キングダム 第五十九話
信!中華一番!!
#「嗅覚」
第4軍騎兵隊で壁は歩兵を無駄死にさせる戦いだと言うが、縛は無駄死にではない、勝利のための栄誉ある戦死だと強く言う。この戦況に勝利を疑わない縛虎申に壁はそれほど麃公とは信に足る将なのかときく。縛はフッと笑い、あの方ほど戦に強い将を他に知らぬと事もなげに答える。
戦車隊を無力化できるようになった信達。騎馬で周りを走る信は生き残っている味方を見かけては、大秦国の勇猛な戦士たちと檄を入れながら右方に合流して戦えと広める。 信は鳥肌を立てつつも皆の声がまだ元気が残っているから、まだこれからだと希望を持つ。 信が去った後であれは伍のガキだったようなと思い出す。
戦局眼の違い。
宮元(魏)の場合:全軍で丘を下りて麃公の首をとろうとする。 第1、2歩兵を襲う戦車隊が一方的に猛威を振るった。戦力比は戦局を決定づけ、信たちの活躍など大局を動かす程でもなかった。大軍の足音で勝利の音は虚しくかき消される。
麃公の場合:異彩を放つ場所に騎馬隊を投入する。 信達の活躍を聞き拾った麃公将軍。各地で同じように戦えども、それぞれは実に多様に盤上を動かす。小から始まる連鎖が大火を呼び込み、戦局は一気に集束に向かうものだと。 今、異彩を放った場所には何かあると麃公将軍は第4騎馬隊に号令を下す。
圧倒的数量で攻め込まれる信たちに何もできない。羌瘣も策がどうこう言える数じゃないとあきらめ感がでる。大軍で押し寄せ始める魏軍を迎え撃つ信たちに地鳴りが聞こえる。その地鳴りが後ろからと澤伍長と皆が振り返ると…、
騎馬隊ヤッテキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 魏の歩兵の大軍を蹴散らしていく騎馬隊。信が壁を見つけ、壁も信が無事だったのを見て安心する。 縛は信たちが戦った戦場をみて麃公将軍を動かしたのはこいつらだなと判った。壁は円陣旋回で敵を蹂躙させつつ、歩兵に防壁を右に広げて備えるように命じる。 壁の頭の回転の速さと指揮ぶりを見つめつつも縛は麃公将軍の意味をくみ取っていないと思う。
騎馬隊突撃はこの局面を覆すことだと分かった縛は千人隊で残った兵たちを整列させる。残った百人ほどの歩兵に縛は我が隊の誇りであると讃える。褒められて元気が出る歩兵たちに縛は更に続ける。絶体絶命な死地を乗り越えた貴様らなら更なる死地ものり越えられると言って、信たちが嫌な予感を抱く。
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ 突撃となぁああああ!! これより我が隊は敵大歩兵中央を強行突破し、丘頂上の魏副将・宮元の首をとると突撃体勢を命じるのだった。 顔がひきつる信たち。
(lll゚Д゚) うわあ、えっらいハードな縛隊長
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