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ラストエグザイル-銀翼のファム-感懐

上杉謙信の言葉を思い出せ。

#16 「Automalon」

 サドリ元帥からオーランとソルーシュにボレアース要塞に向かえと軍命が下る。二人は正義についてどっちの道がいいのか話し合う。軍人として戦うのが本分と定めているソルーシュは総統閣下は平和の最短距離を走っていると言う。オーランはアウグスタと共に行くのがアデス軍人としての姿と信じる。互いに認め合う仲だが、思想まで軌を一にしない。違うからこそ美点がわかるのだから。

 統合軍、反ルスキニア軍は軍議の結果、ボレアース要塞を落すことを戦略とする。備蓄がたくさんあるし、アデス軍の退路を断つにも有効なのだと。

さっそくにヴァサントが自軍を率いてボレアース要塞に向かうが、すでに要塞はオーランとソルーシュ艦隊が占拠していた。 その両艦隊からヴァサントに会談を持ちかける。それにヴァサントは応じる。

三将軍会談。ヴァサントはファナフラーズ様の平和に血を流し過ぎるとルスキニアの戦いぶりを非難する。ソルーシュはだからサーラ様を担ぎ上げるのかと痛いところを突く。あなたはそれでいいのですかとオーランに話を向けると、オーランの返事が鈍い。 わかってくれると思っていたが残念ですと交渉の決裂をヴァサントが言う。戦闘開始時間を言って去っていく。迷うオーランにソルーシュがなんとか慰めて、その場は和む。

戦闘開始。トゥラン艦隊と共にケイオスのヴァサント艦隊がボレアース要塞に攻撃を仕掛ける。迎撃に出たのは第三のソルーシュ艦隊。ヴァサントは第四艦隊を攻撃したいグラキエスのヴァンシップ部隊を抑えて第三艦隊への攻撃に向けさせる。新兵器を出したグラキエスのヴァンシップ部隊に損害が結構出たソルーシュだったが、ひるまずに前進する。

空族のファムたちも参戦する。あまり乗り気ではないファムは、もう私たちは軍人じゃないと言い出して鯨取りに変更する。しかし、鯨取りでつかう足止めもソルーシュ艦隊には通じない。攻めてアウグスタ奪還をはかるソルーシュに対して、オーラン艦隊の動きが悪いと見抜いたヴァサントはソルーシュ艦隊に絞って攻撃する。

埒が明かないと見たのかソルーシュは、さらに攻撃を強めアウグスタの御旗までも焼き飛ばす。

(ノ∀`) アチャー ここが生粋の軍人ソルーシュが犯した唯一の過ちだった。。。この手の威嚇攻撃は仕掛ける側が絶対の強者であるのが条件なんだが

流石に両アデス軍から動揺が起る。アウグスタも討つのかとヴァサントは激昂し、ソルーシュ艦隊からも不可侵のアウグスタの御旗を焼いた暴挙に震える。それでもソルーシュは逆賊が御旗を掲げるのは目障りだと動揺を抑える。が、抑えきれなかったものが遂に吹き出してしまった。

∑(=゚ω゚=;)オーラン艦隊がソルーシュ艦隊を攻撃してしまう。。。 アウグスタへの暴挙は許さないとオーランは親友の後ろから発砲していく。 ソルーシュはこんなことになるかもしれないと内心は思っていた。

戦局はクライマックスになってしまう。艦隊にソルーシュはアウグスタに忠誠を示すものはこの場から離れよと去就の自由を与え、総統閣下に従うものはともに攻めよと命じる。ソルーシュの旗艦が尚も前進を続けるが、幕僚は提督に最後まで付き従う。

やがて、ソルーシュの旗艦まで被害が出る。ブリッジからも炎が起るが、ソルーシュは軍人として最後まで勝利のために戦い続け、我が勝利の旗をあげよと命じる。

サーラが黙っていられずに外に出る。だが、もう戦局は自分の軍から忠義の将軍の死を見るだけになった。橋が崩れるとともにソルーシュの艦隊が墜ちて、サーラの目の前でソルーシュの旗がはためき、落ちていく。 自分に忠誠を誓ってきた将軍の死にサーラは泣くことしかできなかった。

ボレアース要塞を取った統合軍が入場し、味方の歓呼が沸き起こる。しかし、サーラは誰にも会いたくないと部屋を閉ざし、ヴァサントも入れさせなかった。

((ノ)゚ω(ヾ))あれだけ精強を誇ったアデス軍同士でつぶし合いか。。。内乱、国内戦争はつくづく非情よのう。。

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