キングダム 第六十八話
信!中華一番!!
#「将軍」
壁さん突撃! 戦は決して武将だけのものではないと王騎将軍に吼えて、壁隊が丘を下る。王騎は壁さんは少々早とちりをしましたねえと一言もらす。 麃公が無謀なほどに軍を動かし続けたから呉慶は地理的有利な丘を下りている、序盤の無駄死にみえた秦兵も麃公流にいうならば勝利のための尊い犠牲だと語る。それを聞いた信は縛千人将と同じ言葉を拾い、話はその言葉の意味なのだと気付く。
王騎と信の会話。 その犠牲を出したのは麃公自身、だから戦はと王騎が言う前に信が武将次第と答える。王騎はその通りと信の答えを是とする。王騎は信に今、ここにある状況は全てあの二人が勝つために戦い導いたものなのだと説く。たった二人でこんなでかい戦をと驚く信に、それこそが将軍という存在なのだと王騎は教えるのだった。
天下の大将軍とはだれもが知っている強ェ英雄、そんなことしか知らずに吼えていたのだと信が己を見つめ始める。少しだけそれが見えるようになったときっかけを与えてくれた隣の大男を見つめる信。そして、自分が将軍と話していたのだと気づいた。⇒こういう成長の話って心が洗われるなぁ…。
信は言葉を選んで馬を貸してくださいと王騎将軍に申し出る。貴方も行くのですか、私と会話するなどそうそうできるものではありませんよと王騎が言う。言われると少し未練が残る信だったが、大将首がみえているのに行かない手はないと丘を下りることに決める。 王騎兵の馬を借りた信は丘を下って行った。あいつ、また言っちまったぞと伍の仲間や尾平が少し心配する。
信が下りていくと、騰副官がずいぶんとあの少年を気に入られましたなと主に声をかける。王騎は別に気に入ってはいませんと言うが、あの手のおバカさんは大抵あっさり早死にしてしまいますからねとお節介しただけと謙遜する。騰はしかし、ごく稀に大化けする可能性もと言うが、そんなことはありませんなと否定して、王騎を笑わせる。
麃公突貫!!呉慶迎撃!!! 麃公が呉慶の軍を蹴散らしていく。止めきれないとの報を受けて、呉慶は走り狂う猛牛に頭をいきなり狙うことはないと直ぐに対策を練る。 突破力を生む足を封じればよいを陣形を動かし、奥を左右に開く。王騎は麃公さんの突破力のカラクリに気づいていますねと見抜く。
大将自ら先頭をゆく突撃に敵は大将を狙って戦を終わらせようとする。だが、それは誰もが考え付くことでも討てはしない、無理なのだと王騎は解説する。
麃公の前に立つのは麃公軍の前に立つこと、将が先頭に立って極限まで昂った全軍の闘気を一丸となって当てられて身動きが取れなくなるので突破されていくのだと。その闘気を支えるのは将を討たれまいとする麃公兵の気が源だと呉慶が気づいたと王騎は陣形の変化で理解した。
呉慶は両手を合わせて磨り潰せと命じる。魏兵が麃公より後ろの兵たちを両側から殺していく。麃公ではなく麃公の兵を狙うと騰の言葉通りになる。狙われると素の力では太刀打ちできないなと思う王騎は魏軍の海の中で一人になってしまいますよと麃公を心配する。
壁参戦! 壁は尚鹿を連れて魏軍に突撃する。丘の上から見つけた魏本陣の愚鈍な隊をつづりながら突入する。その壁の前に手ごわそうな騎兵が現れた。
が、あっさりと乱入した信が斬り殺した!王騎将軍から借りた騎馬の早さに驚喜する信に壁はついてこいと共に魏軍に突撃するのだった。
ヽ(´▽`)/また成長した信でしたか。。。
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