ラストエグザイル-銀翼のファム-感懐
どうみてもヴァサントの方がサーラを傀儡化しています。
#15「Triangnlation」
ヴァサントはサーラにルスキニアを討つように説得する。サーラはルスキニアはアデスのためにやっていることではと難色を示す。ヴァサントはその方法が問題なのですと食い下がるヴァサントはご決断をとアウグスタに迫る。ヴァサントに従ったサーラであった。
この件を見てもヴァサントがサーラをゆすっているとしか見えない。なんかこの方は悪臣?
ルスキニアは確かに強引だが、彼の優れているところは強引な結果をアウグスタに隠していないことだ。粛清をアウグスタ命令で出した馬鹿だとルスキニアに批判があったが、明らかにおかしい。アウグスタ命令で出す以上はアウグスタに結果を報告しなければならないからだ。それは、出された結果と目的を明らかにすれば大抵は過程を聞く前に安心感(善悪ではなく自分に隠していないの意味)を与えるからでルスキニアがアウグスタへの信用と忠誠を自分なりに示している証左。
ミリア、ファム、ジゼルがアデスの使者に案内されてアデス連邦の首都モリドバードに来る。そこでトゥラン残党軍や他の滅ぼされた残党国家の人たちが集まっていた。トゥラン残党がミリア姫の顔を見て挨拶をすれば、ミリアも愛想よく挨拶する。
ヴァサント将軍がミリアたちを出迎え、玉座まで案内する。アウグスタ・サーラを彼らは初めて目にする。ファムは本当に子どもなんだと無礼千万を口にし、サーラを怒らせてしまう。ミリアがファムをしかりつける。⇒これがそばにいる廷臣がルスキニアだったらファムは剣を突きつけられているんじゃね?
三人にもてなしの料理が出される。粗末な豆料理にまた無礼なファムが嫌な態度をとる。しかし、ヴァサントは外来の方々は皆そう思われますとフォローしてくれる。それでも、ヴァサントは我らはエグザイルから見捨てられた人々の末裔でここで命をつないできた、その気持ちと感謝を忘れないためにもこの料理があるのだとファムたちに教える。
アデスに生きる人々の苦労を聞かされたファムはアウグスタ・サーラが本当に民のために考えようとしている皇帝なんだと痛感する。
ヴァサントの反乱を知った外側の面々。 遠征軍のルスキニア総統は流石にアメジストのヴァサントだと手並みを褒めるが脅威には感じていない。カイヴァーンはヴァサント許すマジと討伐軍を率いたいと志願するが、サドリ元帥がそれを止める。オーランは戸惑うがソルーシュは割り切っているので迷いはない。
アナトレー側ではヴィンセントがウルヴァヌス戦艦を修理中であった。ヴァサントによる反ルスキニア統合軍には力不足なので応じられないと判断し、ソフィア皇帝陛下が到着するまでアナトレーを守ることにする。
まとまり悪すぎる統合軍。よせあつめ。。。反ルスキニアで集まった諸侯たちが会議を開く。そこにはディアンらグラキエス残党までが来た。ディアンは会議前にファムたちと会ったが、ディアンらは魔女の身内となれなれしくできないと恨みからそっけない態度をとっていた。
会議は反ルスキニアで狂気ばかり先走り、トゥランの魔女を殺せと皆が吼えまくる。わかっていたけれど姉の暴言にミリアも堪忍袋の緒が切れかかろうとした。だが、グラン・レースをやるんでしょと殺し合いの会議に素人のファムが口をはさむ。素人は黙れとさすがに周りから苦言が出るが、空気が白けたのが幸いしてミリアの怒りが爆発しなかった。
その後でファムはアウグスタ・サーラにグラン・レースのことを話して聞かせる。
自国のアデスから反対勢力の蜂起が出たルスキニアはグラキエスで動いていた。特殊なカギを使って何かを起動させ、その動きに喜び笑うのだった。
(゚m゚*)最後に勝つのは人の力!?
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