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キングダム 第六十三話

信!中華一番!!

#「奇跡」

 信が縛の前に出て黄離弦の矢に立ち向かう。少年兵を見た黄は秦は兵力不足かと嘆くも、全力でと矢を向ける。騎兵からく、くるぞ小僧と信を心配するが、構わずに信は前を駆ける。

(≧∇≦)第一射を信は剣ではじき返す!! 魏兵はまぐれだと言うが黄は武の天稟に年は関係ない、奴には矢が見えていると侮らない。 距離が縮まり体感速度は倍加すると第2矢を放つ。

w(゚o゚)w第二射も信は剣ではじき返す!! まぐれでないことを敵味方共に思い知らされる。魏兵は全弩を一斉発射させようとするが、黄があれは俺の獲物だと自分が信を狙って他を弩に任せる。更に近づく信はもう見切れないので急所だけ当てぬように考えていた。 しかし、第三射は馬に来た! 馬を倒して信を射殺そうとする黄離弦だった。だが、宮元は違和感がぬぐえない、何か見落としがあったのかと思いを巡らす。そして、

∑(=゚ω゚=;)敢闘精神が奇跡を起こす!!! 信の馬が頭に矢を受けつつも立ち上がって進んでいく。そして、黄離弦と弩兵は騎馬の信の剣で斬られた。
 宮元は周囲から退避を迫られる。
 縛が宮元の前に現れる。座して謀る兵法が戦の全てと思っている貴様らの頭では謀り切れんだろうと言い放つ。後から騎兵が駆け上がり安心する信だったが、馬がとうとう倒れてしまった。無茶をさせたと信が馬に感謝する。 そんな信へ命尽きたるところから前進させたのはお前の力、主のために死力を振り絞るのはいい軍馬、だから悲しみでなく誇りで送ってやれと言葉をかける。頷く信。
 それをみた宮元は奇跡というくだらんものの積み重ねでここにたどり着いたのかと鼻で笑う。奇跡とは非力なものに舞い降りる幸運、何を助けられて得意気になるのか、運頼みの戦だから数万が犬死するのだと宮元が吐き捨てる。縛は犬死ではない、奴ら全員の躯を渡って我らはここまで来たと吼える。⇒縛さんの戦人の魂が震えるなぁ。。
 宮元は仲間の犠牲などと美談を戦に持ち込む輩は儂が最も嫌悪する人種だと剣を持って縛の前に出る。 ここまで来ても儂を討ち、丘を奪取せねば戦況は変わらぬ、それができぬお前はやはり犬死よと縛を剣で刺し貫く。 千人将と吼える信。

バ、バカナ━━Σ(゚д゚;)あれで動けるのか━━!! 儂は軍師だけでない、呉慶様と共に前線を荒らした武人だと言う宮元。しかし、刺し貫かれた縛が尚も動く。視力すら失った死人に剣を穿ちに来るとは軍師がきいてあきれると縛がそのまま宮元を捕まえる。俺の力も奇跡か、そう思っているなら麃公様には決して勝てぬと言う縛。 信だけでなく宮元も驚く縛の執念が魏副将宮元の首に剣を刺し貫くのだった。

モヒャ━━((゜Д゜Uu))━━壮絶な必勝の執念!!!!!!

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