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ラストエグザイル-銀翼のファム-感懐

( ゚Д゚)y─┛~~アデス連邦の巻き返し

君主の器量。 アデス連邦のアウグスタ・サーラは自らの言葉で粛清を国民へ公表する。利敵行為をした貴族たちは排除、資産は没収された。アデス国民はアウグスタの厳正なる処置に多くが従う。

 しかし、公表が終わるとサーラはヴァサントに泣きつく。自分が幼いから、信じてもらえなかったから死なせてしまったと。母ならこんなことはなかったと自分がいまだに無力であることを責めて涙を流す。ヴァサントは悪いのは彼らですとサーラを庇うも、最後は自分がアウグスタを慰める。⇒最高指導者の義務は逃れられない。年齢がどうだ法がどうだと手続きがどうだと下らん言い訳で弁護する今年の与党政治家はサーラの器量の欠片もない!

その頃、シルヴィウスでは亡命政権の指導者ミリアがジゼルと書庫で勉強をしていた。ジゼルがアデスはもっと厳しくなり、もう失敗は許されないと緊張する。 そんなジゼにミリアは私はトゥランを取り戻す、もう少しだけ協力してとお願いする。ジゼルはミリアの言葉に複雑な表情を浮かべる。

∑(=゚ω゚=;)なんという君主の器量の違いだ!! かたや恤民の心を粛清した者たちにも向けつつも、正義を断行する齢10の君主と、自らの無謀な願いと現実の困難さに苦悩している身近の者の苦労に気を回さない15歳の王女。。。⇒わずか10歳のアウグスタの器量は、秦の孝公を思わせる。。。

執政の力量。 アデス連邦はグラン・レイクの南方をほぼ制圧した。これで後顧の憂いが無くなったので、北伐に向かうことに。その相手は専守防衛を貫く北の強国・グラキエス。ここを倒せば世界の覇権は勝ち取れる。ルスキニアはカイヴァーンとも話して着々と手を打っている。⇒南を制して北に向かうか。羽扇が似合うあの名丞相を思い出すなぁ。

それはアナトレーのシルヴィウスでも予想がついていた。タチアナはグラキエスの動向次第で世界情勢がアデスに傾くのを恐れる。アナトレーでも先輩のヴィンセントがグラキエスと外交交渉をしていたのだ。⇒ちなみに鎖国を外交で破った戦史は皆無。鎖国を破ったのは結局は軍事(戦争)。 グラキエスの動向が気になるタチアナに副長アリスティアはシルヴィウスの進路をグラキエスにする。タチアナはそれを了承した。

将軍の軍才。 タチアナとの契約、鹵獲軍艦数まであと一隻となったファムはジゼルと一緒に鯨取りに外に出かけていた。艦齢の若い戦艦8隻が狭い渓谷に向かっているとの情報をつかんだので絶好のチャンスとばかりにとびついたのだった。 鯨取りの道中でジゼルが契約が終わったら空族に帰ろうと切り出す。ファムはそれには答えをためらう。 そんな二人の目の前に空族の懐かしい面々が姿を現した。鯨取りのおいしい情報にほかの空族たちまで群がってきたのだった。

が、そんなファムたちが遭遇したのは小魚の群れを喰らう本気の鯨だった。

アデス第三艦隊、精鋭軍キタ━━━━( #` ¬´#)━━━━!! ファムたち空族の上空から第三艦隊が飛来する。将軍オーランが旗艦から空族に向かって大義の名のもとに君たちを倒すと要求できることをすべて要求する。きっちり言ってから容赦なく攻撃する。ジゼルは罠にはまったと気づく。

φ(・ω・ )押してくるなら誘い出し、引くなら押す。相手の動向により柔軟に作戦を立てるのは将軍の腕の見せ所。 空族がアデス戦艦を鹵獲して動きまくるなら逆に利用して誘い出す。五将軍と言われているオーランの軍才は流石というところ。そろそろNHKで『坂の上の雲』が放送されるけれど、東郷提督も旅順港の艦隊の動向を見て誘い出して叩きのめしてます。

あっという間にファムたちは劣勢に陥る。下部砲塔がないとジゼルのアドバイスで第三艦隊の下側に逃げようとするが、オーラン艦隊は下部にも砲塔を備えていて、さらに叩きのめす。 空族の旗艦に被害が及び、ジゼルは絶叫する。 けれどもファムが峡谷にいる鳥の動きに目を留め、考えが浮かぶ。

落下する氷塊と敵主砲斉射を使ってガストネードを引き起こすこと。これが成功してファムたち空族は辛くもオーラン艦隊から逃げ延びることができた。ファムは発光信号を空族に打ち、まだミリアと一緒にいると知らせる。

 

ファムたちはシルヴィウスの方に向かう。。そうしてシルヴィウスが見えてきたところで…、今度はアデス第一艦隊ヤッテキタ━━━━( #` ¬´#)━━━━!!

ファムたちの後ろからアデス第一艦隊が現れる。大艦隊でシルヴィウスの前に押し寄せてきた五将軍筆頭のサドリ将軍は旗艦から発行信号を送る。

まさかの敵艦遭遇でタチアナは苦しい表情を浮かべる。ブリッジに届いた発行信号を部下が読む。 「ミリア王女を引き渡せ。さもなくば貴艦を撃沈する」

 

( ・∀・)つ旦~~アデスは君臣共に器量と能力が優秀だ。

前回はアデスの執政と外交の人材の優秀さだったが、今回は五将軍の戦術能力の優秀さが光る。 君主の器量だけでもミリアはサーラに劣っているのでどう考えてもシルヴィウスや他国の軍事の後援がなければトゥラン再興は絶無です。

サーラの器量は大きい。これまでアニメで登場した歴代ロリ君主で一番だと思うな。

今回の粛清公表の一件でアウグスタについていくつかわかる。

  1. ルスキニアはサーラをないがしろにせずに政治を隠していない。
  2. サーラはきれいごとだけで政治が務まらないこともわかっている。

以上から思うに、アウグスタの器量は最良のレベル、ルスキニアの政治は強引だが信用があり政策は優れている、配下の将軍は戦術能力に長けて、一平卒(平民)までアウグスタへの忠誠は本物。。。

アデスはそうとうに手強いと思う。

ただ服従して間もない帰還民まで粛清したのはまずかったかもしれない。

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受信: 2011年12月 5日 (月) 08時19分

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