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信約キングダム 138回

キングダム編 第138話

出た!!!

或る者は武神と呼び

また或る者は武の結晶と呼ぶ。

そして、また証言者は増え、こう呼ばれるだろう…。

 神のワンマン・アーミーとな!!!

 

#「夜襲」
 第一軍(軍長・録鳴未)第四軍(干央)連合軍の野営地に巨漢の男が大刀を引っさげて近づいてくる。男に気付いた兵士達が数人ばかりで、所属を言えと言う。男はその問いには何も答えずただ近づいてくる。顔には刀傷がきれいに一筋残っている…。

 その頃、信は何かの気配を察して丘の方に出掛けていった。同時に姜廆も禍々しい気配を察してその方向に早足で駆ける。自分と同じ気配、シユウではと思うがそれよりも異なる気配に不吉な予感を抱いたまま足は更に早まる。

ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ   九年前の悪夢フォン再来!

巨漢の男は大刀を一閃、たちまち10数人が瞬時に斬り殺された。。。 太刀筋が全く見えない。逃げ惑う兵士達に容赦なく男の大刀が襲い掛かり、一部隊が虐殺されてしまった。 逃げながらも兵士が敵襲を知らせる銅鑼を鳴らし、全軍に知らせる。それを聞いた信と姜廆はすぐに状況を見渡せる丘まで登った。⇒状況を見渡せる地点に向かった時点で指揮官として正しい行動ですね

 丘から見た信と姜廆は一部隊全滅の地を見ることができた。しかし、敵部隊の形跡は全く見られない。不審に思う信だが、姜廆はまだ気配があると感じ取っている。

 二人はそれぞれ敵の行方を知る。信は丘から見ていた兵士から部隊を全滅させた巨漢の男が向かった先を聞く。姜廆は気配を察し巨漢の男の存在を感知した。しかし、その先は…、

飛信隊がいた。。 アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ! !

 隊長の信を見送った後、銅鑼が鳴る。各伍長が迎撃準備を慌てる中で残っていた副長・渕が襲撃を受けた部隊が戦っているから落ち着いて隊列と武装を整えよと命令を下す。飛信隊各伍長が落ち着いて隊列を整えて迎撃に動く。

 守備に抜かりはない…、筈だった。。。 しばらく経っても敵襲に遭遇しなかった。飛信隊が進む中で隊長を呼ぶ他の千人長の声が聞こえる。隊長の信がいないので、代わりに副長の渕が行く。隊を離れた渕が歩いたその時に音が聞こえた。

フォン! 風を切るかのような音に振り向くと、上の丘から何かが飛び散り、何かが降りてくる。 次の瞬間、飛信隊の間に大刀を持った巨漢の男が現れた。⇒なんだ、この凄まじい俊足は!! まるで縮地の法でも持っているんじゃないのか w(゚o゚)w

 いきなり現れた巨漢の男に気付くのに間があった。黙する巨漢の男に只ならぬものを感じた目前の山和たち伍長三人がなんだてめえはと刀を向ける。同時にフォンと音が聞こえていた。。。

 一呼吸待った次の瞬間、山和達がいた場所から鮮血が吹き上がる! ついさっきまで目の前にいた人間がいきなり血しぶきをあげて死体と化した。 後ろにいた伍長の尾兄弟達は死の実感わかずに戦友が殺され、涙しか出てこない。

 動けぬ飛信隊の面々に巨漢の男の大刀は次の獲物に向け刃を向ける。ようやく化け物だと気付いた剣各伍長・崇原がみんな逃げろと怒鳴る。しかし、大刀は容赦なく飛信隊を虐殺していくのだった。⇒神のワンマンアーミー! 人が為すすべなく屠殺されていっています。。。 それを為すすべなく立ちすくむしかできない副長・渕は震えながら涙しか流すことができない。無残に部下が殺されていく。せめて隊長の信を心で叫んでいた。

 その信は飛信隊の方向に駆けている。⇒サイヤ人達に殺されていく仲間の下へ駆けつけている孫悟空さながらです。。。   

quotation:義風捫虱堂「Mr.ブシドーはMr.ビッグマウスである(赫怒)!!!」 081204      

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