ラストエグザイル-銀翼のファム-感懐
アデス鯨取り一匹と宣言。
シルヴィウスに居候する羽目になったファムたち。ミリアがトゥランの王女としてタチアナ艦長にファムたちを保護してくれたお礼を言うが、タチアナはトゥランは滅亡したのではと返す。ミリアはトゥランは滅んでいませんと言い張るが、副官のアリスティアは国家の指導者はいないし、軍隊もいないで国があるというのかしらとまっとうな意見を返す。ミリアはそれにこたえられなかった。⇒軍隊が壊滅したら事実上、国家は機能しませんからね。
ファムとジゼルはタチアナから出された注文、アデス戦艦15隻を奪ってくるためにシルヴィウスの中で鯨取りに使えそうな物や人を物色中。 星をみながら慣れない道具でジゼルが自分たちがいる場所を正確に測り、そこから鹵獲しやすい戦艦がある基地に目星を付ける。さっそくに二隻もゲットしやすい基地が近くにあることが分かった。⇒
空と海では地の利に適した基地とそれを補完する兵站ネットワークが何より重要。陸は歩けるが海(船)と空(機械)は燃料が切れれば動けずに死ぬから。 ジゼルの能力の高さを知ったアリスティアはできるだけ協力してあげてと便宜を図る。
軍議。アリスティア、タチアナ、ディーオはブリッジでエグザイルについて話をする。エグザイルが起動してミステリオンの波動があったとディーオが苦い顔をしてしゃべる。⇒一期で身内がそれをやったからな。タチアナはアデスはエグザイルを併記に使ったんだなと重ねて聞く。肯定するディーオにアリスが連邦と和平は難しいってことと聞かれ、たぶんねとこれまた肯定する。
その足でディーオはファムたちを見に行く。ファムはそこでようやくディーオがシルヴィウスクルーだと知る。ディーオはとぼけた風にしつつもアデス連邦が三日後にトゥラン併合宣言をするとチラシをみせる。ミリアがスパナを落とすほどに驚く。⇒一国による大国の併合は至難の政治。普通は傀儡政権でも立てるのだが、違うようだ。
その夜、ミリアはファムと話をする。ファムはミリアのために頑張るつもり。ミリアに領土はどこでもいいじゃないかと元気づける。しかし、このセリフがミリアに大きく響く。。。
次の日、鯨取りに向かうファムたち。シルヴィウスの高速艦を使って出撃する。ミリアは一人で何かしようとたくらむ。
伝令に化けたファムたちはアデスの貴族が乗っている戦艦にまんまと乗り込む。そこで偽りの情報を流してクルーを戦艦から追い出そうとする。艦長がデータと違っていたが、ジゼがとっさの機転で母からの命令だと変更して伝える。親ばか艦長がまともに信じ込んで一目散に戦艦から主だったクルーが離脱してしまう。⇒戦時なのに親危篤で艦を離れるとは…、死刑だな、こいつ。。。無人艦になったのでなんなく一隻をゲットしたファムたち。
一方、シルヴィウスではミリアがメイド服でタチアナ、アリスたちにトゥラン最高の手助けを頼みこむのだが、似合っているぞと言われるだけで相手にしてもらえない。どうやら女官が教えた知識だったらしいが。。。⇒傳の教育に荒怠があったな。その女官は処刑されるべきだな。 遂には厨房長にまで頼むのだが、運よく戦闘配備で厨房ががら空きになった。
戦闘準備になったのは未確認の戦艦がシルヴィウスに接近してきたからだった。が、ほどなくその戦艦がファムたちが奪ってきた戦艦だったので臨戦態勢を解除した。が、すぐにミリアが厨房をトゥランの国だと艦内に宣言する。
(゚0゚)おままごとの建国宣言が出た頃、本気の拡大宣言をするアデス連邦。 総統ルスキニアが五将軍を列席させ、壇上に立つ。壇の下ではアデス連邦の貴族たちが会場を埋め尽くす。 ルスキニアは宣言する、すべてを取り戻すのだと。
次にこそ本当の主役とばかりにルスキニアが壇上から降りて礼を取る。 ルスキニアがいた壇上にアウグスタ・サーラが立ち、一つの国家と一つの民族を可愛らしい声で宣言する。軍と民はアウグスタを高らかに讃えるが、アデスの貴族たちは異なる服を着て形だけの拍手と苦い顔が見える。
再興宣言と拡張宣言。 双方ともに不安を抱えつつ、シルヴィウスでは大義名分くらいになるかもとタチアナが言う。迷ってきた小鳥にしてはまあまあやるかもとタチアナはファムたちの力に苦笑するのだった。
( ̄◆ ̄;)一期よりもずいぶんと政治色が強いなぁ。。。
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