ローゼンメイデンTALE49 信スタート!新たなる戦いへ
「存在理由」
皆人と雪華綺晶の城に針子として囚われていたみっちゃんが部屋から脱出した。ショタ王子につきあっていられないとヘキヘキしたみっちゃんはついでにキーキーうるさいネズミ君も捕まえていた。脱走途中で第七ドールの変形が城の中を歩いているのを見つける。
薔薇園を後にした真紅と金糸雀。翠星石を心配する金糸雀ですが、真紅はそんな暇はない、人の事より自分の事を考えるべきと先を急ぐ。そんな冷たい真紅にちょっと待ったと引き留めると、真紅は泣いていた。友の泣いている顔を初めて見た金糸雀。
悔いる真紅。置き去りにしてしまった、ローザミスティカが残っていれば間に合うかもしれないのに、さびしがり屋のあの子を置いてきた、私のアリスゲームができていないし、私が決めたやり方、私自身を裏切っていると激しく心が揺れていた。見たことが無い真紅の姿に戸惑う金糸雀は貴方のやり方って何と問う。アリスゲームは勝つか負けるかがすべてなのに…。
真紅があなたと水銀燈は姉妹の中でも特にゲームに積極的だったから気にするとは意外だわと軽く驚く。まるで勝敗しか興味なしで何も考えていないみたいだったからと言うと、金糸雀は流石に怒る。貴方は自称策士だったわねと真紅がからかった。
私のアリスゲーム、誰も置き去りにしないこと、それだけのシンプルなプラン。真紅ははっきり金糸雀に答える。
金糸雀は真紅のルールに犠牲が出るアリスゲームの前提が覆る、お父様の意思に反する冒涜、それではアリスゲームに勝てないしローザミスティカを奪えないと反論する。真紅はならばと金糸雀に問い返す、貴方は何を求めて闘っているのかと。
お父様に愛されたい。それこそがローゼンメイデンの本能のような渇望だかとすぐに答える。金糸雀の答えを聞いた真紅は否定しないが、ではアリスゲームは本当に戦い奪い合うために私たちをお造りになったのと更に問う。
お父様ではない誰かに愛されていない?アリスゲームで私たちは幾人ものマスターと出会いと別れを繰り返し、時代を精一杯生きる人間たちを見続けてきたからこそ愛することを知ったのだとこれまでの経験から培ったものを真紅は語り始める。
私たちは時を知らない・・・見送るしかできないお人形だわ なのに生きるということを知ることができたのはマスターと寄り添ってきたから
矮小で些末な・・・けれども愛しい人形たち
最初に触れたぬくもり・・・私たちは忘れることはないでしょう。抗うことを教えてくれた、与えられた運命にいつも逆らっていた、時に折れそうになっても、立ち止まる日もあってもまた歩き出す 進み続ける。 ジュン・・・そう私は幸せなあなたのお人形…。
(。・ω・)ノ゙ コンチャ♪ その真紅のマスター、ジュンはようやくフィールドから目覚めた。 頭を「まかなかった」ジュンにくしゃくしゃにされる。そして、ジュンは自分のみっともないところをジュンと巴に見られたと知る。返答に窮する巴だったが、ジュンは声はちゃんと届いてた、ありがとうとお礼を言う。「まかなかった」ジュンにもお礼を言うと、薬指の指輪が変化して指貫になるのだった。 そこに、巴のベリーベルと翠星石のスィドリームがジュンの下に舞い降りてきた。。。
(*`pЗ´q)抵抗す! みっちゃんが大好きと金糸雀は言う。けれども、アリスゲームはお父様が私たちに臨まれた、存在理由だから抗うなんてと難色を示す。真紅はもう決心を変えなかった。真紅は金糸雀のいうお父様の意思とはだれも本当のそれを知らないと言う。
奪い合いだけを望まれたか?至高のアリスドールは奪い合いの果てにそれがあるとは思えない、戦うこと、マスターがいることには必ず意味があると真実を求めて真紅は新たに戦い始める。
ジュン「巻き返す!」
真紅「叶える!私のアリスゲームを!!」
(* ̄0 ̄)ノ信☆展開、開始!!
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