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キングダム 第七十七話

信!中華一番!!

#「関所抜け」

 

夜の月を見ていた政に誰が王になるだってとささやく声が聞こえる。驚いたときに目が覚める。
 目が覚めたら、そこは馬車の中だった。道剣と紫夏が声をかける。政を秦国へ送るために紫夏が計画の段取りを皆に話す。
 怪しまれずにいつもの道を使う、その道で通る関は5つあると紫夏は話す。関が5つもと道剣が難しい顔になり。部下は取り調べの人がいるだろ、正体がばれたらどうなると狼狽える。政が関を5つ抜ければと呟くと、紫夏は必ず秦へ送り届けますのでご安心をと言う。政はこれは現実かと問うので、もちろん現実ですよと紫夏が答える。

 第一の関所・会安。馬車の御は道剣が行い、政は空の俵に入れる。不安におびえる道剣の部下もいるが、紫夏がまいどと挨拶するとあっさりと通れた。やけに厳しかった取り調べの役人がと道剣が驚くが、紫夏が闇商は違法物を運びますから手回しは怠っていないのですと答える。それでも、亜門は闇商だからでなく紫夏だから可能なんだ、こいつの代で商家を倍にしたんだからなと主の実力を教える。それを聞いた道剣は呂氏が彼らを推薦した理由を思い知る。 だが、馬車の中で政が気絶していた。
 紫夏が気絶していた政に無いか引っかかるものを覚え、政を見守る。よく見れば政はあざだらけで、初めて会った街でのリンチを思い出した紫夏は舌打ちする。

震える政。土から手がでて苦しい苦しいと呪うように政に囁く。それでも政は長平と俺は関係ない、秦に還ると言う。 還るだって、還って何をするのか、秦王に、冗談だろとささやく声がまた聞こえる。声の主が政に近づき喋る。お前はもう_

うなされてまた政は目が覚める。紫夏は政様の様子がおかしいと道剣に問うが、道剣は夢の中でうなされるのはよくあることだと気にしない。道剣は紫夏に趙を脱出することが第一だとそれだけを考えればいいと。

 第二の関所・青郭 紫夏の手回しがきいている。顔を知っている役人が紫夏に茶でも出そうと誘う。客を待たせていますのでとやんわりかわす紫夏。その横で兵が弓を引き絞り、米俵に射た! 
 仰天する道剣、紫夏がおいと兵に怒鳴る。役人も兵に何をしていると叱りつける。たまらずに紫夏がふざけるなよと馬車から降りるほどに怒る。役人も罰がわるくなって紫夏の馬車を通す。米俵から血が流れていた。

 関から離れたところで馬車を止め、政様の安否を確認する。声もでないので紫夏は気絶したかそれよりも最悪を思う。米俵を開けると、政は生きていた。
 だが、政は矢を抜け、出られぬと矢が刺さったままで言う。その光景に紫夏は顔色を変える。 腕を撃ち抜かれて泣かない子供、矢を穿たれて眉一つ動かさない子供、政に紫夏は息をのむ。

( ̄Д ̄;;おかしい何かがある。。。 

 

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