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ラストエグザイル-銀翼のファム-「虚無」感懐

#17「Dynamic possibilities」

オーラン艦隊が仲間に加わった。しかし、そのオーラン艦隊に仲間をやられた元・グラキエスのディアンは穏やかではない。オーランに向けて、また裏切るんだろうと言い捨てる。

まとまりの悪い組織にこそ強い統帥力がある指揮官が求められるのだが、ヴァサントはどうもそうではないらしい。おまけにアウグスタ・サーラがまだ幼年なのでリーダーシップどころではない。

モムーリ!o(゚Д゚)っ第一、幼年からリーダーシップがとれる国家なら総統なる官職など必要ねえよ!だからこそルスキニアが否が応でもサーラのためにここまで強引ながらリーダーシップ発揮していたのはアデス連合にとって良かったのだ。

それがきちんとわかるサドリ元帥の第一艦隊が今度はボレアース要塞に攻めかかる。ヴァサントの生真面目さはサーラ様へのものであっても、組織運営はそれだけではまとめきれないと副官に漏らす。

サドリの読み通り、統合軍は戦力が増えただけで前回とはうって変わって皆が今度は攻勢に出ようと息巻く。⇒まるで銀英伝の貴族連合軍さながらだな。。。ヴァサントがこれを止めきれない。押し切られた感じで統合軍が迎撃に出ていく。ミリアのトゥラン王国軍も出る。オーランが一人、戦略がわかっていたので俺も要塞にこもるのがベストだとヴァサントを慰めて出撃する。 オーラン艦隊に不信感丸出しのディアンだったが、取り合えず味方なので一緒に出撃する。

サドリ艦隊 VS.ミリア、オーラン等の統合軍艦隊。 開戦直後にディアンのヴァンシップ艦隊が急襲し、サドリ艦隊にダメージを与えていく。 ヴァンシップ隊の攻撃に戸惑うサドリ艦隊だったが、元帥は制空権などいくらでもくれてやれと言ってのける。⇒元帥流石!ヴァンシップ隊が少ないことと自分の艦隊(移動要塞)が多いことがわかっているからこの発言だ。歴戦の老将はさっそく敵のまとまりが悪い点を衝く。

オーラン艦隊に向けた信号を打ち上げる。内容は直ちに統合軍の背後をつけだった。老獪なとオーランはすぐに作戦の真意を見抜く。が、疑心暗鬼のディアン達はまた裏切る気だとオーラン艦隊に向けて反転する。そして、オーラン艦隊の中でもグラキエス戦を経た者たちが恨みの報復を恐れて発砲してしまう。 

ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;同士討ち発生! 一度火が付いたら容易に消せない。オーラン艦隊がディアン達に削られ、そこにサドリ艦隊が加わって援護なき統合軍を痛打する。こんなことしている場合じゃないって感じでファムたちが駆け付け、ディアンに自制しようと近づく。オーランの旗艦だけは最後まで発砲しなかったので最悪は免れた。 邪魔をしたファムにディアンが食って掛かるが、ファムはオーランの旗艦は最後まで発砲しなかったよと抵抗する。かろうじて怒りを抑えるディアンだった。

が、戦局は物量と味方の同士討ちのせいでサドリ艦隊が圧倒的に有利になった。ソルーシュが散々手こずった回廊の隘路も工作部隊で周りの岸壁で瓦礫で埋めて、道を広げてしまう。統合軍劣勢になるが、ここでようやくカードの切り方を学ぶ。

やっとカードの使い方を学んだ、アウグスタ・サーラの停戦協定。アデスの追撃を振り切ってきたディーオの提言でサーラの親書で戦争を止めることになった。親書を運ぶのはもちろん、ファムたちのヴェスパだった。さっそくに仕事をするファムたちだが、戦争を止めたくないディアンがファムたちを邪魔する。

しつこく追いかけるディアンだったが、ファムのヴェスパがディアンの追撃を回避する。向かう先にはサドリ元帥の旗艦だった。一方、ヴァサントにはサーラ自らが戦争を止めなさいと命じる。

停戦成立。 戦局は優勢だったがサドリは全軍に停戦を命じる。副官がよろしいのですかと念を押すが、サドリはサーラ様自らの命令であると独断で作戦行動を止めさせる。⇒政略もわかるらしい。休戦を受け入れてくれたので、ファムとジゼルは抱き合って大喜びする。そのファムの顔にサドリは懐かしい面影を見る。

(゚m゚*)カードの効用を知るのは無駄に血を流さないためだ。

 

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