ローゼンメイデンＴＡＬＥ２８ 五遷 EDIT.

第二十八編「危機襲来」

1. edition「惑う」　100909初記

　　　　　　　　
　ジュンの家にまたお客様が来ます。準備を姉に頼もうと呼ぶが返事がない。二階から下に降りるとそこには真紅がいた。

　ＫＴ中の真紅がジュンにのりは日曜練習といって出かけたわと言う。自分で飲むお茶くらい自分で淹れれば良いのではなくてと一丁前に言う真紅は、３時になったからアフタヌーンティーを要求してくる。⇒この子が言うと可愛いなと読んでいるうちに思えるようになったなぁ。。。　そこで怒っていいのかとジュンがツッコミ入れる。

　お客さんが来るからお前達はちょろちょろしない方がいいぞと注意する。ジュンの言葉を部屋の外で聞いた蒼星石、翠星石は雛苺のマスターだった女の子、通い妻きどりよとひそひそ話をする。勿論、否定するジュン。千客万来になったジュンの家は風通しがいいのは良いことだと嬉しそうに話す。　そんなのんきにしていられるのも今のうちだとジュンがツッコム。そのお客様とは・・・、

金糸雀のマスター・みっちゃんがＹＪ初登場。　眼鏡っ子で大人の女性のみっちゃんはｎフィールドで雪華綺晶から隠れていたジュンをメールでサポート、まかなかったジュンとのコンタクトの策も出していた。⇒ほお、智将タイプですか。

　ずっとメールしていたから久しぶりって感じがしないとみっちゃんが切り出す。そこから楽しい身の上話になる。ジュンがみっちゃんのおかげで助かったとお礼を言う。みっちゃんは仲間でしょ、これからもよろしくねと手を差し伸べる。ジュンはその手に応じ握手する。

みっちゃんはゴスロリ、否、人形に愛を捧げる乙女？　しかし、ジュンが新たにローゼンメイデンをお迎えしたとジュンから言質を取り始める。それが何か分かったみっちゃんを知る真紅、翠星石が何も知らぬ蒼星石に三方向に逃げるわよと退却行動をとろうとする。　人形と会うのを楽しみにしているみっちゃんは抱っこさせてと沸き立つ欲と共にジュンを押し捲る。　よくのオーラに押されるジュンはＯＫを出してしまう。

　(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ脳内で愛濃度が決壊したみっちゃん。何も知らぬ蒼星石を強引に抱き寄せ、沸き立つ血のままに人形達と写真を撮っていく。ドールコレクター暴走中であった。しかし、ジュンはみっちゃんにアリスゲームについての整理を頼む。快く応じるみっちゃんだ。

• 水銀燈にマスターがいる。名はめぐ。
• オディール（現・雛苺マスター）
• 結菱（元・蒼星石マスター）　　　などなど。

　アリスゲームを整理するジュン。それでも分からないことだらけでどうしたらいいのかと惑うジュン。そんなジュンにみっちゃんは目的は雛苺を取り戻すこと、今いる子ども達を守ることだと確認させる。マスターはどっしりのんびりいきましょうと。⇒知恵があっても惑わないか。たいしたもの。

(￣◆￣；)もう止められない、ザ・撮影会！　みっちゃん野望１００のうちの一つ。　レフ板、ズーム付きのカメラで人形センサー付きみっちゃんが“爆せる”。逃げたドール達を見つけて、撮り捲くる。お揃いドールに衣装交換まで要求する。翠星石は別に構わないと言うが、蒼星石の返事は…、

「マスターの…　ジュンくんの許しがないと　服を脱ぐのは…。」

｀;:ﾞ;｀;･(ﾟεﾟ )ﾌﾞ━━━━━━━━!!ｯ!!

　流石に誤解されたジュン。蒼星石に注意して収める。

みっちゃんが帰る。お見送りに玄関までジュンが来る。　たまの遊びなら夜まで遊ぶ。忙しくないジュンにみっちゃんが素敵な餞別を送って帰っていく。

「何の役にも立たないこととかハタから見たらムダなこといっぱいするとか　コレ全部　中学生のお仕事でしょ。　仲間と遊ぶ…とかもね。」

真紅曰く、嵐のような一日が終わる。

　しかし、その夜に蒼星石が鞄から出て窓を開けて何処かにいこうとしている。真紅がそれに気づく。真紅はまたあの場所に行くのねと謎めいた言葉を言うのだった。