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桶狭間戦記‐最終章‐第5・6話。〔改訂版〕

  • 「大高城兵糧入れ」
  • 「熱田神宮」

(;-ω-)ノ何のために金が大事なのか。

桶狭間戦記‐最終章‐第5話

 五月十八日昼下。 今川方の武将・松平元康は今川義元の命を受け、大高城に兵糧を運ぼうとしていた。信長への脅威を与えるため、今宵のうちに大高城に入ろうぞと兵士達をせかす。 

 「三河物語」によれば元康は戦時に気の逸る武将だったと。

大高城へいたる道は三つある。平路の東海道に鷲津砦、山路の大高道に丸根砦、川路の大浜道に正光寺砦があり織田方が付城を築いている。この三つから元康は進軍する道を決めようとする。その彼に側近が待ったをかけて自重を促す。

 側近は先々代・清康、先代・広忠公は血気に逸ったために早世されたから心を落ち着かせて籤を勧める。神頼みなどと怒る元康だったが、側近は静かな心で籤を引けば望みの道を選んでいるはずと言う。元康はそれをとる。 引いた道は…、

大高道だと本陣の義元が断言する。山路なら潮の干満無関係で夜なら見つかりにくいからと理由を話す。旗本の松井がどうして道を選ばせたのかと訊ねると、あえて選択させることで各将が何者か浮き彫りになり、それが将を知る会話なのだと。⇒将軍に独断専行をさせることは司令官にとっては将の会話でもあるんだなァ。 その義元は信長は援軍と座視のいずれかを選ぶかねと対話を図る。

 織田方では佐久間大学、織田玄藩が付城に援軍を出すように進言する。しかし、信長は座視を選択した。家臣が分かる程度なら義元など当に分かっている故にいまだ掌の上だと信長は考える。機に非ずと自ら作成したデスノート(粛清リスト?)を見ながら、義元の名を消せないでいた。

 そうこうするうちに夜になり。元康軍が鷲津砦に近い場所で止まる。息を整えて一気にいこうとするが、初陣の本田忠勝くんが遊軍でぶつかってから進みましょうと進言する。初陣ながら戦の駆け引きを知っていると誉める元康だったが、ここは潔く行くことに決めていた。織田、今川の両雄がぶつかる戦場で俺達は見られているのだからつまらん駆け引き無用だと。

(゚m゚*)決死の松平隊、兵糧入れ成功! 一気に駆けた松平隊。丸根砦の守兵は百五十ほどで松平隊決死の千人は砦を突破して大高城に兵糧を入れた。序盤戦は今川方が制したのだった。その知らせは熱田神宮に動揺を与えた。

              

桶狭間戦記‐最終章‐第6話

松平元康が大高城から丸根砦を攻撃、今川家譜第の朝比奈泰能も鷲津砦に攻めかかっていた。 織田方が一斉に恐れをなし、籠城策を圧倒的支持する。

生活圏を脅かされ動揺する者達。しかし、信長馬廻りの千秋四郎季忠は熱田宮司家の者であり、親の宮司から熱田を信長が見離したら信長も見放せと言い聞かせていた。そんな折、商人の寄り合いが開かれ熱田商人の加藤も呼ばれて参加する。

 熱田商人は今川勢におびえ信長から離れようとしていた。加藤家は今川勢の大量の食い扶持のために私達は破綻すると尚も織田家につくべきと主張する。 飢饉、大量の流民の需要により米が暴騰すると売り渋りで借用書でも銭でも米は手に入らない。銭の値で物が手に入らず、土倉が破綻すると理を以って説得する。 しかし、加藤家の説得にも熱田商人の多くが信長は籠城して熱田を見殺しにする腹だと見切り、今川家につくことに合議で決めてしまう。

 尚も籠城すべきと今川勢を凌ぐことを考える家臣達。それでも信長が動かない。そこに馬廻りの者が熱田が今川になびいていると注進する。 それを聞いた途端、信長の目が怪しく光り、座を立った。

出ようぞ!!! 信長は遂に動く。家臣達は殿に続けと言い、馬廻りは行く先は熱田だと分かって兵をかき集めていく。 熱田が揺れる中、信長と馬廻りが進む。熱田商人の中に信長の首を切って今川に引き渡そうかと考える者もいた。しかし、熱田商人筆頭の加藤家の現頭取が信長殿が熱田を救いに来たから招きいれよと鶴の一声により、信長は熱田神宮に入った。

щ(゚Д゚щ)カモォォォン 何のために金が大事なのか、よく考えよう!!! 神宮に入るなり信長は出挙帳(種籾貸付帳)を残らず熱田商人の前に出した。借米返済一切免除すると。

籠城の意思無きゆえ米は不要。我、銭を選ぶ。

 お前達の暮らしを見捨てないと決戦の意思を示した織田信長。熱田商人の大半が其の場でひれ伏し、是非今川勢と戦ってくださいと信長を支持する。信長は加藤家に決戦前の酌を命じる。加藤家は勝とうの験かつぎですかと笑いながら酌をする。 そして、加藤家は神宮宮司の千秋殿とかき集めた熱田の兵を信長に提供する。 これにより熱田が完全に信長の支持に回り、義元の光をさえぎった。信長は熱田神宮で戦勝祈願をし、馬廻りは千騎を超えたのだった。

(#゚Д゚)y-~~イライラ

第六話まで読んで、怒りが沸きあがった。何のことかは分かる人は分かるだろう。

 2010年七月の頃。。。                    

 宮崎県の「口蹄疫(こうていえき)」が未だに解決していない。当初から問題解決への行動が遅れに遅れ、赤松大臣は外遊に行ったのとんでもない行動、事件初期に一部のマスコミが防疫消毒に配慮せずにそのまま立ち入って活動したとも聞いた。。。宮崎県は知事から畜産業の人たちまで精一杯頑張っているのに。

 宮崎県の「口蹄疫(こうていえき)」問題に対して国がすべきことは宮崎県を支援すること、感染源を徹底的に調べ上げること。 宮崎県の「口蹄疫(こうていえき)」問題は、“宮崎県の”ではなく“日本の”「口蹄疫(こうていえき)」問題である!

 この記事で言うなら、

  1. 熱田商人を守る宮崎県の牧畜産業を支援すること。
  2. 国境で一戦する⇒国家が牧畜産業を脅かす敵、すなわち口蹄疫(こうていえき)の感染源を調べ上げ、叩き潰すこと。

 である。以下伏字

 なのに口蹄疫感染の疑いのある家畜を殺さなければ金は出さないとは論外の沙汰凸(`Д´メ)。

 上の与党と与党を支持する者達に古今未曾有の慮外者たちがいる。。。それでも指示する輩は自らのポケットマネーで彼の者達に給料を払ってくれ。 慮外者達のために傷ついた人達の金が混じっている国税から給料を出させるな。

 民主党? 民を朱に染めるの文字違いだろ。

後書:一年経ても民“朱”党は国民のための政治をしていないなぁ。。

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