児童ポルノ法改正で民主 漫画、アニメは規制外
民主党は2日、児童買春・ポルノ禁止法改正案をまとめた。「表現の自由」に配慮して児童ポルノを扱った漫画やアニメ、コンピューターゲームは規制の対象外とした一方、児童ポルノの写真や映像を繰り返し購入した場合に処罰できる「取得罪」を新設した。近く国会に提出する。
自民、公明両党は既に「単純所持」を規制する改正案を提出。3党は9日から法案一本化に向けた修正協議に入るが、合意できるかは不透明だ。
民主案は学術研究や文化芸術、報道活動も不当に侵害しないよう留意することも明記し、児童ポルノの定義も具体的な表現を加えより明確化した。取得罪に当たる場合、1年以下の懲役または百万円以下の罰金が科されると規定した。
民主党と自公両党は2009年の通常国会でも改正案をそれぞれ提出したが、衆院解散で廃案になった。
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