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キングダム 第八十七話

信!中華一番!!

#「千年の名」

 追いつめられた4人。刺客4人を見た向が殺されると震えても、政たち3人は戦闘準備に入る。政が朱凶と言うと、貂は驚き信は今更と殺気立つ。

 追いつめた朱凶たち。呂丞相のお抱えになるのは我等、これで一族の栄華は保証されると朱凶たちはほくそ笑む。一人が王を護るボロの少年がいると気付く。もう一人が青二才の徐完が汚した朱凶の雪辱までできると真っ先に信に襲い掛かる。今宵は我らのためにあると諸手で剣を抜き放つ朱凶は…、

 信の一振りで斬り殺された! 走ってきた勢いのまま壁に激突し、朱凶の一人は血が噴き出る肉塊となった。今更、お前らに用はねえと信が言い放ち、桁違いの強さに朱凶が瞠目する。 政もまた瞠目し、前にあれほど苦戦した敵を今は一閃でしとめた信に段を飛ばして力をつけたと感じる。そんな中で羌瘣が一人で歩いてくる。

 信と羌瘣。二人が相対する。信はふざけなしで真面目に答えろといくつか質問をする。

 お前の正体は刺客だったのかと問えば、羌瘣はそうだと答える。政、秦王を殺しに来たのかときけば、そうだと肯定する。金、呂氏の下で働くのかの問いには否の返事をする。理由がわからない信は戦場で一緒に戦った誼で失せろと言うが、羌瘣は王の首を持って立ち去ると引かなかった。怒った信が羌瘣に剣を振り下ろし、同時に羌瘣も剣を振った。

 仕合開始! 信の剣をかわした羌瘣はすれ違いざまに服だけを斬る。次は胴の上と下を切り離すぞと羌瘣が言って仕合が始まる。信の剣に羌瘣は剣を抜かずにかわし続ける。貂も朱凶の一人も驚くが、もう一人の朱凶がこの程度ならば千年も名が続きはせぬと言う。 まだこれからと問い返されると、蚩尤の伝説は内容がばらばらだが見た感想は全て同じと答える。

 蚩尤(あれ)は人ではない。 信は自分の剣が先に動いてかわされているので、羌瘣が戦場で俺の剣を見て間合いと剣筋を読んでいると見抜く。しかし、信も羌瘣の剣を見ているので羌瘣の剣を防いでいた。 そして、信は戦場ではほとんど使わなかった技を羌瘣に使う。突きを放つ信。 

 しかし、羌瘣は信の突きを刀身に立ってかわしたのだった。

⇒ ( ̄◆ ̄;)どの小説で読んだかなぁ。。こういうかわし方は。

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