信約キングダム 155回
キングダム 第155話
大漫画家・横山光輝氏が生涯、描けなかった名将が此処に登場! 原泰久氏の漫画家冥利の見事さよ!! それはネタの挑戦と発掘である。
#「北の軍」
趙荘の本陣と王騎軍が激突している間、別軍はどうしているのかというと…、にらみ合いであった。
李白・公孫竜の趙別軍は秦の鱗坊・同金軍とにらみ合いを続けていた。これは趙荘の作戦通りに別軍同士で足を止める策であった。 しかし、李白は別の決断を下そうとしていた。
李白は軍を二つに分けて自分は趙荘に援軍を出そうとするのだった。趙荘だけでは王騎に勝てないと命令違反を覚悟で軍を動かそうとするのだったが、公孫竜に止められる。
李白は趙荘の策だけでは王騎に通じないと言うが、公孫竜はそれは趙荘も重々承知しているからこそ自分の策を惜しみなく蒙武に使ったのだと答える。腑に落ちない李白は策が無いのに趙荘は王騎とどう戦うのだと問う。公孫竜は趙荘は戦わない、戦場をこの山間に移した時からもう戦っていないのだと驚愕の事実を語る。
言っている意味が分からないと激昂する李白に公孫竜はもう明かしてもいい時だと前置きをして、此度の趙軍には大きな秘密があるのだと話し始めるのだった。⇒この様子だと戦略の全貌知っていたのはフウキと公孫竜と趙荘で、実際はあいつが作戦立案をしたのですね。
その頃、王騎軍は趙荘軍を追っていたが進軍速度が遅かった。王騎は策の臭いを感じていた。今の趙軍にたいした策は打てないはずだが、私を脅かすほどのものなら恐ろしく深いものだと警戒を強める。斥候隊からの報告で趙軍が蒙武軍を包囲殲滅中と聞いて王騎軍は進軍速度を早めるのだった。
秦国王都・咸陽では秦王・政が楊端和から驚くべき事実を聞く。
山の民は遂に匈奴と戦いに北上していった。総兵力八万の大軍で匈奴の地に攻め入った。政はそれで平然とここにいることは匈奴を討ったのかと聞く。しかし、楊端和は討てなかったと答える。昌文君はでは敗れたのかと問うが、楊端和は敵本陣に向かったが敵がいなかったのだと答える。敵がいないと首をかしげる政に、楊端和はそこで恐ろしいものを見たと話す。
十万人を超える匈奴軍の屍だ。 驚く昌文君と政だったが、昌文君は何者かが匈奴を討ったのか北の騎馬民族の覇権争いではないのかという。昌文君は北の騎馬民族と言っても内容は「月氏」「東胡」「匈奴」などに別れているからと言う。
それを聞いて楊端和は私も始めはそう思ったが、匈奴十万を殺したのは趙軍だと信じがたい事実を告げる。その戦場は丁度、趙国の北の国境付近で趙の北部軍が匈奴との大戦で打ちのめしたのだと言う。激昂する昌文君がこちらは趙国に諜報員を送り込んでいるのに、それほどの大きな戦があって気付かないはずが無いと震えを隠せない。
楊端和はお前達はそれを知らないのであれば恐ろしいことだと言う。楊端和は政に問う、どうして知らないのかと。 政が趙が北で情報封鎖をしているからだと答える。続けて何のためにと問われ、政が匈奴を倒すほどの強力な軍が入ることを隠すためと答え、隠してどうすると楊端和は問いを続けると、政は驚愕の推論に行き当たる。
隠しておいた匈奴を倒すほどの強力な軍を今の秦と趙の戦いに横から参入させる!!楊端和は戦っている両軍が拮抗していれば、この参入で勝負は趙軍のものに終わるだろうと語る。全く気付かなかった作戦に昌文君はそんな馬鹿なと机を叩く。
北の軍の南下は私の推論だがと前置きした楊端和は、是を本当に実践する者は恐ろしい策略家と答えながら、匈奴十万を葬った趙北部軍の指揮官もなと言う。⇒今話は前置きが多いですね。。。
あの戦場を見て驚いたのは屍の多さで無くやられ方だったと答える。殺され方が一方的で、武の力でなく策の力で敗れていたと。
同一人物かと政が言うと、十分に考えられると楊端和は匈奴十万を殺戮したその男の名は李牧と答えた。
戦国期最強にして雁門の名将・李牧が遂にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉーこれだから『キングダム』感想は止められないぜ!!
quotation:義風捫虱堂「真打ち登場!!」 090425
| 固定リンク | 1
「趣味」カテゴリの記事
- 582(2024.07.07)
- 今年のキングダム☆ハイライト(2018.12.31)
- 作戦を出すことは誰にでも出来るが戦争を成せる者は少ない(2018.12.02)
- 将兵と共に成し遂げた全てのものは団結の賜物(2018.11.18)
- 指揮官はまず楽観的であることが重要である(2018.11.18)
コメント