信約キングダム 171回

キングダム第１７１話

死んで欲しくないキャラとはこの方だけだ。TVアニメのキャラはとっとと死んで浄化作用とせよ。

＃「将軍の景色」　
　長きに亘る趙秦の戦いも最終幕にかかる。趙の本陣には次々と報告がもたらされる。

1. 魏加、討ち死に！（信が真っ二つにしたからな）　片腕と頼む中華十弓の一人を殺されて、総大将の李牧と佐官のカイネも表情が曇る。
2. 龐煖様が王騎を討ち取りました!! 趙本陣が喊声で沸き立つ。しかし、李牧は間違いありませんか、間違いなく王騎は死んだのですねと念を入れて確かめる。⇒流石に大将軍は勝っても気を緩めない。　伝令はもう一度報告を整理して、私が見たときには息がまだありましたが、王騎は胸を貫かれて時間の問題ですと再度、報告する。本陣の兵たちはそれでも王騎は虫の息であると値踏みする。
3. 右軍で一部の秦兵から被害を受けている。　⇒蒙武将軍、奮闘していました！
4. 正面より敵がこの本陣目掛けて突撃してくる。その部隊は趙荘を討った部隊だ。 本陣は正気かとどよめく。

　李牧大将軍は王騎は倒したが、敵の無力化にはいたっていないと結論を結ぶ。まだ戦いは終わってはいないのだ。

　龐煖のことを李牧が伝令に尋ねる。

　龐煖は興が乗らん状態でした。。。( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ　　王騎が去っていくのも放って置いたまま見ているだけだった。追撃しようとする配下の兵たちには見せしめに一人殺して、追うなと命じる。王騎を見る龐煖は恐るべき相手がもう消えるという感情なんでしょうね。⇒もう宿敵の命数はあとわずかだと見ているのでしょうか？

死中に生を求めて！　王騎親衛隊と飛信隊は瀕死の王騎将軍を守って活路を斬り開いていた。飛信隊は王騎親衛隊の馬に乗って共に敵軍の中を斬り拓く。

　飛信隊最年少の昴君はみんな敵だらけで助かりっこないとなみだ目です。　そんな中でも少年ながら隊長の信は王騎将軍を支えながら馬を走らせていました。　敵が容赦なく王騎将軍の姿を見つけて、討ち果たそうと襲い掛かる。

　手がふさがっている信の騎馬を守るため、王騎軍の騎兵が命を捨てて趙兵の刃から守る。どんな姿でも殿を城へお帰しするのだｧああと絶叫して王騎軍の騎兵は戦死する。　　　　　　　　　　　　

　超本陣も騰騎馬隊の被害が広がっていた。本陣から奮闘する秦兵を見ていたカイネは死ぬと分かっている王騎を脱出させるために必死ですと大将軍に言う。李牧も趙が王騎の屍をもらえば辱めの限りを尽くすからと答える。

　今の秦兵が一番怖いと言いながらカイネは同じ立場なら私たちも鬼となって戦いますと話す。胸の奥が痛いですねと答える李牧。

「だから戦は嫌いです。しかし、感傷的になって道を開けてやるわけにはいきません。」

戦の理不尽を知りつつも、李牧は国を背負っている大将軍として戦うのだった。

　敵軍の真っ只中で戦う飛信隊と王騎親衛隊。多勢に無勢で一人また一人と散っていく。どうにも出来ない悔しさを噛み締める信に、趙兵数騎が正面から襲い掛かってきた。両側から襲われて身動きできない状態に、趙兵から手柄はもらったとばかりの表情をみせる。そのまま攻撃を受ける破目に追い込まれた信だった。

　しかし、意識を取り戻した王騎が趙兵を宝刀一閃して、信を救った。⇒　(｡＞0＜｡)このシーンを見て、『龍-RON』を読破した私は王騎生還フラグを90％諦めたよ。。。意識を取り戻した王騎の姿で皆が元気付く。しかし、非常時とはいえ王騎の馬に乗っている信は黙ってしまう。⇒いくら無法の信でも大将軍の馬に乗馬するのは流石に恐れ多いと思ったんだろうネエ。

　そんな信に王騎が、私以外で愛馬「鳳」を御せるとはやるではありませんかとお褒めの言葉をかける。思わぬ言葉に驚く信は、馬が勝手に走ったので俺は何もしていないと答える。そんな信に王騎は優しげな眼をする。⇒つまりは「鳳」がそれだけ信の乗り手に応えているという証でしょうからね。実際、馬は乗り手を選ぶので長距離を自由に走らせるのは乗り手が下手だと出来ないですから。

　王騎は信に背筋を伸ばし、眼を閉じて深呼吸をしなさいと命じる。私と共に馬を乗るのは貴重な体験ですよと戦場にいながらも別の場所にいるような言葉をかける。流石にこんな時にと信が言うも、王騎は後ろから信の首を掴んで従わせる。信が王騎将軍の言葉に従う。

　「…信、余り時間がないのでしっかり聞きなさい。」

　王騎将軍が信に伝えていく。

　乗っている馬「鳳」は将に将軍の馬、その将軍の馬に乗っていることを理解しなさい、そして理解したらゆっくりと眼を開いて目にするものをよぉく見てみなさいと説明していく。⇒(ノ＿≦。)　死に瀕しても贅沢すぎるほどのイメージトレーニング！　ここまで王騎将軍は信を気に入っていたのか。。。

　敵の軍とその顔、味方の顔、天と地をと順繰り王騎将軍の言葉をたどりながら信が目を見開いていく。それまで見ていた景色が鮮明になっていき、拡がっていくことを信は総身が震えるほどに言葉が意味するものを感じていく。

　「これが将軍の見る景色です。」

見事な導き(≧ｍ≦）！　この時に全身に力が戻ったと信が感じ取る。少しだけ分かったと言う信に王騎は将軍の目からは様々なものが見えると教える。

　その王騎が指差すところから蒙武将軍に随行していた隆国軍長が部隊と共に駆けつけてきた。王騎親衛隊は友軍到着に元気が出る。

　隆国は王騎将軍達を蒙武将軍の部隊が切り開いた道があると言って、そこまで先導する。流石は蒙武ですねと言う王騎将軍は皆で死地を脱しましょうと言うのだが…。

。*((艸д・。`*)゜*。　最早眼に光が…。

あの時に来た勇者たちよ。

ＨＮをきちんと書き、辺境のブログであろうと

言葉を選んでコメントに来たことは此処でも忘れない。

1. 私もキングダムの大ファンです。特に主要人物の中で実在していなかった王騎は物語の鍵を握っており、最強として秦軍を支えていくと思っていたのでこの展開はビックリでしたが、、、
   　 私も「王騎は信をどこまで気に入っていたいたのか」という部分が気になります。そらく盟友、昌文君経由なだけに気にかけてはいたのでしょうが、、、どこからそこまで気に入るようになったのでしょうね。　　【だいさん】

返答①＞私もキングダムの大ファンです。

　オオ、同志よ！これからも見届けていきましょうね。

＞特に主要人物の中で実在していなかった王騎

　モデルがいるそうですよ。そのモデルの人物もやはり始皇三年で死んでいました。

＞王騎は信をどこまで気に入っていたいたのか

　嗚呼、字が重なってしまいましたね。お見苦しいところを…。しかし、まれに見る名作ですね。こんな作品がもっと増えればいいのになぁ。

　quotation:義風捫虱堂「戦場に生きんとする者、死なんとする者、共に哀し。」　090830