信約キングダム 140回
キングダム 第140話
#「二対一」
趙軍本陣では山中で秦軍の居場所を特定中だった。総司令官代理の趙荘軍師は秦軍の孤立化を狙い、各個撃破を狙う。しかし、そこに総大将が行方不明の急報が入り動揺する。一体、どういうことだ!?
総大将は敵陣の真っ只中で信、姜廆と対峙していた。
「我を呼んだのはお前のようだな。子供だが命をもらうぞ。」 二人を前に男は喋る。信は混乱する。いきなりわけの分からんことを言うその男は二万を超える味方の夜営に飛び込んで、殺しまくっている。趙兵と思っても一人で夜襲など考えがたい。信が男の台詞に自分と姜廆があったことを思い出すと、姜廆が男と話し始めた。お前みたいな奴を呼んだ覚えは無いと。
龐煖「お前の意思ではなく存在が呼んだのだ。我が内に潜む“荒ぶる神”は他の強者の存在を一切許さぬ」もう信にはついていけない。
姜廆「貴様は何者だ」
龐煖「我武神龐煖也。」何を言っているか分からん状態の信だったが、武神の言葉に姜廆が前に言っていたことに触れたのを思い出す。信だけでなく、尾到や副長の渕、魯深、田有など数人が趙軍の総大将の名前と同じだと気がつく。しかし、彼らは全軍総大将が一人で夜襲を仕掛けることなどありえないと偶然に生じた真実を追い払う。
信が姜廆に前に言っていた奴なのかと問うが、姜廆は分からんと答える。
武神はただの言い伝えのはずだ。武神は呼吸の制限無く、“気”を操り常にシユウの“神墜し”と同等の力を持ち続ける―。 そんな奴が存在するはずが無い。
でも実際に目の前にいる男にはその気配が濃厚だった。
本物なのか、だとしたら武神には近付くなと村の伝わっていた教えにはあった・・・。
ためらっている姜廆を後押しするのは矢張り信だった。 武神だろうと関係ない、こいつは山和や脇次筏健ら大勢の仲間を殺したと吼える信が絶対に仇を討つと姜廆と合わせようとする。迷う姜廆は信に同意し、龐煖を挟み込む。隊の伍長はどうすることもできず、化け物相手にたった二人で挑むのに不安を感じる中で、尾平は少し期待する。
背中に回った信だが龐煖に隙が無い。相手は隊ごとなで斬りにする化け物だが、二人係なら何とか勝てると勝算を持つ。 にらみ合いの中で、信と姜廆が龐煖に飛び掛る。しかし、龐煖は予想外の行動を取った。
強者(姜廆)を倒すには弱点(信)を突け!!
アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!! 龐煖は背後にいる信に襲い掛かった! 信は完全に不意を突かれる。為すすべなく信は龐煖の必殺の剣戟を受けてしまう。隊長が先に倒されたと姜廆と飛信隊の皆が悲壮な表情で絶望を見る。
しかし、どっこい信は死んではいなかった。
とっさに剣をわき腹に当てて斬撃の場所を防いでいたのだった。感触が違うと龐煖が信を見続ける。死は免れたものの信がはるか遠くまで吹っ飛ばされる。かろうじて田有さんのフォローで飛ばされた信をキャッチする。伍長たちが信を一斉に呼びかけるが、信は気絶してしまう。必殺の一撃を防がれた龐煖が一瞬、信を見据える。
その一瞬を姜廆が襲い掛かる。しかし、龐煖がすばやくかわす。姜廆も距離を詰めるが龐煖の剣はすぐさま飛んできた。かろうじて姜廆もそれをかわす。
飛信隊最精鋭の二人が全く葉が立たない。圧倒的な龐煖の強さを目の当たりにした飛信隊だったが、姜廆が立ち上がってくると空気が一変する。
姜廆の動きに龐煖が足を止め、尾平達がいぶかしむ。伝説の強さを二人目が見せようとする。
HNをきちんと書き、辺境のブログであろうと
言葉を選んでコメントに来たことは此処でも忘れない。
- はじめてみせる羌カイの真髄、今までは本気は出してきませんでした(号馬の時は信と刀ち回りした後だったので除く)が、あの目からすると神降ろししてくれちゃったりするのかな?見所ですね^。 【羌小姐さん】
- 自分は単行本派なんで、この続きが気になるw 本編も “管理人”さんの感想も、早く読みたい 【濡れタオルさん】
- “管理人”さんは中国戦国史について詳しいんですね。キングダムに実在した人物が多く登場しているとは、この記事を読むまでは知らなかったです。自分のペースでゆっくり書いていってくださいねぇ 【濡れタオルさん】
返答①>はじめてみせる羌カイの真髄
果たしてホウケンに太刀打ちできるかははなはだ疑問です。なにせ王騎とのガチレベルですからね。 死なないことは確かですが…。
返答②>本編も 「五遷・主簿」さんの感想も、早く読みたい
おお、私の記事読者がいたのですかw(゚o゚)w 感激です。ちょっと記事が遅めになりますが、感想は最優先で書くつもりですから待っていてね。
返答③濡れタオルさん、二度のコメントありがとうございます。
>中国戦国史について詳しいんですね。
褒めていただいて恐縮です。しかし、私程度の知識は本屋で古代中国関係の本を読めば身につけられる程度のものです。リンク「連城」の初代十種にいる方々やプロフィールにある「勝・知」伝にいる人達のブログにはもっと多く知っている人達がいますよ。ご参考に足を運んでみては如何ですか?
quotation:義風捫虱堂「二対一。勝つのは?」 081227
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