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信約キングダム 114回

コードギアスより遥かに面白いキングダム 第114話

我らこそが中華の盟主たらん。政の鎧姿が美しい 巻頭カラーだ!!(当時)

 

 

 

#「王騎出陣」
 信の寝ている場所に姜瘣(キョウカイ)が現れる。気配で気付いた信。 
信が姜瘣と話す。用事が済んだのかと問うと、姜瘣は仇は魏から趙に移っていたと答える。じゃあこれから趙に行くために参戦するなと誘えば、姜瘣がそうだなと否定しなかった。 これで信が望んだ百人隊が完成すると、副将として姜瘣を隊に組み入れるのだった。⇒智将としてもかなり切れると昌平君お墨付きの女戦士、おつむ馬鹿の信をサポートしてやってください。

 

 尾平、澤ら魏戦の伍で共に戦った仲間、彼等から噂の武勇を聞かされていた兵士まで姜瘣の姿を見て喜ぶ。孤高な姜瘣の瞳が見開く。⇒嗚呼、子供っぽい姿が見える。 皆をたたき起こして副将を紹介するぞと信が夜中から息巻いていました。

 

 

 

 さて、王都・咸陽。 いよいよ秦軍総大将が出陣する。文武官から官女までが総大将の王騎を見ている。昭王六将最後の一人が復活した姿を見る者達で喚声が何処からか沸き起こる。 王騎がその声を聞きながら横にいる蒙武に副将を引き受けたことに感謝を述べる。蒙武はそれには答えず、前衛はもらう、貴様の出番など無いと豪語して直ぐに出立する。⇒ふふふふ、おそらく昌平君から王騎が連れてきた百将の信を観察してきてくれと言われているのでしょうねぇえ。。。。

 

 昌文君が現れて、王騎と話をする。副将・蒙武について手綱を放さないように気をつけろと注意点を言う。快く了解する王騎に昌文君が勝報を待つと告げる。王騎も必ずと答え、騎馬をすすめていく。無事を祈る昌文君は手を組み拝手した。⇒ううむ…、漢同士の短くも強い会話は何時見てもいいものですなぁ 王宮から民の区画まで進む王騎がふと見上げると、区画を繋ぐ橋になんと大王・政がいる。見下ろす政は王騎を見つめる。

 

武運を祈ると秦王・政
ありがたくと礼を受ける王騎
。⇒
政が素晴らしく王の格を上げております! 昭王六将最後の大将軍は、最後の王号を止める若王の将軍として出陣するのでした!

 

うおおお、王騎将軍の出陣最高にかっこいいぞ★★★ これに比べたら白き死神の発進シーンなど粉ころがしのボディの光沢程度の輝きでしかねえ!!!

 

 秦の怪鳥復活の報は諸国に響き、魏・趙・韓はもとより遠く斉燕楚までも知るところとなった。⇒楚王の側で黙考していた武将は項燕将軍かな? 面白くなってきたと言っている燕の武将は樂間かな?? 怪鳥復活で一気に馬陽の攻防が列国の注目の的になった。その馬陽城ではひたすら見えない援軍の到来を信じて必死に趙の攻撃に耐えていた。王騎の軍が馬陽まで15日かかる。

 

 

 

 信百人将、姜瘣副将、渕副将が率いる百人隊がいる歩兵軍は馬陽まで9日の距離だった。⇒渕さん、姜瘣に馬貸したから轡をとっている。。。 夜半、伍長の尾到が用を足す。上をみると信が嬉しそうな顔をしていたので、側に行く。

 

 尾到と信が会話する。一年前は同じ村の一番馬鹿な下僕だったのに今ではその村の兵を率いる百人隊長だと尾到が誉める。馬鹿は余計だと信が言うにもかかわらず、尾到は兄・尾平が子分が百将だと威張りまくっていると喋る。信が尾平にムカついている。

 

 将としての第一歩だから無茶は勘弁しろと尾到が言う。信は任せとけと言いながら大将首を取るぞと息巻く。そんな信に余り無茶するなと無事に帰って結婚できないと言うのだが、信が嘘付けと否定する。⇒思いきし尾到が死亡リストのりまくっとります。。。

 

 しかし、行軍中に事件発生。。 趙の情報が次第に入るうちに恐怖を感じて逃亡する者が続出する!!  ふざけるなと信が吼え、副長の渕も5千人逃亡するほど士気が落ちているのは戦争など無理だと苦言を呈す。⇒信と修行した地では部族衆も必死だから逃亡者はそれほどでもなかったんでしょうね。。 

主人公がくじけてそれを克服するシーンは数限りないですが、大抵は完全に克服してしまう作品が多い。 しかし、この逃亡の可能性は戦い自体にいつも付きまとう、戦いに最後までついてまわる見たくない要素だが避けて通れないものです。それを主人公の戦いぶりにマイナスイメージでも、あえて付きまとわせながら魅せる「キングダム」は凄いと思う。

 見るに見かねて信が他の部隊を鼓舞しようとするが、他にも趙の強兵ぶりでビビッている。必死で激を言う信に対して、姜瘣が馬首を後ろに向ける。後に向く姜瘣に側にいた伍は後ろを向く。直ぐに聞こえ始めて地鳴りが後からだと気付いた百人隊が全員で後ろを向くと地平線が真っ黒にナッている。それは皆が驚き、姜瘣が言うように王騎が率いる騎馬軍団だったのだ。

 

ドオオオオっと見開き全部が騎馬軍団の進撃シーン! それを率いるのは秦最強の武将・王騎。戦場の士気を否が応でも変えさせる存在感で最後は王騎将軍が締める。。

 

 

 

 横山光輝は亡くなり、『蒼天航路』も既に終わる。 壮大な中華史を描く偉大な漫画家の系譜を継ぐ者はもはや原泰久を置いて他にいないと言わざるを得ない!!! 

 

 最新コミックス告知の呂氏の絵が素晴らしくダンディなかっこよさでしたぞ。 

 

 

 

 

 

φ(・ω・ )2012年回顧メモメモ

 

||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||その思いは今でも変えてはいない!!!

 

quotation:義風捫虱堂「戦う者に道が2つある。勝利と、死と!」080614

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