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信約キングダム 125回

キングダム編 第125話

柔のコードギアス、剛のキングダムとす!!(当時)

#「距離」
 飛信隊が遂に馮忌親衛隊と戦闘を開始した。隊長の信が自ら下馬して剣を振るうも、親衛隊の力は強かった。そこで副将・渕さんが伍長達に命じて更に伍を合わせた集の組で敵と戦う戦術を取った。

 親衛隊の一人Bが百人如きに手間取るとはと苛立っていたが、親衛隊隊員Aは凄腕な部を持つ者(信)がおり、集団で戦う術を知っている者達の百人はここまで突破しただけはあると一応誉めた。

 が、ここまで来させたのはわが軍の恥であると激昂し、親衛隊隊員Aはこの百人は細切れにして我等の恥を雪がねばならんと殺気ムンムンであった。

 その趙右軍の様子を本陣で見ていた軍師・趙荘は、奇襲部隊はこれで終わったと安心する。改めて配下の馮忌の戦術能力の凄さに感心しながら、馮忌を甘く見すぎだと秦本陣にいる王騎将軍に突きつける。当の王騎は尚も趙右軍を見据えていた。 趙右軍は秦左軍を圧倒し、軍全体の三割まで秦左軍は壊滅していたのだった。⇒もう、軍として保てないでしょう。。壁千人将は無事かな??

 王騎の最後の矢として放たれた飛信隊は馮忌親衛隊と死闘を繰り広げていた。伍長達の疲労は限界に達し、敵は強い。だがしかし、彼らは戦えた。

 俺たちの隊長・信が敵を斬る度に力が漲ってくるんだぁ!!! 伍長達は隊長の信の奮戦振りを目の当たりにしては限界の身体を奮い立たせた戦っている。親衛隊隊員Aも尋常ならずの飛信隊の戦いに目を見張る。若い隊長の小僧の戦いが完全に部隊の精神的支柱となっていることに注目しながらも、このまま戦えば消耗して倒れると目星をつけていた。⇒陣頭に立てば王騎軍は鬼神と化す王騎将軍の武威に信が近づいているようです!!!

 戦いの中で伍長の一人・魯延がなにやら渕副長に話をしている。何か悟った渕副長は隊長の信を呼ぶ。

 

 こちら趙左軍の公孫竜将軍の部隊では趙全軍をまとめていた。既に趙軍優勢になりつつある戦場で、予備の万極将軍の部隊も前進していた。 部下に公孫竜が話す。兵器にも殺傷範囲があるように、将軍達にも距離があると。その距離内で将軍の力は発揮される。

渉孟と万極は敵の目前まで、
兵法を扱う自分、公孫竜と李白は敵三軍まで、
軍師たる趙荘と馮忌は敵全体まで距離を覆う。

 しかしと公孫竜は、あそこは馮忌の距離から外れていると言う。その馮忌は秦右軍の崩壊を眺めていた。前進してきた騎馬隊の軍長を趙兵がしとめ、千余騎の掃討の目星がついた。⇒干央軍長がぁああああ。。(。>0<。)。

 歯ごたえ無き敵をつまらなそうにフンと言った馮忌は、奇襲隊が散りじりで半数まで減ったと聞いて終わったなと感想を述べる。

 と こ ろ が ・ ・ ・

本陣の側まで肉薄してきた一隊があった。

汗だくになっている伍長達、それを率いてきた馬上の信と後に乗っている姜廆の飛信隊であった。

 完璧な戦術をしてきた筈の馮忌と趙右軍に動揺が走る。

 

quotation:義風捫虱堂「戦う者に道が2つある。勝利と、死と!」080904 

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