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キングダム 第五十五話

信!中華一番!!

#「伍の戦い」

 信の活躍で魏の防壁に穴が空き、味方がそこから突入する! 

王都・咸陽にいる政は魏軍が滎陽から討って出たと昌文君から報告を受ける。敵兵力は15万で味方は1、2軍のみで迎撃に出たと。全軍揃って立て直すべきなのに麃公なる者は何を考えているのかと言う。昌文君の言葉に敵が先手奇計を用いる場合は独断して反応するのは間違いではないと逆に良しとする。⇒戦争がわかる政治家。平和であっても学ぶのが当たり前だよね。 不落の滎陽を出た敵将は只者でないと言う昌文君に、政はよほど自信があるんだろうな、あれにと敵の狙いを予想する。

 (p_q*)はぐれた尾平。 戦場で一人になってしまう。血の霧に糞と小便と臓物の臭いでむせかえり、人を殺す音が腹の底にまで響いて自分までイカレそうになる。こんな所へ来るんじゃなかったと後悔する。兄貴と弟の声が聞こえ、探す。 尾到は敵に馬乗りされて槍が突きつけられていた。てめえと怒った尾平が敵兵を刺すが、敵は刺されてもこたえずに向かってくる。 
 しかし、その敵の後ろから澤伍長が斬りつける。伍長が今ですと合図して、尾兄弟の数人で一人を斃した。

 伍の戦い。尾兄弟で伍の戦いをみせれば、手練れの伍の仲間は更に敵を倒していた。澤伍長が手練れの伍長に声をかけて、信君を知りませんかときく。手練れの伍長・沛はそいつならずっと先に行ったぜと答える。沛はあいつのおかげで流れが来た、何者だときいていくる。澤伍長は自分も知らない、変わった少年だと思っていましたがもっと根本的なところから違うようですと答える。

 信は一人で戦っていた。息が上がり、体が重く感じていた。疲れではなく空気が重い戦場の制だなとすぐにわかり、また更に敵を倒していく。魏の隊長が盾で囲んで身動きを封じろと命じる。
 それを聞いた信が退屈していたところだ、魏の隊長の腕前見せてもらおうと戦いを挑む。隊長は台車で逃げようとしたが、信につかまって一刀で斬り伏せられた。

 予想外に押されている前線。それを知った宮元将軍は増援よりあれを出せと命じるのだった。 

やがて信達の耳に地鳴りが聞こえてくる。。。

(ノд・。)順調通りにはいかないのが戦。。。

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