夏目友人帳 肆 感懐
#「月分祭」
座布団の上で寝ているニャンコ先生と隣で勉強している貴志。母からご飯と呼ばれたので応じる。その際に居間にある手紙を取りに行こうとすると、そこで妖怪に出くわした。
外に出るニャンコ先生と貴志。最近は妖怪に入られ放題となじる貴志だったが、ニャンコ先生はお前が妖怪にちょっかい出すから噂が伝わって招きよせているのだと反論する。もっと用心棒を頼むならまんじゅうよこせ、ストを起こすぞと食い気旺盛なニャンコ先生だった。⇒かわいいなぁ。。。 風が柔らかくなり春の到来を感じる夏目だった。
妖怪の声が聞こえる。どうやら夏目に相談があるようだが、ヒソヒソ話はもう貴志にまる聞こえだった。妖怪たちは相談することがあるのだが、(lll゚Д゚)取った手段は集団強訴+拉致だった! 怖くなって逃げ出す貴志。無論、ニャンコ先生は仕事をしていない。
こちらでは仕事をしている名取。撮影の仕事もきざっぷりですぐにOKを出す名演技ぶりだった。撮影に出た女優は一緒に撮影できてうれしいと名取にお礼を言う。名取はその女性に声をかけてから去っていく。遊び慣れているのかミステリアスなのか胡散臭さが魅力なのよねとほかの女性たちが名取を褒める。⇒褒め言葉なんだ。。。。 が、名取はもう一つの顔がある。
祓い人として名取が任務を言い渡される。豊月神と別の神が豊作を祝う祭り、十年に一度の月分祭で争うことがある。だが、豊月神が祓い人のせいでいなくなっているので、不毛の地にさせないように明日までに豊月神を見つけるか、最終手段として対の神も封じても可だと仕事を与えられる。
仕方なく祓い人として名取が仕事を始める。部下三人に情報収集を命じるが、柊だけが名取を守ろうと残る。命令が聞こえないのかと名取がいらだつが、気配を感じて柊と共に身を隠す。
気配のする方から不月神が僕たちと共に現れた。祭りがまもなく始まろうとしていたのだった。豊月神がいないと知ったらまずいことになると焦る名取だったが、豊月神も現れた。封印されたはずではと名取が疑いつつ、やってきた豊月神の一行を見た。
ブタ猫と貴志ヒャ━━((゜Д゜Uu) )((゜Д゜Uu)━━!!!!!! 念のために柊と確認するがやはりあのペアだった。その後、黒衣たちが白傘たちと祭りの勝負でいざこざを起こす。その場に居合わせた名取と柊は逃れるが、豊月神が木の上から仲裁して事なきを得る。 そこでようやく名取が白傘の頼みで夏目が豊月神の身代わりになったことを知る。貴志は名取に協力を求めるが、名取は万が一の事態になったら力ずくでも不月神を封じるつもりだと言う。それでも名取は協力することにして、白傘から豊月神について聞き始める。その姿を見た柊が夏目にお前は少し柔らかくなったといって、いつかは名取もそうなるのかなと自分の気持ちを吐露する。
祭りが始まるので貴志こと豊月神が神輿に乗って祭りの場に出向く。不月神もやってきて祭りが始まる。祭りの司の神が出てきて、イベントを始める。今回の祭りのイベントは狩りだった。壺からでてきた獣を刈った方が三隅山を治める側となる。 司が壺を開けて獣が出てきた。不月神が黒衣と共に飛んで獣を捕まえようとするが、飛べない豊月神(貴志)は獣の形すら視認できなかった。。。それでも白傘たちが協力して獣狩りをおこなう。
一方の名取は封印された豊月神の場所に案内されていた。が、そこで何やら気配を感じる。案の定、獣が襲いかかってきて白傘が棒でたたくが、それはニャンコ先生だった。そこに貴志もいて獣狩りのために待機していたのだった。またしても面倒なことに巻き込まれたと名取は夏目を咎める。 名取に不月神を封じることに迷いがあると察した夏目が二人で豊月神を見つけましょうと強く言う。 しかし、そこに竜のような獣、壺から出てきた獣が襲ってきた。気配を察した先生が本来の姿になる。
竜の獣がなかなか強く、名取の封じの技を押しのけて名取を捕まえる。ニャンコ先生が名取の技のとばっちりで変化が解けてしまう。夏目が名取を助けようとするが、逆に尻尾で楼台の手すりまで吹っ飛ばされる。手すりから夏目の体が外に出ていくのを柊がかろうじて手で捕まえるが共に崖下の滝つぼに落っこちてしまった。。。
柊が滝つぼから貴志を助け出す。焦る貴志に柊は息を整えさせ、獣から防ぐまじないを与えられる。貴志も妖怪の柊にまじないを書いてあげる。二人で上流に行って獣を捕まえようとする。柊は土壇場の依頼だったから最終手段の不月神の封印こそが目的なのかもしれないと不安を口にする。神祓いを名取に押し付けるつもりではとだんだんと柊が憤っている。
黒衣がいると気づいた夏目だったが、すでに二人とも黒衣の獣用のトラップにかかってしまった。上から木材が降ってきた。柊を庇った夏目だが二人ともダメージを負ってしまう。黒衣は獣かと思ってみると、豊月神だと知って驚愕する。しかし、豊月神から人間の臭いがしているので我らをたばかっているのかと疑い始めてしまうのだった。
。*((艸д・。`*)゜*。信仰が薄れていく中での神同士の祭り。なんか自然の愛しさと哀しさを感じてしまいますね。
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