夏目友人帳 肆 感懐

＃「惑いし頃に」

眼鏡をかけたセーラー服の少女が妖怪に襲われ、必死に逃げていた。

躓きかけても、草で皮膚がきれようと必死で逃げた先には魔法陣がしかけられてた。

襲いかかってくる妖怪を封印すべく呪文を少女が唱え始める。そして、やってきた妖怪を魔力の網に閉じ込め封印を始める。

が、別に魚を運んでいた妖怪がつかまりそうになり悲鳴を上げる。その悲鳴で印を解いてしまった少女。当然に妖怪の封印が解けた。おのれ祓い人だったのかと妖怪は少女を張り飛ばし、とどめを刺そうとするが人の声に気づいてその場を去っていった。⇒　(￣◆￣；)(￣○￣;)!少女を手籠めにしようと襲っている変態に見える。。。　その後で弱い妖怪たちが集まって少女の弱さをネタに会話する。会話の中で強い魔力を持つ女がいること、名は夏目レイコだと少女は知った。ほどなく少女は祓い人の仲間に見つけられ、助けられた。

寒い季節、貴志とニャンコ先生が散歩している。いつものようにニャンコ先生が何か食べたいとしきりにおねだりする。食い気盛んの先生に貴志はため息をつく。しかし…、

Σ(￣ロ￣lll)小天狗みたいな妖怪に拉致される。　小天狗は貴志をレイコと呼び、何とかしてくれと言い出す。ニャンコ先生からそいつは孫だと教えられ、驚いて空で手を放して貴志とニャンコ先生を落としてしまう。かろうじて貴志は落とさずに再度捕まえたが、ニャンコ先生だけが落ちていった。　小天狗は貴志に封印した友の名を返してほしいと頼む。

落ちたニャンコ先生は枯れ井戸に落ちてしまい、井戸の底で以前に世話になった祓い屋の眼鏡おばさんに会う。悪態つきまくるモノ同士だったがおばさんが時間つぶしに昔語りを始める。

封印に失敗した若かりしのおばさん（少女）は師匠に説教された。少女は小天狗をお札で捕まえ、夏目レイコに会わせなさいと案内役を強制する。バスで遠くまで出かける一人と一匹。⇒バスがトトロを思い出すな。。レイコと会った場所まで来たが、そこでまたあの妖怪が襲いかかってきた。ピンチだったが祓い人の技で遠くまですっ飛ばされる。こいつが夏目レイコだと天狗が指差した者は髭を生やした男だった。

しかし、その男は御影といいレイコではなかった。少女は御影に妖怪なんて全部いなくなればいい、自分だけ見えているものに情が沸いたり襲われるのならいない方がいいと不安を打ち明ける。黙って聞いた御影が師匠から教わったこと、妖怪も人も自然の営みの中で生きている、業を背負ってるだけだと話す。自分は教わったことを実行しているだけだとも。

なぜか心が安らいだ少女は小天狗を御影に預けてお別れする。ただし、御影から自分が禍々しきものになったら封印してほしいと頼んで…。

それから暫くして少女は御影に会いに来た。が、会う前にまたまた妖怪に襲われる。危ういところで御影が駆け付けて封印するが、御影自身もおかしくなっていた。　祓い屋の仲間がかけつけ、式になりかけている祓い人がいることを知らされる。　少女は御影がそうなのだと分かった。

御影は自分を封印してもらうために夏目レイコと対峙した。が、レイコは断っていた。せめてと御影は少女に勾玉を差し出して封印してくれと頼む。躊躇する少女だったが、意を決して御影を封印した。それから妖怪を払うことにちゅうちょしなくなった。

話を最後まで聞いたニャンコ先生。枯れ井戸から脱出するためおばさんはニャンコ先生にロープを渡す。一次的に結界を解くから、本体に化けてロープを外まで出してくれと頼む。先生は私が一人で逃げたらどうするのかとカマをかけるが、おばさんがこまったねと笑う。

結局、先生はおばさんを見捨てなかった。封印してやろうかと先生に言うが、何もしないで去っていく。

その頃、小天狗はレイコの孫・貴志に友人帳の名を返してほしいと頼む。貴志もそれを引き受ける。落とした勾玉を探していたが、貴志がそれを見つけた。

名前を返す。御影が現れて消えていく。元の姿は緑の石だった。小天狗が石を持って去っていく。

貴志が小天狗を見送ると、代わりにニャンコ先生が戻ってきた。ふたりが家路につく。貴志が名前を返したことを話すと、ニャンコ先生がようやく解放されたかと納得する。

分からない貴志にいつか話すとあいまいにするニャンコ先生はさっそくにまんじゅうをせがんで先に走る。もう夕方なのにと貴志が呆れてながらも追いかける。

空には星が光っていた。

(ﾟｍﾟ*)過去と未来。業は誰にも有った。