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秦戦紀

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2022年9月 4日 (日)

呂不韋から考える:前編

アニメ「キングダム」で遂に呂不韋が描く中華の姿、夢の国が語られました。

🙂ココログブロガーのキングダム愛読者・うしつぎが前・中・後の三編でしばらく熱く語ろうと思います。

 

 争いをすることなく富と楽しさで国をまとめる世界秩序。

O(∩_∩)O悪くない。そんな世界になればどれほど良いことか。連載当時でさえ凄いと思いました。今改めて聞いてみると・・・、

 

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まるで強酸党中国が※を差し置いて世界を牛耳る究極計画の姿なのではとさえ思えますわ。

            

                    

 だがしかし、秦王嬴政に見抜かれたようにそれだけでは世界は変ってはくれないとやはり思います。

 私見を述べれば貧富の格差、南北問題、是を解決するのは人類の至上目的の一つではありますが、格差を埋める=平等になるということではない。

 産まれた時は母胎なのは平等であろうとも生まれ落ちた環境は平等ではない。ましてや環境と経験から育ってきた五感や技能も須く同じではない。
 経済格差は全ての争いの元凶ではなく、格差とは内は個人の資質研鑽以上に外は環境から当人が産まれる前から始まっている

 余談ですが独裁者の思考、性善説的正義思想には人の格差差別を生を受けた以前からの環境を省みて学ばずに悪と断じる偏見がある。全ての正しさはゼロだ(産まれてきた時)と見なして人は平らに等しいと揃えることから始まっているとうしつぎは思ってます。 産まれる以前から存在する世界が介在していないと。

 経済(階級)格差を無くそうとして共産主義が人の世界に出現してきたのに、それがもたらした社会と統治下の人々の自由と生活は人間の進歩に寄与したか。

 元共産主義者の哲学者は人類歴史に恥ずべきページだと論破しています。

             

 また格差は経済、利益面で全てを解決できるものではないと嬴政は論じており、納得しました。

 民衆は富利益で済むかも知れないが、王侯貴族は富利益以上に"背負うもの”がある。歴代という伝統名誉であり一族家名という誇りがある。商家でさえ家名の誇りと伝統を有するのに王侯貴族であれば尚更です。

 そして、それは王侯貴族が極小になった現在でも当てはまる。国家、民族、宗教が累代に渡り栄光の名で残してきた誇り、政治に主義を容易に上に位する者達は捨てられない。捨てれば其れまでの地位名誉は正に無価値と化すのであれば、莫大な利益を蹴飛ばして抵抗する。

 であればこそ貨幣経済が当たり前に行われている21世紀ですら露西亜の戦争が起きている。呂不韋の論では平和の力になるが平和に終結し得ない。まさに堂々巡りになっていく。下が富と利益を欲していても、富と利益だけで動かぬ人々が上の権力を持っているのだから。

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