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ローゼンメイデンTALE8 五遷 EDIT.

第八編「最後の一日」 

  1. edition「本線開幕?」 20081127初記

#「最後の一日」
 残されたわずかな時間、今日が始まる。

まかないジュンが斉藤さんの舞台に参加する日がやってきた。

 同時に、

真紅がnのフィールドに扉が繋がらなければ消えてしまうタイムリミットだった。

 カナリアは真紅のそんな無様にせせら笑いながら、昼間の眠りの時間で鞄に入る。むかつく真紅はガムテープとマッチをホーリィに要求した。

 朝から公演の準備で出かけようとするジュンを見つめる真紅。視線に気付いたジュンは連れて行けないぞというのだが、結局は連れて行く。

 公演会場にいるジュンは真紅に出るなと口をすっぱくして言う。公演会場の準備に行くジュンを見つめる真紅はまかなかったジュンは自分で思ったよりも広い掌を持っている。重く大きな扉を開ける掌を自分で拓いて自分で手に入れている、まだそれに気付いていないだけだが、気付いたら人形遊びの手は止めて外に出掛けて行くと真紅は名残惜しくももう一人のまかないジュンを見ていたかったとつぶやく。

 そこにアクシデントが起こる。

 公園で使う筈のアンティークドールが倉庫に置いてきてしまったのだった。斉藤さんは探して買ってくるというが、それを聞いた真紅が自分を代わりにとばかりに側に出てくる。あわててジュンが隠そうとするが公演仲間に見つけられる。

 ジュンは怪しい趣味でないとしどろもどろで話すが、みんなは真紅を公演で使うことで全員一致で決まってしまった。

 それを天窓から見ていたのはカナリアだった。真紅の最後を見届けること、そして、ジュンが作っていた新しい人形を使って憎き末妹を誘い出して叩きのめすことを企んでいた。

 それぞれの演技は始まろうとしていた。

少しシリアスになったかな。。。。

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