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信約キングダム 156回

キングダム 第156話

「タ●タ●ア」如きで史に名を残す名将と同列にならぶスケールのキャラがいるわけがないし、穴埋めなんてできるわけがない。 名将の代わりは誰にもできない。ちょっとできる凡将キャラで憂さ晴らしなど市販の羊羹で虎屋の羊羹の味を間に合わせるくらいなら…。

「到着」
 趙と秦の戦いが佳境に入る頃、河了貂がいる高台に異変が起こっていた。何処からともなく聞える馬蹄の響、貂が何この音と疑問に思うときには既に事が起きていた。

(ノ∀`) アチャー軍師学校の生徒達全員、敵に捕まってしまいました。。。 高台を趙の騎兵隊がいっせいに囲む。年配の生徒が敵兵におびえ、蒙毅は一体どこからと突如現れた趙兵に驚愕する。

 さらに驚くことに趙兵たちが一斉にお迎えに上がりました李牧さまと、自分達と一緒にいた男に礼をとっていた。当の李牧はご苦労様ですと軽く挨拶を交わした。

 瞬く間に捕らわれた蒙毅や貂たち。高台は趙兵が占拠してしまう。貂はさっきまで仲良く話をしていたカイネにだましたのかと噛み付く。カイネはそんな貂にガキみたいなこと言うな、これは戦争だぞっと頭を軽く叩いて喋る。言われてその通りで貂はクソオっと悔しさを噛み締める。旦那たちが殺すのかと震えながら聞くと、カイネは非戦闘員は殺さない、戦いが終わったら解放してやると答えて高台を後にする。カイネが貂に飯がうまかったと礼を飛ばすと、蒙毅がたまりかねて李牧とは何者か、この戦いにどう関わっていると問う。カイネは蒙毅の一つめの質問に、趙の三大天の一人だと答えるのだった。蒙毅は驚愕する。⇒遂に出てきた本物の名将! 渉孟は最後まで三大天の枠は既に埋まっていたことを知らなかったのは哀れなり。。

 

 一方、趙の本陣では蒙武・隆国連合軍がメタメタに痛めつけられていた。

 崖の壁際まで押し込められて、蒙武もその場から抜け出す力も残っていなかった。⇒汗ダクダクジャン 隆国が最早これまでかと観念しかけるその時に援軍がやってきた。

 総大将・王騎の率いる本軍が趙本軍を捕らえたのだった。趙本陣は軍師・趙荘が龐煖に王騎が来ましたと伝える。黙して語らない龐煖だったが…。

 にわかに王騎が龐煖と話し始める。

 ここまで随分かかった、五日ではなく九年もと。その話を聞く龐煖の顔がにわかに一変し、殺気が満ち溢れていく。そして、それは王騎も同様だった。龐煖は自らの顔に受けた傷をさすりつつ、王騎は不適な笑みすら浮かべるような顔で二人はにらみ合う。

 さあ、決着をつけるとしましょうか。化物同士の殺し合いが始まる。。。

 quotation:義風捫虱堂「誰も私の代わりなど務まらない。」 090507  

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