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ラストエグザイル-銀翼のファム-感懐

戦は指揮官次第。

前門の虎(アデス軍)と後門の狼(グラキエス)に挟まれたシルヴィウス。 アデス第一艦隊司令官サドリ将軍は降伏勧告とミリア王女の引き渡しを求める。 ミリアは私を引き渡しなさいとブリッジにあがって言うのだが、タチアナ艦長は国を再興する気概はその程度か、我々を犠牲にする覚悟なくして国民の期待に応えられぬと一蹴する。 タチアナ艦長は徹底抗戦を選ぶ。

砲撃開始。数はアデス軍有利で押しまくる。対するシルヴィウスは包囲一点突破を計り突撃する。ヴァンシップを使って敵艦隊のかく乱をすることで、効果的に砲撃を成功させ、アデス艦隊を蹴散らしていく。サドリ将軍は味方の被害甚大の報告を聞く。後ろのグラキエスはアデス軍が戦っている戦場が防衛ラインに近づきつつあるとみて、これに備えるべき出撃体制を整える。⇒タチアナ艦長はプレステール(一期)の戦場経験者。ヴァンシップをさらに増やして効果的に戦ってます。戦場は機動を支配するものが勝つのです。

が、アデス軍歴戦のサドリ将軍が采配を振るう。

敵艦隊を突破していくシルヴィウス。最後の一列を突破したと思ったら前方に敵がいない。サドリが陣形を下方縦深にしたのでアデス軍は下からシルヴィウスを撃ちまくる。 下から包囲されてしまうとタチアナ艦長が素早く反転離脱する。 主導権を取り戻したアデス軍がシルヴィウスを追撃する。 

なんとか雲海に逃げるシルヴィウスだが数で追いつめられていく。爆雷で痛めつけられ、砲撃で追いつめられる。そんな中でブリッジにきたファムが鯨取りに行くと言う。なぜかタチアナ艦長はそれを許可する。ファムと間に合わなかったジゼの代わりにミリア姫がナビで乗ってヴェスパで出撃する。

降伏はしない。祖国に生きて帰るとクルーたちを鼓舞するタチアナ艦長。峡谷の岸壁へと追い込まれる中で皆の士気を高めてから決死の戦術に出る。

セシリーに岸壁が薄いポイントを探させる。セシリーが見つけたそのポイントにタチアナが全砲門の火力を一斉に叩き込む。岸壁を崩落させ、そこから逃走ルートを確保した。⇒(゚m゚*)砲撃で岩の瓦礫を使う戦法はシルヴァーナのアレックス艦長の戦術を真似たな、タチアナ。

戦略戦術は埃がかぶっても色あせない先人の武略を学ぶべし。

追撃してきたアデス軍は崩落の瓦礫と粉じんのせいで被害甚大。さすがのサドリ将軍も指揮杖を落とすほど狼狽するが、持ち直して副官に味方の連携とグラキエスのヴァンシップへの対処を命じ、自らの旗艦はシルヴィウスを追う。⇒戦況がわからないときは前線に出る。サドリ将軍分かっているね。

だが、たまたまヴェスパで動いていたファムたちがその追撃してきたサドリの旗艦を見つける。ミリアがサドリの旗艦の急所に向けて発砲する。

Σ(゚□゚(゚□゚*)え、僥倖の一発! これが見事に当たって、サドリの旗艦は航行不能になってしまう。 迷うことなくサドリ将軍は総員に退艦を命じる。副官が旗艦を捨てるのですかと無念の言葉を吐くが、サドリ将軍は練達の兵士達を捨ててはいけないと流石に戦場を生きた戦士の言葉で答えるのだった。

途中でグラキウスのヴァンシップを助けて、ファムたちはシルヴィウスに生きて戻る。みんなが喜ぶが、ジゼはなぜか涙を流して泣き崩れた。

(*^m^)タチアナは司令官としてちゃんと成長したなぁ。。

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コメント

HINAKAです。

五遷様

いや、この件はもうここでコメントする、余地はありません!
基本的には、こちら記事のトラック・バックを送りますので、御笑覧いただければ幸いです。一応付け加えておくと、この作品の設定には前作を含めて番組上では、分から無い事が多すぎますが、個人的にその点には目を瞑っています。
何か前作では、余りにも設定が細か過ぎて、コンテと作画で砲の位置や使い方が、設定とは異なっていた……等々、あるようです。

なおこの時の白眉は、副長の全乗組員に対する、微笑ましいお言葉です。
「みんな、大変よ艦長が笑っているわ」
この艦長にして、この副官在り!やはり前作からの名コンビは、健在なようです。

それでは、これで失礼致します。

投稿: HINAKAです。 | 2012年1月 3日 (火) 20時31分

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