信約キングダム 145回

キングダム　第１４５話

　毛利、服部ですか？？

＃「集」の作戦

　国の存亡をめぐって秦と趙が激しい戦をしている最中、兵士達を送り出した家族、恋人達は故郷で無事を祈っているのでした。⇒いつもながら原さんの絶妙な展開と切り替えには惹きこまれるわ。

　尾平の無事を祈り東美が守り石なるご神体を拝んでいた。それを見ていた尾到の恋人（結婚予定)がここは野犬が出るから危ないと心配する。二人一緒でご神体に祈ってからその場を立ち去る。離れた二人が守り石のほうを振り返ると続々と家族の者達が戦地から無事に帰ってくることを願って祈りに来るのだった。

　東美はもう尾平さんは死んじゃっているんじゃないかと泣き崩れる。尾到の恋人はあんたがしっかりしなけりゃ駄目じゃないかと介抱するが、なかなか東美は泣き止まない。⇒某ブログさんの記事でもあったけれど…、なして主人公より脇役に可愛いヒロインがいるかなぁああもう(#ﾟДﾟ)y-~~ｲﾗｲﾗ

　尾到の恋人はあいつらは運だけは人一倍強いから大丈夫、それにいざって言う時には信がいるからと東美を元気付ける。東美は里典のところの信君と思い出してようやく泣き止んだ。信は馬鹿だけれどそんじょそこらの武将より頼りになるからと尾到の言葉を話して聞かせる。⇒尾到…、お前って兄貴よりキツイ事言ってない？？　尾到の恋人は自分が最近、何度も同じような夢を見るのだと。その夢は何気なく帰って来た二人が大将首取ったぞーって言っている夢だと東美に話す。　

　その夢に出てきた二人でしたが、戦場で今まさに大将、それも趙三大天の一人の化物相手に戦おうとしていました。。。

　遂に趙の総大将をめぐり大乱戦になった。その戦場の中で尾兄弟は伍長の一人として、頼りになる飛信隊隊長・信の命令を息を殺して待っていた。

　尚も敵の総大将・龐煖に戦いを挑む信隊長の下、飛信隊は全員で龐煖と戦う。龐煖の周囲はすっかり騎馬隊がいる。騎馬隊を突破して龐煖に切りかかろうとする秦兵がいるも、あっさりと斬り飛ばされてしまう。軍長の干央も敵将・万極に阻まれて身動きが取れなかった。武はほぼ互角だ。

　飛信隊は戦う。隊長・信は石の伍に守られ、残る全ての隊士達は龐煖を囲むようにして三方に分かれる。姜廆が信の所に来る。もう疲労困憊の様子の姜廆に止めても無駄だぞと一言述べる。しばし黙っていたが観念したように姜廆も分かっていると言うだけだ。その場を離れる時、呼吸が戻らないから私の力を当てにしないでくれと言って行く。⇒後姿で喋っていたけれど無念だろうなぁああ。　しねえよと信もそっけない言葉をかけるのだが、自分はおぼろげながらも姜廆と龐煖の戦いを見ていたのでゆっくり休んでいろと心で呟くのだった。　後は、みんなの力を借りて俺が龐煖を殺ると戦意を高める。

　干央が万極と戦いながら信を見ていた。真っ先に戦うはずの小僧が突っ立っているのに不審を覚える。しばし考えてみると、何か狙っているのかと腑に落ちてきた。

再戦開始！！　伍長・石の石笛の合図で飛信隊が三方から一斉に龐煖を目指して突撃していく。緒戦でこの作戦を使った飛信隊は訳も無く敵軍を突破していく。敵の牙隊の妨害も抜けて龐煖が見える場所まで来た時、飛信隊は拾い集めた槍で一斉に龐煖に向けて投げつけるのだった。

　三方から襲い掛かる無数の槍を龐煖は易々と弾き返していく。返された槍で隊士が突き刺されるのだが、ひるむなと伍長・沛狼が一喝して飛信隊は尚も槍を投げ続ける。干央は唖然と見ているが、万極は早くそいつらを殺せと命じる。しかし、飛信隊は騎馬兵を抑えている。全ては信の作戦だった。

三方で槍を投げつけても龐煖は防いでしまう。だが、投げ続けることで龐煖の気をお前達に向ければ背後から信が襲い掛かるのにも気付かない。

後ろから信が襲い掛かる。しかし、龐煖はそれすらも気付き、横薙ぎに一閃する。

しかし、龐煖の横薙ぎこそが信の本当の狙いだった！！

ﾓﾋｬ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!

それでも龐煖は気付いて刀を振ってくる。横薙ぎに龐煖は一閃する。龐煖の凄さとは攻撃力だけじゃなく姜廆の舞すらしのいだその受けの強さにある。だからこそ必ず来る横薙ぎの一閃を引き出す。

　龐煖の高速の一刀に姜廆、尾兄弟が震える。しかし、信はこれすら見越していたのだった。

その必ず来る横薙ぎの一閃をかわして斬る。

　龐煖必殺の横薙ぎをしゃがんでかわし、遂に懐に入った信が龐煖に一刀を入れる！誰一人として懐に入らせなかった武神から血飛沫が上がるのだった。

　ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

王騎将軍、ご照覧あれ。　信が武神に一太刀浴びせたぞおお！！！　

ぅぉぉぉーヽ（ﾟωﾟ ）ﾉヽ（ ﾟωﾟ）ﾉヽ（ﾟωﾟ ）ﾉぅぉぉぉーヽ（ ﾟωﾟ）ﾉヽ（ﾟωﾟ ）ﾉ　ぅぉぉぉー次週が待ち遠しいぜええ

quotation:義風捫虱堂「龐煖公に一番槍ならぬ一番刀！」　090205