったり、目をつぶしたりするそうです

 ええ!そんなことまでやらせるのですかぁ!! 前世紀の歴史知識で聞いたようなことは今でも起こりうる、起こってるわけか。。。 人は過ち繰り返す。
     
>この、悲しい連鎖を止めようとは、強者は思わないのでしょうか…?
      
 ブログでも書いたかも知れませんが、上は上の世界で考え、下は下の思惑で考える。だからこそ各々の交流をよくするために壁をこわすのが権力であり、相国の語る人々の欲望をうごかして全体を豊かにするのが銭なのでしょう。 
   
 大王様と対立して無茶苦茶やらかしていたが相国・呂不韋も乱世を悲しみ厭う人間でした。どこぞの北のバカ権力者とは金と泥ほども違う!! 岸田は来年勇退のことしか頭にないらしい(呆)。
       
>自分より弱い人間に対しての、スタンスが全く違う。
       
 ある意味では信に近いスタンスですよね。だが信は漂がいて政がいて周りに絶望するほどの下層から見る必要が無いほど、光と救いがあった。
    
 おそらく、間違いなく桓騎はその辺に気づいているから下僕から世界見てきたのに甘い奴だと思っている。  
 だが下僕という点からみえる景色がどこか近そう、かなりの実力はあると認めているからこそ王翦との話し合いで配属先は飛信隊はこっちに寄こせと言ったのかも知れません。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 故きを温ねて | トップページ | 神無月の前に »