大河ドラマ「平清盛」 第二話
#「無頼の高平太」
青年になった平太。
o(*^▽^*)oなるほど、若い頃にはうつけであるのは平家の血筋なんだな(笑)。平太は無頼のまま振る舞い、博打を打っては遊びまわっていた。今日も博打に勝っては負けて潔くない相手を叩きのめし、追いかけてくる奴には罠にはめて遊んでいる。
しかし、平家の一門にもうつけの若様を嘆く者もいる。叔父の忠正は平家一門の血が一滴も流れていない、洛中の民を惑わすあいつに跡目にふさわしくないと兄・忠盛に真っ向から反対する。むしろ、平次こそが統領にふさわしいとまで言ってのける。
平太がざんばらのボロ格好で屋敷に帰ってくる。忠盛はお前の元服が決まったと切り出す。兄を敬う平次は元服を迎える身として一緒に舞いを習いましょうと扇を差し出す。が、気に入らない平太が平次の手ごと扇を叩く。 平次の母が怒るが平太が怒ればいいと痛いところを言ってしまうので自分の怒りを引っ込めてしまう。
忠盛は平太の態度に何も言わない。ますます気に入らない平太は俺は父上のようにはならぬ、野良犬になって生きてやると言う。忠盛はならば好きにせよと平太の癇癪など気にもしない。
次に会う時はどこであろうと儂は容赦はせぬぞと一喝する。一喝され気が圧された平太はそのままで屋敷を飛び出してしまう。 皆が心配する中、忠盛はほっておけと事もなげに言う。父は言う、這い上がるしかないのだと。⇒ああ、喚いて説教じみて言葉多いタイプより何十倍も優しくて威がある強いお父さん像が素敵よ! 父は我が子を知っていた、平太は夜の中を馬で駆けていても俺は誰なんだと自分への不信に苦しんでいた。
俺は誰なんだと夜空に吼える平太。その声にこたえるかのように誰でもいいとの声が返ってくる。驚いた平太が声の方向に近寄ると、そこでは自分が昼間に掘った穴に人が抜け出せずに困っていたのだった。 早速助ける平太。 その者(高階)と平太が少しばかり会話を交わす。
この穴こそは今の世を現すと高階が言えば、月を覆う煙は月の光に染まりたいとあがいていると平太が言う。高階はあの煙は殺生禁止令で院が網を燃やしているのだと答える。院は現世の物の怪だと言う高階。
その後、平太は郎党の伊東忠清らの強引な手も手伝って、元服をさせられた。忠盛から名前を「清盛」と与えられる。
( ゚Д゚)y─┛~~ふうん、生類憐みの令って江戸時代が最初じゃないんだ。。 殺生禁止令のせいで民が迷惑し、平太の友・鱸丸の父が難儀にあった。
漁師なのに魚を取らせてもらえない。生業が立ち行かなくなっても村の頭である鱸丸の父は頭領として草鞋を売って金を作ろうとしていた。それでも無理がたたって体を壊していた。 そんな不似合いな生活では生計が立たず、遂に頭は漁をして禁止令に背いた罪で朝廷に捕えられてしまった。 鱸丸がそれを知らせに平家の屋敷にまで来た。
病にかかっている鱸丸を見た平太は手当をさせる。忠盛もそれを見ていたが奥に引っ込もうとする。平太が父に何とかするように頼むが、忠盛は礼に背いた鱸丸の父が落ち度だとはねつける。堪えきれずに平太が院に向かおうとするが、忠盛は院に背くなと叱りつける。
平太は父をにらみ返す。だったら何で俺に清盛の名を与えたんだ、清いとの名をと言い返す。驚く父に平太は罪なき民を苦しめて武士を名乗れるかと吼えて屋敷を飛び出す。 平太が自分を武士だと言ったことに、忠盛は驚き、喜び、笑い声をあげる。⇒息子の心が前に向こうとしているなと気づいて喜ぶお父さんがまたも素敵だ。
仏に向かって読経する白河院。目通りを願い出ている者がいると奏者の知らせに追い返せと言ったが、思い当たる人物がいたので会うことに…。
やはり平太だった。白河院に向かって平太は漁師の放免を願い出る。院は示しがつかないと跳ね付ける。 激しく憤った平太は院は自分の所業に怯えておいでではないかと言い返す。 院は平太に近寄り、お前の母は卑しい白拍子だったと平太の母のことを明かし始める。
白拍子は陰陽師から王家に仇なす子を孕んでいると言われ、殺そうとしたが逃げた。だが、儂は生まれたその赤子の目の前でお前が座っている場で殺したと言い放つ。
平太は母の最期に涙し、どうしてその子が生かされたのですかと問い返す。院はその子が儂と同じ物の怪の血を引いているからじゃと締めて、その場を去った。 母の死を聞かされて打ちのめされた平太が屋敷に戻ると、鱸丸が落胆して座っていた。 平太は鱸丸を抱き寄せてすまぬと泣く。 悲しむ平太に父が現れる。平太は父に舞いの稽古をお願いするのだった。
石清水八幡宮で清盛が舞を披露する。 そこには院、貴族、平家に不満たらたらの為義率いる源氏もいた。
清盛が舞う。舞いながら剣舞を披露して貴族からさすがに院の落し種とまで言わせる評価をもらう。だが、清盛は鱸丸から渡された宋剣で院にあがくように剣を振りながら乱舞する。舞が終わると院から武士の子らしいなと一言残して座を立つ。
清盛は面白おかしく生きてやると自分らしく生きることを父・忠盛に言ってのける。忠盛は好きにせよと言うのみだった。その清盛を見て感心している源氏の者がいた。
それから白河院が崩御する。強権の院が亡くなり、朝廷に暗雲が立ち込めてきたのだった。。。
父親としての忠盛、最後の告白をする白河院、それでも俺は生きると清盛。
||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||清盛「I will live!」
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