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宗教戦争

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イランからシリアに飛び火した。

 

シリアが内戦に入ってしまったが隣のイランが危ないため少数のシーア派が多数派のスンニ派にいじめらるというのだろう。

 

ただ、宗教戦争は信仰から戦場に舞台を移すため、サン・ヴァルテルミの虐殺のように戦争に切り替わって、信仰の優越が政治に支配される契機になるパターンもある。信仰の自由を何でもかんでも優先させると政治でカウンターを喰らって落ち目になるのは歴史でも明らか。

 

そもそもイランがイラン足りえるのはシーア派であること。一人の指導者がシーア派を断固として広めて王朝まで立てたから。といっても本人が樹立したんじゃなくてその子孫だったが。だから、シーア派が少数だからと虐めるのは危ない傾向。イランの生存の問題にまでなりそうだ。

 

宗教戦争は勝ち残るまで戦い続けるのが戦史から教えていること。ロシアも中国もまんまと絡め捕られている。

 

日本はまるで相手にされないし、相手になる必要もない。 日本ほど宗教戦争に無縁な国もないし、これからも存在しない。

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受信: 2012年2月14日 (火) 07時02分

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